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ネット・知識・情報・メディア・教養・教育を考えるマガジン

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#インターネット

テクノロジーの発達と「識別力」「倫理観」

先日、日曜日に行った読者様との対談感想記事の続きになります。(前回の内容についてはスカイプ対談&自分を知ることの大切さの記事をご覧ください。)対談相手のAさんはIT、テクノロジーの分野と英語に長けた方でしたので、必然的にそういった話題が多くなりました。私自身も以前からAIやネット系の記事を書いたりしており、ITやテクノロジーの発達と社会構造の在り方の変化には常に注目しています。Aさんも私も、テクノ

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どんなツールも使う人の意識次第

世の中全体がお金や物理的次元での実績、成功などにとらわれすぎて、内面の世界をおろそかにしてしまっていることに問題意識を感じる今日この頃。前回のもはや内面の目標しかなくなったという記事にも書きましたが、何をするにしても「どんな意識でやるか」というのが一番重要なのに、多くの方が内面を見つめる前に外側の実績を作ろうとしているように見えます。例えば自分の意識がエゴ・欲望丸出しのまま影響力を持ってしまったら

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世に遍く「人気者信仰」の危うさ

私自身、数年前から陰謀論系やこの世の闇的な本やサイトを見て勉強したりしていますが、洗脳や思想操作といったものがあまりにも何重にも張り巡らされていて、これまで何段階も「うわー…そうだったんだ、無知だったわ自分…」と反省させられたり、愚かさに気づかされたりしています。日々己の愚かさや無知さ加減と向き合い、反省しながら認識を改めているところです。それは知識レベルでもそうですが、やはり大きいのは思想の部分

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知らないことには何も始まらない

現代の資本主義システムを紐解き、世の中のしくみや構造を知ろうとすると、どうしても宗教や思想、哲学、スピリチュアルなことも学ばないと先へ進めなくなってきます。今の社会の表層に現れているお金の問題、経済の問題、政治の問題などというのは、本当に浅瀬のお話にすぎず、その部分だけを見て左脳的に論理的に処理しようとするだけでは限界がありますからね。マスコミは個々の表層の部分だけを騒ぎ立て、本質からは目を背けさ

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「身体とは?人間とは?」の哲学の時代

2月もあっという間に最後の日に。今月は日数は少ないけれど密度が濃く、意識の変化がダイナミックに起こった1か月でした。まさに「死と再生」「破壊と創造」といった変化が自分の中に起きたように感じます。今月は「資本主義と共同創造」といった大きなテーマを扱い、自分の根幹となる考え方をnoteに吐き出し、言語化しながらまとめていたような感覚です。「自分の人生を生きる!自分らしく生きる!」ということよりも、今の

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インターネットは情報のパラレルワールド

先日ツイッターにも思いついてつぶやいた話。以前から私は「知識偏重型」って本当に問題なの?の記事や、知識・情報の収集を新たな知見にといった記事などで、知識を得ることは大事であると書いてきました。受験勉強での知識詰め込みに反対するような意見として、「知識は今や検索すれば手に入るのだから覚える必要はない」といった内容も見かけますが、私は「そうだろうか?」と疑問に思っています。検索するという行為一つを取っ

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「知識」を「知恵」に変えてゆく

知識・情報・インターネットや知恵・賢さ・教養などについて考えるシリーズをなんとなく始めていこうと思います。以前にも「知識偏重型」って本当に問題なの?という記事に、知識を詰め込むことは悪いことばかりではないという持論を書いていますのでよろしければご覧ください。ここ数日は「知識」と「知恵」ってどう違うんだろう?とか、「教養」ってどうやって身につけるんだろう?「教養」って何だろう?ということを一人で考え

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知識・情報の収集を新たな知見に

ご存知の通り1月は第3チャクラのテーマにフォーカス月間だったのですが、私が「自分の人生」や「自分軸」を見つめ直していたら、「知識」「情報」「インターネット」「文章」といったワードにピンとくる機会が増えました。癒しやスピリチュアルなこと、魔術・オカルトも好きですし、社会派の労働問題、資本主義やピラミッド社会についてにも興味がありますし、星野源や邦楽ロックも大好きです。興味の方向があちこちに行く傾向は

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本当に「信頼」できて「価値」のある情報とは

昨日書いたインスタントな情報の「価値」を考えるという記事に関連したことを書こうと思います。記事の最後に「価値」と「信頼」の話を出して、本当に「信頼」できて「価値」のある情報を見極めて得ていこう、そしてもう一歩進んで、そういった情報を発信できる人になろう、ということを明言はせずとも書いていました。そして書き終わってから、本当に「信頼」できて「価値」のある情報って何だろう、ということをまた考えていたの

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インスタントな情報の「価値」を考える

一昨日の「価値」という言葉の中身を掘り下げるの記事に書いたように、ここ数日は「価値」、特に知識や情報の「価値」について思いを馳せていました。数年前に芸能人のステマ騒動がニュースになったりもしましたが、今でも芸能人やインフルエンサーのブログやインスタではステマが多いように見えます。グルメレビューサイトでもお金で点数を操作していることが判明したこともありましたし、口コミやレビューへの信用性ってほぼない

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承認欲求の舞台はブランド物からSNSへ

昨日のPV、フォロワー、いいね数への執着を手放すの記事を書いていて、インターネットが今ほど発展していなかった20年前にはブログやSNSのPV、フォロワー、いいねなどに執着する悩みはなかったことに気づいたのが興味深く、追加で記事を書いてみたくなりました。昨今の若者は、ブランド物離れ、クルマ離れ、お酒離れなど、ありとあらゆる分野で「○○離れ」が進んでいるとメディアなどでは言われているようです。もちろん

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