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ネットで表現し発信する楽しさと戦略

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ガツガツ行けない私が、note・ブログ・ツイッター・インスタグラムなどで注目を集めるための戦略。でも焦らずに一歩一歩を楽しみながら。
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#コラム

初めて真面目に短歌を作ってみた感想

初めて真面目に短歌を作ってみた感想

これは小回りが効く便利な表現ツールだ。

今までの自分の文芸は「大砲」だった。
重く・強烈に・わかりやすくを心掛けていた。

しかし大砲は一発が重い分、発射の準備にも工程を経る必要がある。
一つ投稿するにもかなりの集中と体力を使っていた。

その点、短歌は小回りが効く便利なツールだと思った。
心の溝に積もった感覚を、気楽にすくい上げて表現することが出来る。

しかも短歌を何首か集めて一つの世界観を

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ずっと憧れていて、ずっと追い求めてきたものの正体が今ようやくわかった

ずっと憧れていて、ずっと追い求めてきたものの正体が今ようやくわかった

図書館で感じた、毒親育ち的な揺らぎと欠落感。

しかし真に追求すべきものとは何か。ずっと憧れていた人たちが本当に表現していたものとは何だったのか。

前回の記事(大学時代の友人のツイッターを数年ぶりに見て覚えた劣等感と、前に進む意志)からの流れを汲んでいるので、未読の方はそちらから読むことをおすすめします。面倒だったら読まなくてもたぶん大丈夫です。

図書館にて
なんだかんだ言っても未だ活路が見え

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大学時代の友人のツイッターを数年ぶりに見て覚えた劣等感と、前に進む意志

大学時代の友人のツイッターを数年ぶりに見て覚えた劣等感と、前に進む意志

小説でとある賞を受賞していたり、他でも自分との圧倒的なレベルの差を見せつけられたり。数年前の大学時代は同じくらいの位置にいたのに。

(自分にとって大学時代は、最も病んで荒れて壊れていた時期です。後述しますが、周囲の人と衝突したり、迷惑をかけていました)

しかしつらいだけで終わらせずに、前に進む意志へと繋いでいく。僕が真にやるべきこととは何か。

数年ぶりに友人のツイッターを見たきっかけは、深い

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文章の受け取り方には個人差があり、快・不快のポイントもそれぞれ違うけど

文章の受け取り方には個人差があり、快・不快のポイントもそれぞれ違うけど

あなたはウェブ上で何かを批判している文章に出会ったとき、「攻め」と「受け」、どちらの姿勢で読むことが多いですか。

もちろん各々の文章の書かれ方によって、どの立場に感情移入するか、どこに自分の信条やアイデンティティとの関連を感じるか等、千差万別だとは思います。

だとしてもそこにはきっと個人的な傾向があるはず。

(このノートにおいて伝えたいのは、僕は刺激的なことや挑発的なことも書くスタイルでやっ

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なぜ、自分はまだこのnoteという場所で書き続けるのか。(2019年版)

なぜ、自分はまだこのnoteという場所で書き続けるのか。(2019年版)

「好きなことで生きていく」に必死になりそして敗れた人間の、その後。
人生は死なない限り続いていくのだ。

「好きなことで生きていく」をやりたかった、本当の理由
なぜ「好きなことで生きていく」をやりたかったのか。

それは、自分という人間が

ただ生きていることを肯定されたかった

からなのかもしれない、と思っている。

過酷でつまらない労働に耐えなければ生きていけないのなら、それは人間の存在価値が

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"知っている人"の小説を読むのが楽しい

"知っている人"の小説を読むのが楽しい

この前、友達とお互いに小説を見せ合って、感想を交換した。

学生の頃なら文芸部とかもあるだろうけど、今となってもそういうことに付き合ってくれる人はとても貴重だ。

自分としては小説という形態で文章を書くのはあまり得意じゃないけど、
向こうは小説を書きたがっているし、
じゃあ自分もそれに合わせるか、と思った。
他の形態なら上手に書けるというわけでもないし。

それに、リアルの人間関係において、エッセ

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「見ているだけの人」が実は一番多い。スキやコメントをする人よりも。そして "スキ"の使われ方を分析する。

「見ているだけの人」が実は一番多い。スキやコメントをする人よりも。そして "スキ"の使われ方を分析する。

noteの仕様もあって、投稿する側としては、スキやコメントやシェア等をしてくれる人の存在が大きく見えます。

でも数としては「見ているだけの人」のほうが圧倒的に多いはず(他の媒体でもたいていそうだけど)。

その中には悩んでいる人もいると、僕は想像しています。

そして「スキ」の使われ方についても。

(もちろんどんな読まれ方でもみんな有り難いし、自分はネットに多くを依存している人なのでかなり支え

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「ダメ人間」にずっと救われてきた。彼らは、働かずに好き勝手していることで一つの重要な役割を全うしている。そんなダメ人間の良さを徹底考察する。

