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いいなあ!とか、おもしろい!!と思った記事を集めてます。書いてくださったnoterさんに感謝。
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2024年6月の記事一覧

【ブレイディみかこ】大人は子どもに理想をおしつけ過ぎている?

【ブレイディみかこ】大人は子どもに理想をおしつけ過ぎている?

今日は痛快な話を聞いた。

高校生の娘さんを持つ知人が
こんな話を聞かせてくれた。

ブレイディみかこさんの
少年小説『ぼくはイエローで
ホワイトで、ちょっとブルー』。
イギリスの貧しい地域で
生き、悩み、考える子供たちを
描いたベストセラー。

この本に感銘を受けた人は
たくさんいるでしょう。

知人はその本を、
きっと共感するだろうと、
高校生の娘さんに勧めたんです。

でも、読み終わった娘さ

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『電磁車輌コトディーンの世界』展に行ってきました

『電磁車輌コトディーンの世界』展に行ってきました

『電磁車輌コトディーン』をご存知でしょうか。ご存じないですよね。知ってる方が珍しいと思います。これは香川県の鉄道会社「ことでん」が2019年からやっている「謎の企画」です。

ストーリーに沿って地域を巡る…まあ要するにスタンプラリーなのですが、なぜか世界観が昭和レトロのロボットヒーローものでして、非常に懐かしく、そして無闇に暑苦しい物語がことでん沿線を中心に繰り広げられているのです。

え?お前は

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わからなくていいのかもしれない

わからなくていいのかもしれない

わたしの母は認知症になってから、いろいろと作り話をするようになった。
最初のころは周りの人も、その話が本当だと思い、熱心に聞いてくれていた。
なので話の後からすぐ、わたしが訂正していた。

最近わたしの家で、わたしのつれあいと三人でお菓子を食べていた時、つれあいが母に「この中で誰が一番年上かなぁ」と聞いた。
すると母は、「そりゃわたしが一番下やわ」と、自信満々に答えるので、大笑いした。
みんなが笑

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【売れるマーケ】行列の作り方。

【売れるマーケ】行列の作り方。

最近話題になっているパティシエのお店は、
いつも行列ができています。

その行列は、さらに行列を呼び、
たくさんのマスコミも集めています。

私は、「相当美味しいのかなぁ。一度行ってみなければ」
と、単純に思っていました。

しかし、
お店を紹介するテレビ番組をじっくり見ていると、
あることに気づきました。

行列の“からくり”とも言えることです。

このお店は、店頭販売の奥に小さなカウンターがあ

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【トマト肉じゃが】味の秘訣は「水」じゃがー。

【トマト肉じゃが】味の秘訣は「水」じゃがー。

定番の甘辛肉じゃがはおいしい。
安定の味で、人気がブレることはなさそう。
季節を問わず作れるところもいい。

気づけば6月で、そろそろ梅雨間近。
湿度が高くなってすっきりしない。
そんな時こそ、いつもとは違う「トマト肉じゃが」を全力で推したいのです。

だし不要!「水」で煮ます。
トマト、豚バラ肉、玉ねぎが、驚きの旨味を出しまくるので、水で煮たとは思えないおいしさ。

長年抱き続けた「だし神話」が

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みつばちのB(2)

みつばちのB(2)

えさ集めの仕事のよい所は、この仕事が、花たちのためにもなる所です。
花たちは、わたしの訪問をいつも喜んでくれます。

わたしが訪れることで、花は実をつけることができるからです。

花とみつばちはWin Winの関係。

食べ物を得る=相手の命を奪う
ではないことを、わたしはとても嬉しく思っています。

そして、自然界全体が、花とみつばちのようになれないものか、
と思わずにはいられません。

   

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満月の夜話(10) - 満月カレー -

満月の夜話(10) - 満月カレー -

今夜は満月ですよ、カレーにしませんか?

