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この夏も、やがて、あの夏になる。
懐かしい場所に来た。打ち合わせ帰り。靭公園。最初に在籍した会社では、ここが逃げ場所だった。最後に在籍した会社では、案を考える場所だった。
週末がいつも雨だから…という辞表を書くのを決めたのは、この公園の片隅にあるベンチだった。小泉進次郎氏のおかげでちょいバズったコピーを考えついたのは、この公園の芝生に寝転がってだ。噴水を眺めながら、いろいろ思い出しているうちに、何個所か蚊に刺された。暑い。ひたす
言葉に遊んでいただいている。(改訂版)
(改訂版)なんて書くと。「ネタ切れか!?」とツッコまれそうですが。以前『言葉に遊んでいいただいている。』『念願の、待望の、「ん」から。』という記事を投稿した際には見つからなかった画像が出てきたもので。というのも、かつての同僚デザイナーと二十数年ぶりに再会し、データを提供してもらったり。すっかり忘れていたけど、Googleドライブにアップロードしていたものが出てきたり。じゃあ、せっかくだから。加筆修
もっとみる忘れた頃の、フォーエバーキッド!
いやはや、まったく、ほんとうに。気がつけば、2024年も後半に突入!そして気がつけば、2月の最終日以来、noteに投稿していなかった。っていうか、開きさえしてなかった。まるまる4か月も…である。なんだかなぁ。
2度のハタチと18歳。ちょうど1か月前の6月1日。58歳(!)になった。息子に「何歳になったん?」と聞かれて答えたのが、この「2度のハタチと18歳。」息子からは「わかりにくいし、面倒くさい
トイレ看板と会議の意外な(?)関係。
朝食後、散歩に出かけるのが毎日のルーティンだ。散歩から帰ってきたら、ノートパソコンを開く、立ち上げる。雨の日も、土砂降りじゃない限り、傘をさして歩く。コースはいくつかある。川沿い。公園。神社。住宅街。日によって、気分によって変える。とは言っても、いちばん多いのは、自宅~住吉公園~住吉大社~自宅だ。ちょうどいい距離感。季節によってさまざまな彩りを見せる花々。神恩感謝。ご利益(?)。
そして今日も、い
小泉進次郎氏のおかげ(!?)で、ちょいバズった河合塾「駅看板」のコピー。
2017年春。競合コンペに勝ったおかげで、河合塾 近畿エリアの広告を担当することになった。2018年の春に開校する「河合塾 神戸三宮校」。そのキャンペーンは、漫画『ちはやふる』に登場するキャラクターたちを使い、交通広告を中心に、関西のあちこちで大々的に展開された。残念ながら、そちらのビジュアルは、著作権の兼ね合いもあり、ここには載せられない。とは言っても、「河合塾 ちはやふる」でググれば、見ること
もっとみる広告ネタって、そういうことかよっ!?
…というツッコミはあろうか…と思いますが。本日は、妻が運営しているオンラインショップの広告…というか、宣伝です(苦笑)。
地元Love! 珊瑚Love! 夫のことは…???|foreverkid_松原政夫 (note.com)
ずいぶん前、こんな記事↑を投稿しました(もし、よろしければ、お読みください)。高知出身の妻が、地元の名産である珊瑚のアクセサリーのオンラインショップを、baseでやって
2024年 三ネタ 小ネタ 三が日
メガネ、メガネ…ワシの老眼鏡はどこへ⁉ → 初笑い!
2023年最後の日、大晦日から老眼鏡が行方不明になっていた。そう、あのウサギ珍事件の翌日からだ。たいがい、家のどこかに置いたままにしていて、やっぱり、ここかぁ…で済むことが多いのだが。デスク。あの棚。積まれた本の上。台所。洗面台。トイレ。冷蔵庫(一度だけ、なぜかは思い出せないけど、何かを片付けるタイミングに一緒に入れちゃったんでしょうね)。思
公園のベンチに座ろうとしたら…
公園が好きで。家の近所。打ち合わせ先の近く。移動中に見つけて。ボーっとしたり。アイデアを考えたり。ランチを食べたり。コーヒー飲んだり。たまに、お酒もいただいたり。そういう時、もちろんベンチに座るんですが…おかしなことが続いたんですよ…知り合いのデザイン事務所のすぐそばにある、同じ公園で。ま、見てやってください。
2023.07.26 それは、セミの抜け殻集団から始まった
クソ暑い夏の日だった。
かつて“サラ金”の広告を担当した男が、のちに“過払い請求”の広告にも携わり、そのCMに声だけだが出演したハナシ。
まさか、ジーコに会える!?は、夢に終わったが…。
あれは、バブル崩壊後…だっただろうか。消費者金融の無人契約機が街にあふれだした頃。当時、小さなデザイン事務所ではあったが、パナソニックをはじめ、それなりにいい仕事をさせてもらっていた。ある代理店から、まだ極秘ですが、レイクの広告にジーコ(!)が出演するので、その新聞広告を制作してほしい!という依頼。えっ、ジーコに会えるの!?と思ったが、コピーライ
「機動戦士マクロス…なんか違うなぁ」
2023年10月20日、金曜日。打ち合わせに向かう Osakametro 四つ橋線。隣りに座った男性が、誰に言うでもなく、ポツリとつぶやいた。私は読んでいた文庫本にしおりを挟むタイミングで、ちらっと男性の顔を覗いた。たぶん私と同世代ぐらいだろう。きっと、同じ時代に、同じアニメを見た世代。そして同じように、憶えているハズのことが思い出せない世代。
言ってあげたかった。「時空要塞ですよ!」と。男性は
1300年前。私のご先祖様は、どこで、何をしていたのだろう。
はてさて。私のご先祖様は何人いるのか?まず、自分に父と母がいて、その父と母にも、それぞれ父と母がいて、そして、さらに、まだまだ…って計算していくと、倍の倍の倍…って感じで、増えていく。一世代を30年として計算すると、43世代前の730年(奈良時代)には「8,796,093,022,208人!」ってことに…。お~いっ!8兆って!?と、そりゃ誰だってツッコミたくなりますよね。いろんな資料のデータを見て
もっとみる2023年8月18日の金曜日。それは、ヒリヒリする2時間だった。
京都からの帰り。京阪電車。17時。スマホが鳴った。
誰だろう?と画面を覗くと、ADのO氏からだった。「いま電車で移動中なので、電話に出られない」とLineしたところ、「チョー急ぎの仕事依頼です!なんとかお願いします!!」と返信があった。スケジュールを含め、詳しい内容を聞くために途中下車して電話した。クライアント、媒体、簡単なオリエン、つくろうとしているビジュアルイメージを確認し、最後にスケジュー
空を見て、あれこれ想う。すなわち、これ、空想。
空を見上げるのが好きだ。田舎にいた頃は、特に夜空。街灯も少なく、中でも実家は村一番の山奥。「奥の谷」と呼ばれる場所だった。いわゆる光害がない。夏の夜、よく屋根にの寝転がって、星空を眺めたものだ。周りが山なので、高原だとか海辺から見える空よりは狭いだろうけど。それでも満天の星、という言葉が似あう。天の川も、はっきり見える。これだけ数えきれないほどの星があるのに、いくつかの星を結んで、神様や動物やモノ
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