「ダメ人間」にずっと救われてきた。彼らは、働かずに好き勝手していることで一つの重要な役割を全うしている。そんなダメ人間の良さを徹底考察する。

この前の投稿では、前向きな人とかやさしい人を肯定するようなニュアンスで書いたし、それは実際そうだと思ってる。

でも、ダメ人間(言い方悪いけど他に思い浮かばなかった)も好きだし、とても救われてきたなと書いた後に思いました。ならこちらにも触れないわけにはいかない。

// この前の投稿 → noteに真剣に取り組むということは、青春だ。

諦めと不満が場を支配している、匿名掲示板や配信サイトをどうし

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noteに真剣に取り組むということは、青春だ。

noteに真剣に取り組むということは、青春だ。

土曜に「最も病んでた頃の紙の日記を公開…!!」という記事を書いた。

それまでの下書きに加え、一日の作業時間は10時間程度で、魂を込めて全力で仕上げた。

なんというか、いつも生きた証を刻み付けたいと思って書いてるんだよね。だっていつ死ぬかわからないじゃん。

日曜は、その疲れでネットから離れていた。また海へ行った。喧噪から少し離れたベンチで考え事をしていた。浜風が肌にやさしかった。

そして今日

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友達だけに話すようなことを書きたいと思ったので、買い切り250円の有料マガジンを始めました。その思惑とか中身について。

友達だけに話すようなことを書きたいと思ったので、買い切り250円の有料マガジンを始めました。その思惑とか中身について。

友達だけに話すようなことを書ける場所がほしいと思ったので、買い切り250円の有料マガジンを始めます。

いま自分のいくつかの個人的な話に250円を出してくれる方がどれくらいいるのだろうかという、実験的な意味合いもあります。新しい試みをやるのって楽しい。

(買い切りというのは月額課金ではなく、一回きりのお金のやり取りでおしまいだということです。月額でやる自信はまだなかった)

誰でも見れて、誰が見

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クリエイティブな事は「分業」しにくいから収益化が難しいのか?(創作とSNS適性などの思い付きの話)

いまはSNSをうまく利用する人達が注目を集めることが多いですが、
SNS適性が無い人の中にも良い作品を作っている人がたくさんいると思うんですよね。

……前者の人に比べて注目されにくいですけど。

そしてクリエイティブな度合いが高いものを作るにあたって、分業が出来る度合いが低いこと(交換不可能性)がその分野の収益化の難しさに影響しているじゃないかという話を後半でしてます。「家を建てる」と「歌を作る

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自分を見失ってから、自作フリーゲームが「窓の杜」に掲載されるまで(2/2)

自分を見失ってから、自作フリーゲームが「窓の杜」に掲載されるまで(2/2)

前編はフリーゲームと直接関係のない個人史の話をしすぎましたが、続きを書いていこうと思います。普通に話を進めるのがどうも苦手だ。

技術的な話やノウハウの話はしておらず、「読み物」のつもりなのでご注意を。フリーゲームに詳しくない人にも読んでほしいです。

【前編はこちら → https://note.mu/sdw_konoha/n/n013ac4fb9803

前編では、

・まずRPGツクール

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自分を見失ってから、自作フリーゲームが「窓の杜」に掲載されるまで(1/2)

自分を見失ってから、自作フリーゲームが「窓の杜」に掲載されるまで(1/2)

あるすごく病んでいた時期のことだった……と言ってもいつもそういうとこあるし、万全な状態というのがたぶん人生を通して一度もない。

ともかく体調は安定せず、自分の中にあるものを形にして表現することも難しかったし、作業時間もなかなか取れなかった。

それでも合間をぬって、フリーゲームを趣味で制作していた。RPGツクール2000(PC用ソフト、作ったものはネット等で自由に公開可能)を使って。

なぜ苦し

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苦手なりにもアピールしていくために、約8年間のネットでの活動と実績を振り返る(その動機+ブラウザゲーム制作・運営編)

苦手なりにもアピールしていくために、約8年間のネットでの活動と実績を振り返る(その動機+ブラウザゲーム制作・運営編)

ここ2年くらいは「ブロガー」という肩書きで活動してきました。

しかしもうブログだけが中心というわけではなくなってきたので、約8年間のネットでの活動を振り返って違うアピールの仕方を考えていきたいと思います。

こういうのはあんまり得意じゃないけど、必要なことなんだと思います。そしてまた過去を振り返る系の話だ。(そういう人間)

今回違うアピールの仕方を考えようと思った動機は、もはやブロガーが増えす

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