クツクツとカレーが煮込まれる鍋を見て、
私は何歳の自分を思い出していたでしょうか。
カレーという料理はそれほど大きくは変わらないものですが・・・・・・

まず私は、25歳の頃のカレーを思い出しました。嫁入り道具の1つとして持たされた花模様が描かれたホーロー製の小さな鍋で煮込まれたカレー。
慣れ親しんだ名字は、EXPO'70大阪万博があった年に主人の名字に変

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大阪のおばちゃん ステレオタイプ

大阪のおばちゃん ステレオタイプ

私のことではありません
私は東京に魂を売りましたから。

でも、せっかちだったり、
大手量販店で値切るのが得意だったり、
「知らんけど」 的な責任回避の言葉を
よく使うと子どもたちに指摘されたり、
アメちゃんをいつも持ってたり、
上沼美恵子を超える女芸人は現れるのか、
と気にしたりはしています

ですが大阪のおばちゃんの象徴、
“ヒョウ柄” の服だけは絶対に着ません

ヒョウ柄のものは一つも持って

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コミュニケーションの技術

コミュニケーションの技術

“コミュニケーション” というタイトルに
“結界” を示す 鳥居の写真。
(和多津美神社さんのSNSより)

いったいどんな繋がりがあるんだろう?…
と 疑問や違和感を感じられた (かもしれない)
勘のいい そこのアナタ

あなたのような 感覚の鋭い方たちには特に
ぜひ 読んでいただきたい記事です。
少しお時間をくださいませんか?……

*****

この記事は 以前
外国に留学に行く人たちに向け

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【発酵しょうが】保存瓶を頬ずりしたいほどの激推し香味野菜。

【発酵しょうが】保存瓶を頬ずりしたいほどの激推し香味野菜。

しょうがは、にんにくとともに代表的な香味野菜。

同じ料理に使われることが多々あり、相性が悪いわけではないので、良し悪しに順位はつけられない。

今朝、発酵しょうがの瓶を開けた。
仕込みから17日目。
上部から発酵が進んできたようで、色が茶色に変化している。
しょうが特有の香りは穏やか。視覚でさわやかさを感じてしまい、早く食べたい欲望を抑え込む。

たまたま「発酵しょうが」なるものを教えていただき

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人気も実力のうち

人気も実力のうち

もう今後就職活動などはしないつもりでいるけれど、企業が若い人を取りたがる気持ちはよくわかる。実際若い人と一緒に仕事をしていると、自分が何か月もかけて覚えた仕事を1、2週間で覚えてしまったりして…やるせなくなる時がある。若い人は仕事覚えるのも早いし、職場の雰囲気が明るくなるし、若さは実力の一つだと思う。

人気もやはり能力の一つだと思う。そんな、芸能人じゃあるまいし…と思うかもしれないが、一般社会人

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【美術と日記】河鍋暁斎の絵日記のおどろきのおもしろさ!そういえば自分も記録を絵にしていたことがあったなと20年前を思い出す

【美術と日記】河鍋暁斎の絵日記のおどろきのおもしろさ!そういえば自分も記録を絵にしていたことがあったなと20年前を思い出す

河鍋暁斎という画家のことは知りませんでした。でも、この画家が残した絵日記を知り、たちまちそのおもしろさと活力に魅了されました。

早速ご紹介してみたいと思います。

絵日記がはじまる

1870年(明治3)頃より付け始めたといわれている暁斎の絵日記。とすると、暁斎が39歳くらいからとなるでしょうか。59歳で亡くなっているので約20年間描き続けたことになります。
しかしその内容の豊富さたるやこの充実

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晩年

晩年

私はソファーです。
家族と人生を共にし、幸せな時をたくさん過ごしてきました。

子どもが巣立ち、子どもたちの母親も逝ってしまい、この家のあるじは老人となりました。

ソファーである私もしかり。

ある日、私は家の裏の菜園へ運ばれました。
そうして、あるじが畑仕事に疲れた時に、一服する場所となりました。

★         ★         ★

それからまた、時が流れて、
         こ

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小さいものが好きなんだ

小さいものが好きなんだ

ガチャガチャ。
昭和世代はつい、そう言ってしまうけれど、今はカプセルトイと呼ばれて大人気ですね。
最近はあちこちの商業施設でズラリと並んだコーナーを見かけるし、カプセルトイ専門の店までできたりして。

私も見かけると、ついフラフラと近寄って覗いてしまいます。
カプセルトイの迷宮に一歩踏み込んだら、もう最後。ちょっと見るだけのつもりが、心くすぐられるカワイイものが次々と現れ、何かしらガチャガチャせず

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