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また昇るために、陽は沈む。

あやうく1記事も投稿せぬまま2月が終わりそうだったが。うるう年のおかげで、うるう日にアップすることができる。大変なこと続きだったもので、今月は書くどころか、あまりnoteを開いて見ることも少なかった。反省です。

人生も、沈むと昇るの繰り返し。

はてさて、そんな沈んだ気持ちのせいか。あるいは、ただ歳をとったからなのか。散歩からの帰りに、この夕陽を見て、うるっときた。で、その時に浮かんだのが、この言葉。「また昇るために、陽は沈む。」そう、また昇ればえぇやん!ほんの少しだけだが、気が楽になった。



コンクリートの波間に、白鳥が浮かんでいた。

ねっ、見えるでしょ!?

沈む夕陽を見て、少し心が上昇しかけたとき、目に飛び込んできたのが、この白鳥(!!!)です。もし誰かがクシャクシャっとこさえて、放置したものなら、それはそれで大したものだし。誰かが捨てたビニール袋が、ほかの誰かに踏まれたり、自転車に轢かれたり、風に弄ばれたりした結果…生まれたのなら、それはまた、偶然の産物として貴重だ。スーパーの近くの通り道だったことからすると、後者の可能性が高いかな。しばらく見とれていたが、さすがに放っておくわけにもいかず。少しかわいそう(⁉)な気もしたけど、生きた証として写真だけ撮ってあげ、ゴミ箱へ連れていくことに。

ま、同じものを見ても。思いは、人それぞれ。なーんにも思わない人もいるだろう。いや、自分だって。日によって、気分によって、別のことを考えたり、なにも想像しなかったり…だろう。「沈む」を目にして、「昇る」を想い。「無機質」から、「生命」を感じ。不思議な一日だった。

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