手紙のヒト akina | 手紙書道家

初めまして、手紙のヒトakina です。原点は忘れられない後悔。手紙には "いつか" じゃなくて "今" 書く意味があると知りました。人・自然・風景にこだわった和紙とともに、手紙の文化を再構築。手紙の本質的な価値で、世界をより想像力とユーモアにあふれた優しい世界に。

手紙のヒト akina | 手紙書道家

初めまして、手紙のヒトakina です。原点は忘れられない後悔。手紙には "いつか" じゃなくて "今" 書く意味があると知りました。人・自然・風景にこだわった和紙とともに、手紙の文化を再構築。手紙の本質的な価値で、世界をより想像力とユーモアにあふれた優しい世界に。

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「手紙でなにがしたいの?」「なんで上京したの?」幾度と聞かれた質問への正直な答え

手紙でちょっと世界を変える。 それが私の目標です。 手紙って形に残るし、わざわざ手間と時間をかけてまで悪口を書く人はほとんどいません。 環境や時と場合によって "どれだけ素直になれるか" は変わりますが、それらの条件がバチンと揃って心から素直な言葉を紡ぐことができた時、 『ただの一枚の紙』だったはずなのに、『誰かにとってのたからもの』に変わることがあります。 手紙を誰かのもとに届けた時、心からの笑顔や、時に涙を引き出してくれることがあります。 どんなブランド品を貰

    • 現在地|等身大の「夢」と「現実」

      これまで、手紙の定義を考え続けてきました。 紙であるべき? 手書きであるべき? 本人が書いたものだけ? そんなことは案外どっちでもいいのだと 最近気付きました。 昔むかし、 ただ「伝えたいこと」があったから 人は足を動かし 何日もかけて歩き続けた。 ただ「伝えたいこと」があったから 必死に届けようとした。 ただただ、 届きますように。と心から願いながら。 つまり、 人は、 「伝えたいこと」があるときに、 手紙をかくのだと思い出しました。 それは大なり小なり

      • “人に届けなくてもいい”。「手紙のヒト」が手掛ける手紙時間とは一体?

        「気付いたら書けた」を引き出すデザインと共に、手紙の本質的な価値を『体験』として届ける akinaの手紙時間 をまとめました。 ▽▽▽ akinaの手紙時間とは?”自分の為に書く手紙” を通して、人生の大切なことに目を向ける時間、それが私の手紙時間です。  一番大切にしているのが、空間づくりです。 一人ひとりの境界線がしっかり存在した “みんないっしょに” という強制力のない空間でありながら、その境界線に淡いグラデーションがかかっているようなバランスのとれた空間を手掛け

        • 初の地元開催、いまだから言えること

          いまだから言えること、 前日まで、いや、もはや当日のギリギリまで、 ちゃんと形にできるのかわからず、 今にも不安に押しつぶされそうな精神状態だった。 油断すると過呼吸のような状態になりそうだったので、 手を胸に当て深く深呼吸し、 「大丈夫、大丈夫」と自分で言い聞かせながら 乗り切っていた。 それくらい、 自分の責任で一つのイベントを すべてコーディネートすることは、 覚悟がいるのだなと毎回痛感する。 なんといっても今回は地元での初めてのイベント。 島根で生まれ育った

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          信じられるものが曖昧な時代に、たしかに”信じるべきもの”を。 - 人生をかけた自由研究

          「べき」という言葉は、基本的には使わない。 でも敢えて、 この記事のタイトルに「べき」を使っている背景には、 強い意志と想いがある。 今の時代は 目に見えない、 触れることができない、 その一方で猛烈な力をもって、 私たちを取り囲む “信じざるをえないもの“ に 溢れているような気がする。 たとえば、 正体不明の他者の目や世間体、 数値化された「いいね」、 大きな影響力を持ち合わせてしまった いわゆる“ネットの声”。 世の中の指標があまりにも曖昧になった今、

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          車中泊で紙を巡る日本一周 - 紙が生まれる人・自然・風景に出会う旅 -

          『車中泊で和紙を巡る日本一周 - 紙が生まれる人・自然・風景に出会う旅 -』 これは、私が2022年に決行した旅のタイトル。 より、心に響く手紙を紡ぐために、 より、ホンモノにこだわった自然に近いものを、 より、自分の心が動くものを、 探し、触れ、使い、届けたい。 そんな思いで日本一周が始まりました。 そして、お世話になっている高知県の和紙職人さんがおっしゃっていた、 という言葉を胸に、土地の風景を自分の肌で感じることと、技術だけでなく、職人さんの「生き方」や「

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          本当にいいものをつくりたい。

          心を動かすものを。 熱狂するものを。 対話をもたらすものを。 言葉より先に涙が溢れてしまうものを。 自然と笑顔になれるものを。 本物を。 私が手掛けたい「手紙」の世界は、 人間関係やお仕事を円滑にする目的で “うまくやる”ための how to でもなく、 あっという間に”消費されてしまう”ような 流行り物でもなく、 気づいたら その澄みきった世界観に没入し、 自分との対話が自然と生まれ、 強く優しく心が突き動かされるもの。 それでいて、 心の鎧をすべておろせるよ

          本当にいいものをつくりたい。

          ひとりで書かない理由がここにある。-「手紙bar」お客様の声より

          「手紙BAR〜五感で愉しむ『おとなの手紙時間』〜」を開催しました! | dot button company ☝こちらのイベントでのお客様の声を改めて振り返ってみると、私自身が今手掛けている「手紙時間コーディネート」の意味が詰まっているなと感じ、今日はそちらを紹介させていただきたいと思います。 下記の質問に答えてくださったのは20代男性の方。男性目線の貴重な意見、アンケートのご協力誠にありがとうございました✍ Q1『手紙を書く」と聞いてどう感じましたか? (なにを書いて

