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2023年8月18日の金曜日。それは、ヒリヒリする2時間だった。

京都からの帰り。京阪電車。17時。スマホが鳴った。

誰だろう?と画面を覗くと、ADのO氏からだった。「いま電車で移動中なので、電話に出られない」とLineしたところ、「チョー急ぎの仕事依頼です!なんとかお願いします!!」と返信があった。スケジュールを含め、詳しい内容を聞くために途中下車して電話した。クライアント、媒体、簡単なオリエン、つくろうとしているビジュアルイメージを確認し、最後にスケジュールを聞くと…今日の明日どころか、今日の今日だ。クライアントは土日でも見ます!と言い放ち。代理店の営業に、今日の21時半くらいにチェックを!ということらしい。時刻は17時30分。ビジュアルに落とし込む時間を考え、21時までにコピーが必要。途中下車した駅から帰宅するまでは…約1時間だ。

仕事は時として、突然やってくる。

う~ん…できるだろうか? いや、やるしかない!

時間が足りない。というか、時間が全然ない。取り急ぎ車内で考えることにした。いつものようにスマホに打ち込むのではなく、紙のアイデアメモになぐり書き。おぉ!なんとかなるかも!?うん!なんとかなりそうだ!!あとは家で見直し、まとめよう。最寄りの駅から徒歩で15分。しかし家に着き、パソコンを開こうとしたら、Lineに着信通知。「営業から、19時半にはカンプ見せてほしい!」と連絡あり…だってぇ!? おいおい…今日の今日どころか、さっき聞いて今!じゃないか。スグにコピーの部分だけ空白のカンプが送られてきた。幸い…というべきか、車内で考えていた数案のコピーが、しっくりくる数案のビジュアル。ま、旧知の仲であり、途中下車してお互いの意見を10分ほどだがキャッチボールしていたおかげだ。19時半。キャッチ入り!のカンプが無事営業へとメールされ、Ccで私にも届いた。

どうにかこうにか、なんとかかんとか…です。

こういう仕事の進め方を、全肯定はしないけど。こういうチョー久々のヒリヒリ感がたまらない。たまに…なら、悪くない。何より、こういう時は!と頼ってくれたADのO氏に感謝。週明けの月曜日には入稿だ。この土日、スマホが鳴ることもなく、Lineに着信通知もなく、メールだってない。連絡がないということは…上手くいき…どれかの案に決定し…と、勝手にいいように解釈し、ここに書いた次第です。とか言いつつ、明日の月曜日。入稿ギリギリになって、あと5分でキャッチ書き換えてください!!とか連絡が来ないだろうなぁ?? 来ないでくれよ~っ!!その可能性がないとは言えない、このギョーカイって、う~~~~~む、やっぱり、たまらんぜよっ!!!

※気がつくと、前回のアップから1か月が過ぎていた。ま、長い長い夏休みだったということで。死んだり、入院してた訳じゃないので。

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