ナイトアウルのよなよな図書室🌙
記事一覧
【小説ラジオ #024】『我慢比べ』(短編)
今回、「声」でお届けした短編小説はテキストでもお楽しみいただけます。 ご興味のある方は下のURLから読んでみてくださいね。ご感想お待ちしております♪ https://note.co…
【小説ラジオ #023】『本の虫』(短編)
今回、「声」でお届けした短編小説はテキストでもお楽しみいただけます。 ご興味のある方は下のURLから読んでみてくださいね。ご感想お待ちしております♪ https://note.co…
【お休みのお知らせ】
コンテストに向けてショートショートを執筆中で時間が割けないため、今週は短編小説の投稿をお休みします🙇🏻♂️
※《小説ラジオ #23 》は配信予定です
【小説ラジオ #022】『紅茶事件』(短編)
今回、「声」でお届けした短編小説はテキストでもお楽しみいただけます。 ご興味のある方は下のURLから読んでみてくださいね。ご感想お待ちしております♪ https://note.co…
諸事情により短編小説の投稿を1日遅らせていただきます。。
今週残り3本お楽しみに!
【短編】『サルバドールの発明』(前編)
サルバドールの発明(前編)
椅子に座ったまま片手に一定の重さを感じる物を持って目を閉じる。なんでもいいリンゴでも、マグカップでも、野球ボールでも。そして眠りにつく。眠っている間は、現実と夢を同時並行でゆるやかに認識し、奇妙な連想が働き始める。眠りが深くなる寸前、脳から体に出された司令は突如として効力を失い、手は握っているものを離してそれを落としてしまう。しかしその反動で、物を落とさないように掴
【再開のお知らせ】
体調だいぶ落ち着きました。今週は水曜日から4本短編小説を投稿します🦉
今回、「声」でお届けした短編小説はテキストでもお楽しみいただけます。
ご興味のある方は下のURLから読んでみてくださいね。ご感想お待ちしております♪
https://note.com/nightowl_dreamin/n/n513c250c0b86
こともあろうにまた体調を崩してしまいました😞
数日ほどお休みさせていただきます🙇🏻♂️
(今後は寝不足を控えます…)
【短編】『忘れられた思い出』
※『夏の思い出』の続編です。
忘れられた思い出
僕はテーブルに置かれた空の缶ビールをどけて、A4のレポート用紙と筆ペンを置いた。しばらく宙を眺めてから突然体を丸めて筆を走らせた。
「隣の部屋に住む杉本と申します。先日はハンカチを落とした際に拾ってくださりどうもありがとうございました。心ばかりですが、こちら地元和歌山の和菓子になります。どうぞ召し上がってください」
一度それを書いてから再び
【短編】『春の訪れ』
春の訪れ
森の奥深くの洞穴に眠るヒグマはツバメの鳴き声を聴くなり寝返りを打つ。誰もいないはずの湖のほとりにつがいのシマリスが現れ、風で飛ばされた木の実を求めて草をかき分ける。それを遠くの水面からじっと見つめるカバは水中へと潜って再び水面に顔を出すと、鼻から水を勢いよく吹き出す。シマリスは突然のことに身を震わせて森の方へと去っていく。再びツバメが鳴くとヒグマが寝返りを打つ。どこからか怪物が唸り声
【再開のお知らせ】
お待たせしました、、🦉
コンテストの短編小説が書き上がり、来週より短編の投稿を再開いたします!
※今週の小説ラジオはお休みとさせていただきます🤲🏻
【お休みのお知らせ】
もう少しでコンテスト出品用の短編が書き上がりそうなのですが、それまで投稿をお休みさせていただきます🙇🏻♂️
※添削って本当に大変だし大事ですね…汗
今回、「声」でお届けした短編小説はテキストでもお楽しみいただけます。
ご興味のある方は下のURLから読んでみてくださいね。ご感想お待ちしております♪
https://note.com/nightowl_dreamin/n/n610055ce6a1e
執筆背景のインタビュー記事もありますので、ご興味ある方はこちらから▼
https://note.com/nightowl_dreamin/n/nb6
今回、「声」でお届けした短編小説はテキストでもお楽しみいただけます。
ご興味のある方は下のURLから読んでみてくださいね。ご感想お待ちしております♪
https://note.com/nightowl_dreamin/n/nf7b78a8208fc
【短編】『尾行族』(完結編)
【前編】はこちら
尾行族(完結編)
「間宮くん、左利きだったっけ?」
「あ、いえ。席が狭いので滝本さんに肘が当たらないようにと」
「そうかそうか」
間宮くんは気の利く人だと思いながら、今し方自分のしたその質問が妙に頭に引っかかった。そういえばあの夜、犯人の男は崖の上で社長の胸ぐらを掴もうとした際に左手を先に出したのだ。その瞬間、僕の思考は急速に回転し始め、暗闇に隠れていた犯人の姿をありあ
【短編】『尾行族』(後編)
【前編】はこちら
尾行族(後編)
あの夜、社長と隣で話をしていた男は誰だったのだろうか。なぜ社長をわざわざ人気のない千葉の断崖まで連れ出したのだろうか。社長は会社のすぐ側の公園で何を思い悩んでいたのか。僕には全くもって犯人の見当がつかなかった。愛人でなかったのだからやはりカネか。もしや闇金から借金でもしていたのだろうか。僕は社長と繋がりのある者を片っ端から調べることにした。もし闇金に縁のある
【短編】『尾行族』(中編)
【前編】はこちら
尾行族(中編)
僕は社長に気づかれぬよう一定の距離を保ちながら跡をつけた。社長は足早になって道を進んだ。会社のある方角へと向かっていた。交差点を渡ると、向こうに大きなビルに挟まれた小さな建物が見えた。我々の会社だった。5階の窓を見ると一箇所だけ照明がついており、まだ誰かが残業をしているようだった。あの照明の位置から見るに河本だろうかと思いながら社長から目を離さずに後ろから観