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          私はこんな表現者になりたい。

          これまで、私が育ってきた環境では “型破り”が良しとされないシーンが多かった。 人と違う道に進もうとすると、それを揺さぶる要素が山ほどあった。 だからこそ、「幅がないね」「型破りになれ」という言葉を貰ったとき、正直どうしていいかわからなかった。 原因は少し真面目に考えすぎてしまう私の性質。 でも、それだけではない。 自分の表現の幅が少なすぎるということだった。そしてその要因は、圧倒的に、色んなものを見る機会が少なかったことにあると気づかされた。 いや、自分なりに色

          私はこんな表現者になりたい。

          原点|私は手紙で人を笑顔にしたい

          「ごめんね・・・。」 祖母が目に涙を浮かべながら言いました。 でも、私は何も答えることができなかった。 この言葉の背景にある様々な事情が私には重すぎたから。 なにか口に出したら、涙がこぼれそうだったから。 そして、 これが最後の会話になると思っていなかったから。 ----数年後 私の二十歳の誕生日に、祖母は突然帰らぬ人となりました。 「ありがとう」「ごめんね」「あの料理の作り方は?」… 言い逃した山積みの言葉と、幼い頃の思い出が溢れて止まりませんでした。

          原点|私は手紙で人を笑顔にしたい

          一年後の自分に手紙を書く意味

          日常。 それがいかに幸せなのかを再確認する夏だった。 風邪をひく度に「健康なだけで幸せだ~」と感じるし、 大切な人を亡くしたときに、大切な人が生きていてくれることがどれだけ有難いことなのかを再確認する。 一方で、自分の大好きな人たちと楽しい時間を過ごしているとき、 あー楽しい。終わらないでほしい。幸せだな…。ずっと時が止まってほしい…。 そんな幸せを再確認する夏でもあった。 大切な気づきを忘れずにいたい。 宝物のような瞬間を閉じ込めておきたい。 そんな魔法があ

          一年後の自分に手紙を書く意味

          直感を信じる賭けに出る。

          ──深呼吸をいっぱいして冷静になって、自分の心の声を聴いてあげて、頑張れ 私の決断を支えてくれたこの言葉。 ----------------- 都会には、人、金、仕事、刺激等が集まってきます。 そして、システム社会。人間も消費される。 自分を成長させる環境とは、どんな環境、どんな条件を整える事なのか分析してみてください。 手紙クリエーターの明奈さんは、内面を充実させる刺激と出会えると良いと思ってます。 どんな刺激が必要なのかは、自分で解っていると思うよ。 ---

          直感を信じる賭けに出る。

          高校は普通科、大学は総合大学、それでもアーティストになれますか?

          こんにちは☺ 私は「手紙書道家 akina」という肩書きで“手紙のヒト”として活動している23歳です。 今日は、2023年5月13日。天気は雨。湿度で前髪は乱れるし、なんだかテンションも下がってしまう… それでも今日は、自分にとって凄く大切な一日になったような気がして、noteを更新しています。 和紙×書×想い で紡ぐ 「手紙書道」を生み出してからというもの、個展を開催したり、ご依頼いただいた作品を製作したり… いわゆる“アーティスト”のような活動をさせていただく機

          高校は普通科、大学は総合大学、それでもアーティストになれますか?

          なんでこんなに悩んでしまうのか。自信が持てないのか。でも、それって…

          まもなく上京して1か月が経とうとしている。 これまでを振り返ってみると、 手書きの手紙を広める人になると決意した2019年9月から始まり、 何をどうしていいか分からずもがき続け人に会い続けた約二年間。 その後、2021年7月、初めて人に“手紙書道” の作品 を贈った。 自分の得意なこと 伝えたいこと やりたいこと が詰まったものにやっと出逢えたと思い、友達を中心に沢山の人に作品を送るようになる。 その4か月後… まさかの人生初の個展をすることになる。 どんな

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          人はいつ死ぬかわからない。だから私には、手紙が必要です。

          私が、手紙にこだわるのには、理由があります。 あるとき突然、大切な人が亡くなりました。 私はその時、泣いて泣いて、ただ泣くことしかできなった。 想いを伝えることが出来なかった後悔と、二度と伝えることが出来ない絶望に襲われていて、ずっと泣いていました。 (なんでそんなに泣いていたのか、そこには本当にいろいろな背景があって…。簡単に言葉に紡ぐことが出来ないので、ゆっくりとゆっくりと言葉にして、納得いったらnoteにも書きたいと思っています。) ただ泣くことしかできなかっ

          人はいつ死ぬかわからない。だから私には、手紙が必要です。

          書く。自分の為に。noteデビュー記事。

          私は、Instagramを中心にSNSを発信している。 伝えたいこと、残しておきたいことが、溢れてしまい、投稿ではつい長い文章になってしまう。 「きっとそんな長文は求められていないのかもしれないな」「読みにくいかな」 そんな不安が付きまとってしまい、削って、書いて、届けている。私は生粋の ”気にしい” だから。 それなのに、なんだか本当に伝えたいことを伝えれていない気持ちになる。 なんとなくいつも納得いかいないのだ。 単にまとめる力がないだけだと言われればそれまで

          書く。自分の為に。noteデビュー記事。