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セントケア

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#毎日note

真・善・美 - 社名の由来

真・善・美 - 社名の由来

今さらですが、「セントケア」という社名の由来について。

昭和58年に創業した際には、まだ「日本福祉サービス株式会社」という社名でした。

当時は介護保険が始まるずっと前ですから、まだ社名に「福祉」の文字が入っていたのですよね。

介護保険が始まって、私たちがする仕事は療養上のお世話である福祉事業ではなく、お客様の自立を支援する介護事業になりましたから、2002年に「セントケア株式会社」という名称

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似ているけれど、違う意味

似ているけれど、違う意味

仕事の話が続いておりましたので、この辺りでひと休みを。

今回は、似たイメージなのですが、実は違いのある単語たちについて。
普通に日常で使用している言葉ですが、実は細かなニュアンスの違いがあります。

1.「おにぎり」と「おむすび」
おむすびは三角形のもの限定とのこと。全てはおにぎりに含まれます。おむすびの由来が気になった方は是非調べてみてください。

2.「給与」と「給料」
給料は基本給のみのこ

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そこに意志はあるのか

そこに意志はあるのか

何かの宣伝の文句のようですが、今回は真面目に私たちの仕事、介護についてのお話です。

おかげをもちまして、このコロナ禍の状況下においても、在宅というのはクラスターが発生しやすい施設環境に比べると比較的安心して過ごせる最後の砦でもあるからか、サービスの需要は少しずつ伸びております。

そういった中だからこそ、サービスのご依頼をいただいたお客様をきちんと守れているかどうかが重要です。

ここで言う「守

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使われない機能は衰える

使われない機能は衰える

マザー・テレサの「思考は運命を変える」という教えの中の一文に「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから」というものがあります。

良くも悪くも自分がとった行動の積み重ねは習慣となって、自身の性格や運命など環境にも影響を与えていきます。

そして、「良い行動」というのは自らの機能をより良く活用していくものでもあると捉えています。

機械と人間はもちろん違いますが、機械であっても常に油を注して

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「察してくれ」は求めない

「察してくれ」は求めない

Netflixの企業文化について書かれた本については、既に何度か紹介をさせていただきました。

その中でも何度も繰り返し述べられていたのが「コンテキスト」の重要性について。

日本の文化というのは単一民族から成り立ってきたこともあり、「言わなくても分かるでしょう」ということが社会の中でも会社の中でもまかり通ってしまうことがままあります。

この、「言わなくても分かるでしょう」という思い込みは、言い

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張り紙をしない意味

張り紙をしない意味

当社では、標語の張り紙を原則禁止にしています。

会社によっては、例えば「挨拶しましょう」とか「土足禁止」とか「社内禁煙」とか「整理整頓」など様々な張り紙を貼っているところもあるかと思います。

よくよく考えてみて思うのは、張り紙を貼っているから皆がそのとおりに行動するわけではないのですよね。

行動しない人たちがいるから、新たな張り紙が次々と付け足されていくのです。

全員が具体的な行動をとるよ

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トイレを磨く

トイレを磨く

前回に引き続きとなりますが、当社には「トイレ掃除はリーダーが担当する」という方針があります。

これは、不衛生な場所を一番清潔に保っている人が一番気づける人になるという考え方からです。

立場がある人ほど多くのスタッフへの責任を背負うわけですから、より気づきの多い人である方が望ましいです。部下の内面の変化を知るには気づきが必要です。

私も長年トイレ掃除をしていますが、教わった師匠の師匠である鍵山

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優れた組織体系

優れた組織体系

「ティール組織」という言葉があります。

本屋さんに行くと、この単語を含んだ経営の本が結構出ています。

モデルとなる実在組織としましては、グーグルのようなIT企業もありますし、私たちの業界と関係するところでは訪問看護の会社なんかもあります。

医療関係の方は、オランダの「ビュートゾルフ」という会社を聞いたことがあるのではないでしょうか。社名は「地域のケア」という意味のオランダ語のようです。

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営業活動にかえて

営業活動にかえて

コロナ禍の中、いつものような訪問営業もなかなか行きづらくなりまして、これまでのやり方、考え方、価値観を変えて対応していかないといけなくなってまいりました。

今回のコラムも、そんな営業の一環として始めさせていただきました。

事業経営とは、お客様の要求に合わせて混乱し、その混乱の中から新たなサービス体制が生まれるものなのだと学んできました。

今回の混乱においても、ここから新たな取り組みが生まれて

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企業文化

企業文化

先日、動画配信サイトを運営するNetflixの創業者が書いた「No Rules(ノー・ルールズ)」という本を読みました。

企業の代表による独りよがりの話ではなく、外部の経営学者と共著となっており、創業者の話の後に、その話を裏付ける形で各地の社員へのインタビューによる実例が交互に挙げられている構成となっています。

本のタイトルに示されるように、この組織には社員の能力を抑制するような縛りはありませ

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企業に大切なのは「思想・価値観」

企業に大切なのは「思想・価値観」

🍜【はじめに】
先日、Netflixの創業者が書いた本、「NO RULES」を読みました。

飛躍的に急成長して世界展開をしている大企業ですが、そこで掲げている方針が「自由と責任」。

一見ルールが全くないようなタイトルと方針ですが、よく読んでみると何よりも「企業文化」を大切にしていることが分かります。

かのピーター・ドラッカーも、「企業文化は戦略に勝る」という有名な言葉を残しています。

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