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#コミュニケーション

白饅頭日誌:6月11日「挨拶すらしんどい社会人苦手勢のために」

白饅頭日誌:6月11日「挨拶すらしんどい社会人苦手勢のために」

 先日書いた「挨拶の大切さ」にまつわる記事については、リリース直後から反響が大きくたくさんの意見や感想をいただきました。

 なかでもとくに多くの人から寄せられて印象に残ったのは

 といった主旨の意見でした。

 実際、私が「デカい声だして笑顔で挨拶はした方がいいよ」という助言をしたときにも同じような意見というか反論が向けられることがあります。

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 「挨拶するのがしんどい、だからや

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マガジン限定記事「男はなぜ孤立し、疎外されていくのか?」

マガジン限定記事「男はなぜ孤立し、疎外されていくのか?」

 いつもAmazonでは暗い内容の本ばかり買っているせいか、サイトにアクセスしたときにサジェストされるのはいつもどんよりした瘴気を漂わせるタイトルの本ばかりになってしまうのだが、先日もまたその不穏なタイトルに惹かれてついつい買ってしまった本があった。

 題して『男はなぜ孤独死するのか』である。

 結論からいうと、よくまとまっていて面白い本だった。男性の孤立や自殺といった問題については私はかなり

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白饅頭日誌:6月4日「なぜ『女体好きの女嫌い』の男が増えているのか?」

白饅頭日誌:6月4日「なぜ『女体好きの女嫌い』の男が増えているのか?」

 激バズというか、やや火柱を上げていたこちらのポスト、あるいは世の男性たちの「女体好きの女嫌い」という傾向の強まりについて。

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マガジン限定記事「厳しい婚活市場を生き延びた女性の重要証言」

マガジン限定記事「厳しい婚活市場を生き延びた女性の重要証言」

 とても興味深い動画を、読者の方からのメールで教えてもらいました。

 そのメールの送り主の女性は結婚相談所経由で幸せな結婚を手に入れた女性で「この動画内で言われていることが、奇しくも自分が婚活中で受けたもっとも有益なアドバイスとまったく同じだった」と語ります。

 彼女が幸せをつかみ取る決め手となったのはいったいなんだったのか? 承諾を得て本文を紹介しながら、私なりに言語化していきたいと思います

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マガジン限定記事「『ミラーリング』のできない女たち」

マガジン限定記事「『ミラーリング』のできない女たち」

 先月大きな騒動となった「ダンボール授乳室炎上事件」の余波は、驚くべきことに10月に入ってもなお続いていた。

 リュウジ氏の炎上など新たな話題によってようやく沈静化の方向に向かっているようだが、Xのアクティブなユーザーであるいい年をした中高年層が本件について口角泡を飛ばしながら何週間も言い争っていたのかと思うと、この国の現実と未来に落胆を禁じ得ない。

 この「ダンボール授乳室炎上事件」そのもの

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白饅頭日誌:10月21日「なぜ若者は『ネタバレ』で予習するのか?」

白饅頭日誌:10月21日「なぜ若者は『ネタバレ』で予習するのか?」

 先日、なかなか興味深いオピニオンを見かけた。

 Z世代の若者が「映画館はタイパが悪い」と考え、およそ4割が視聴する前に「あらすじ(ネタバレ)」を予習してから臨むことを述べたものだ。

白饅頭日誌:11月4日「産後の恨みは一生の後悔」

白饅頭日誌:11月4日「産後の恨みは一生の後悔」

 先月の終わりごろ、私の穏やかなペケッターランドに、不穏なトレンドが表示されていることに気がついた。

 「やめておけ」と私の直感が告げていたのだが、またも私は自分の直感に従うことができず、そのトレンドの文字列をタップしてしまったのである。

 ……愚かな決断をしてしまったことを、いまでは後悔している。

マガジン限定記事「親の願いは叶わぬものです」

マガジン限定記事「親の願いは叶わぬものです」

 切実な不安と後悔を綴る、一通のお手紙が昨年のある日のメールボックスに届けられていました。

 「息子に裏切られた」

 そのように述べる10代の息子を持つ母親からのお手紙です。

 手紙の内容的にも時期的にも早めのお答えをした方がよいと思ったので、メールをいただいたときすぐに個別回答を行いましたが、マガジン記事としても掲載してもよいとのことだったので、より具体的に加筆したアンサーをここでお届けし

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白饅頭日誌:5月6日「女は、周囲に女しかいなければ『ぴえん』しない」

白饅頭日誌:5月6日「女は、周囲に女しかいなければ『ぴえん』しない」

 先日の記事「なぜ世の中で『ぴえん』するのは女性ばかりなのか?」に寄せられたシェアコメントを引用した上掲ポストが大きな反響を呼んでいた。

 先日の記事では「なぜ女性ばかりが『ぴえん』して男性はしないのか」についてそのメカニズムを詳しく解説したのだが、しかしそれとは裏腹にたとえ女性であっても完全に「女性だけ」しかいない環境だと、それほど「ぴえん」しなくなるのである。冗談で言っているわけではない。本

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マガジン限定記事「『男の子の世界』のことを、女性にも知ってほしい」

マガジン限定記事「『男の子の世界』のことを、女性にも知ってほしい」

 今日の記事は、先月見たツイートのなかでも、信じられないほど巨大なバズと論争を引き起こしていたヨッピーさんのツイートについて。

 この「アウト」と「セーフ」のギリギリを攻めながら、各方面に刺さる絶妙なワーディングで関心と感情を集められるのは、さすがとしか言えません。私のタイムラインでもいきなり「空手」の話をしはじめる人が増えたので何事かと思いました。

 いずれにせよヨッピーさんのツイートの影響

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マガジン限定記事「尽くしたあなたが報われなかった理由」

マガジン限定記事「尽くしたあなたが報われなかった理由」

 8月! いよいよ夏真っ盛りとなりました。

 気が遠くなるような記録的猛暑が続く今月も、その暑さを吹き飛ばせるようなスッキリと爽快なテキストをたくさんお届けしていきたいと思います。ぜひ応援をよろしくお願いします!

マガジン限定記事「私は殴られない」

マガジン限定記事「私は殴られない」

 ある男性から、哀しいお手紙が届きました。

 2年交際し、一時期には結婚を真剣に考えていた女性と別れを選んだという男性からのお手紙です。

 すべてが自分の理想どおりだったはずの女性、しかしそんな女性に抱いた「たったひとつの違和感」のせいで、彼はどうしても結婚に踏み切れず、別れることを決意したと言います。彼はその別れの選択が本当にただしかったのか、いまだ逡巡しているように見えます。

 送ってい

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