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雨粒

雨が降っています。
眺めていると


雨と自分の境界線がなくなってきました。


雨の雫が一滴、手のひらに落ちてきたとき、
      

雫は、確かに『世界』を、
    雨に濡れた葉っぱや草木を映してしていました。


わたしも入れてほしかったけど、
 もう、それは手のひらの上で、小さな水たまりに変わっていました。