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不登校にお悩みの方へ

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不登校に関する記事をまとめています。不登校って悪いこと?いや、全然違います。まず、読んでみてくださいね♪
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#英語教育

英語力を伸ばす秘訣

英語力を伸ばす秘訣

 私の英語教室に体験に来られたら必ず言うことがあります。それは「うちの教室のモットーは『英語を嫌いにさせないこと』です」
 
「は?」ですよね。○歳までに英検○級取らせます!とか小学校で必要な英単語○語をここでカバーします!とかじゃなくて、「嫌いにさせない」ってなんやねん?と。

 でもこれは私が15年(携わり始めてからは30年)いろんな現場で数千人単位の子どもを見てきて観察して、導き出した言葉。

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新時代の学び 気づいたもん勝ち

新時代の学び 気づいたもん勝ち

 「最近中学校で教科書の全訳が配られている」と聞いた。
訳に至るまでの過程が語学の楽しさ。それをただ配られて試験の準備をするだけなんて。語学の楽しさを伝えたいと思っている私の様な講師にはにわかに信じがたい。そういえば、よく英検の長文とかリスニングの話をすると「そんな会話ありましたっけ?」って言う子がいるけど、内容を味わわずしてテクニックだけで解いたのか、って驚く。
 
 資格試験も受験も必ず攻略法

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英語教育の迷走

英語教育の迷走

面白い記事を見つけたのでシェア。

おんもしろい!
英語教育。子どもたちがそれに振り回されたり否定されたりしていることに腹が立っているので、今日はこれに乗っけてみる。

『英語ってね、英語ってね、そういうもんじゃないんだよね〜』と言いたいけど、その前に。面白い言葉がいっぱいだったので引っ張り出してみた↓

 面白すぎる。オブラートからかなりはみ出てる感はあるけど、それが嬉しい。

 そう。英語教育

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Don't stop thinking.

Don't stop thinking.

 小学校英語、4年生の教室。今日のトピックは文具。Do you have ...?という表現がキーフレーズで、それに伴い文具の単語を学ぶ。
 私は補助の英語講師だから、英語的指導を請け負っている体。日本語は極力話さず音声教材でいて欲しい、という立場ではあるが「英語教育専門」としてそこにいるならば、私にはもっと伝えておかなければいけないこともある。誤解されがちだが、語学は音声や表現、語彙だけではない

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英語のハードル

英語のハードル

夏休み前最後の授業

 小学校でこの学年の英語の指導をし始めてから2ヶ月。月に数回のペースで会っていた子どもたちとの信頼関係も、昨年から関わっている4年生ではより深まっている気がする。廊下で会うと "Hello, Ms.Koyama!"と多くの子どもたちが声をかけてくれるし、怪我をした指を見せてくれたり、「おじいちゃんに習った」と英語のフレーズを聞かせてくれたり、今日の服の色一緒だね、ってニコニコ

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ある日の小学校英語

ある日の小学校英語

 今日の授業、楽しかったな。4月から始まった授業。そろそろ私との人間関係もいい感じになってきた頃。さて、子どもたちに授業を振ってしまおう。私の大好きな子ども主体の授業。実はこれが一番、英語力アップの活動。そして英語を知っている人でも楽しめる活動。そして何より先生がラクラクな授業。
 欧米の先生に学んだことは「教師は楽をすること」子どもたちが安全に学べるように見守ることが私たちの仕事。あれこれお膳立

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同じ価値観の中にどっぷり浸かってたら、ものすごく視野が狭くなるし、その価値観の中でしか動けなくなる。

自分がダメだの良いだのを、たった小さな集団の中の価値観だけで決めつけるなんて、もったいない。

この国に生まれ育ったからこそ、違う価値観に触れて欲しい。 #1good4kids

別に英語出来んでもいいし

別に英語出来んでもいいし

 小学校で全国的に外国語活動という名の英語活動が始まった2011年。私も小学校で英語指導に携わり始めた。その時よく耳にした言葉が、これ。

「別に英語出来んでも生きていけるし」

 あれから10年。それを言う子どもたちが減ってきた様に感じるのは、おうちの方や周りの大人たちの意識の変化だろうか。確かに日本は「日本単独でも生きていける」というなんだかイキった雰囲気から「世界の中の日本」色が強くなってき

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日本の若者はグローバル社会を生き抜けるか

日本の若者はグローバル社会を生き抜けるか

世界の若者たち

 先日ウクライナから日本に来ている学生たちと話す機会があった。18-19歳の学生たちは日本語も勉強中ではあるが、主な意思の疎通は英語を使って行った。彼らが話す英語を聞きながら、「話している」と感じた。自分自身のことや、日本に来て感じたこと。ウクライナという国のこと。表情豊かに話す彼らの言葉から言葉以上のものを感じて、更には一人一人の人柄や経験もよくわかった。聴いていて楽しかったし

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先生は「新たなことば」習得中

先生は「新たなことば」習得中

自分実験開始

 私は実験が好きです。と言っても理科的なものではなくて、例えば皇室を見ていると使う言葉が違う。同じ日本語なのに、と思った私。我が子が産まれたら早速実験。自分の中の悪い言葉を封印して、出来るだけ丁寧な言葉で接する様にした。また、急いで欲しい時に「急げ」というと私はパニックになるから、我が子にも敢えて「ゆっくりいいよ」と言うことにした。
そんな小さな「ことば」の実験。

 結果はという

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「塾には行かせた方が良いですか」

「塾には行かせた方が良いですか」

 ママ友、英語教室の生徒さんに塾の相談をよく受けるけれど「意味がある場合とほとんど意味がない場合にクッキリ分かれる」と伝える。
なんでもそうだけど、お子さん自身。
昔話の隣の家の人みたいに「あれをすれば自分だって...」と思うのは仕方ないけれど、ダイエットや英会話に代表される様に世間で言われている方法が全て万人に当てはまるとは言えない。というより、そうでないことの方が多い。学びだって、人の数ほど方

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たった一言

たった一言

 先日「私忘れっぽくなっちゃって、必ずメモしないと〜」と嘆いておられる方に「私も常にメモを取りますよ。私は生まれつき忘れっぽいんで」と言うと、その方がホッとした顔で「うぁ〜安心したわ」と言われた。

 ちゃんとした自分を演じないと生きていけない社会で、言い訳しながらでないと許されない社会で。
「自分にはこういうところがある」と知りながらも尚、自分を愛して大切にする人の存在はとても大切。
そんな人を

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英語セラピー

英語セラピー

 英語を指導している中で感じるのは、日本人が英語を話せない理由は技術的なものではなく、話せる内容がないことかも知れんということだ。

英検の作文指導

 英語教室をしていると、「出来るだけ早い時期に英検を取らせなきゃ」と思っているおうちの方がいることに驚くことが多々ある。私の理想では英検は英語をある程度学んできた人が自分にどのくらい力があるか、を確かめるもの。そうであって欲しい。
 あったら何かお

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教育格差=〇〇格差

教育格差=〇〇格差

 教育に携わっていると、殊更に「〇〇格差」という言葉を聞く機会が多い。英語格差、教育格差、経済格差…「格差」は何を表そうとしているんだろう、そして何の目的で使われているんだろう。
 この言葉を受けて社会貢献や社会問題にみんなが心を向ける様になることが理想だとすれば、今この言葉で自分自身の可能性を捨てている人が多い現実は、理想からだいぶかけ離れている。もっと悪いことには、これによって多くの子どもたち

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