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「手紙でなにがしたいの?」「なんで上京したの?」幾度と聞かれた質問への正直な答え
手紙でちょっと世界を変える。
それが私の目標です。
手紙って形に残るし、わざわざ手間と時間をかけてまで悪口を書く人はほとんどいません。
環境や時と場合によって "どれだけ素直になれるか" は変わりますが、それらの条件がバチンと揃って心から素直な言葉を紡ぐことができた時、
『ただの一枚の紙』だったはずなのに、『誰かにとってのたからもの』に変わることがあります。
手紙を誰かのもとに届けた時、
手紙のヒトがコーディネートする「手紙時間」。体験したお客様の声 vol.1
このような感想をくれた彼女ですが、イベントの数日前はこのように話してくれていました。
私は、この子の話を聞いた時、この子の為に手紙時間をコーディネートしようと決めました。
なぜならやりたいことは、手紙が得意な人だけではなく、手紙に苦手意識がある人に、「手紙っていいな」を体感してもらう事。
その積み重ねが、【手紙が引き出す”一番優しい自分”で世界を変える。】という大きなビジョンへの一歩だと思う
原点|私は手紙で人を笑顔にしたい
「ごめんね・・・。」
祖母が目に涙を浮かべながら言いました。
でも、私は何も答えることができなかった。
この言葉の背景にある様々な事情が私には重すぎたから。
なにか口に出したら、涙がこぼれそうだったから。
そして、
これが最後の会話になると思っていなかったから。
----数年後
私の二十歳の誕生日に、祖母は突然帰らぬ人となりました。
「ありがとう」「ごめんね」「あの料理の作り方は
なんでこんなに悩んでしまうのか。自信が持てないのか。でも、それって…
まもなく上京して1か月が経とうとしている。
これまでを振り返ってみると、
手書きの手紙を広める人になると決意した2019年9月から始まり、
何をどうしていいか分からずもがき続け人に会い続けた約二年間。
その後、2021年7月、初めて人に“手紙書道” の作品 を贈った。
自分の得意なこと
伝えたいこと
やりたいこと
が詰まったものにやっと出逢えたと思い、友達を中心に沢山の人に作品を送るよ