高校は普通科、大学は総合大学、それでもアーティストになれますか?



手紙書道家 akina

こんにちは☺

私は「手紙書道家 akina」という肩書きで“手紙のヒト”として活動している23歳です。

今日は、2023年5月13日。天気は雨。湿度で前髪は乱れるし、なんだかテンションも下がってしまう…

それでも今日は、自分にとって凄く大切な一日になったような気がして、noteを更新しています。

和紙×書×想い で紡ぐ 「手紙書道」を生み出してからというもの、個展を開催したり、ご依頼いただいた作品を製作したり…

いわゆる“アーティスト”のような活動をさせていただく機会も多くありました。

それでも、ずっと自分の中には、

「自分には、美大出身でもないし、美術の知識も経験もない、才能もないんだろうな…」

という風に、どこか自分の経歴の無さをコンプレックスに思うようになっていました。

そんなことを思いながら。「これからどうしようか…」という漠然とした不安を抱え悩んでいた今日この頃。

そんな中、

美術大学の大学院に通う同じ年のアーティストの方と沢山お話させていただいたことが、自分の中に大きな衝撃と光をもたらしてくれました。

『功績も実績も才能もすごいなぁと思う人が、同じ方向を向いている。同じものを目指している。』と知った時、本当に本当に嬉しくなりました。

…というのも、

簡単に言うと、私自身、複雑な現代アートや、心がざわついてしまうような恐いな…って思ってしまうような表現が、少し苦手だったりします。(もちろんあらゆる歴史や背景を踏まえて描かれる絵はどれも素晴らしいので、私の個人的な好みの話です💦)

知識不足な自分のくせに、美術館とかでは、ちょっと人の目を気にしてしまって、“考えてる風”に見ちゃうときもあります。恥ずかしいけど…

じゃあ今の私が惹かれる絵って、一体どんなものなのだろう…と

分析してみると、柔らかい色味、ワクワクするような色味を使った、心があったまるような絵だって気付きました。

背景を知らずともなんか惹かれる、背景を知ってそのストーリーにもっと惹かれる…、そんな絵が好きなんだと思いました。

私はそこで、「あ、私が表現したいのってこういうことなんだよな。」と改めて気づきました。

ちょっとかっこつけたり、ちょっと複雑なものを作ってみたいな…

な~んておもっている節もあったけど、等身大の自分だからこそできる表現がある。

むしろ、

「世界を変えられるのは、純粋な想いを素直に表現できることなのかもしれない。」

と気づきました。私のように、正直芸術あんま分からないかも…という方が世界に多いとしたら、

「貴方が大切」という”本当に届けたいメッセージ”を乗せ、等身大の目線で手掛けた作品の方が、純粋に受け入れてくれる人も多くなる。

ということは、

無理に背伸びして彷徨ってしまうよりも、もっと早くもっと広く【世界を変える】ことができるのではないかと思うからです。

肩に力が入って頭で考えるんじゃなくて、心が癒されて体で感じるような作品。

そこに感じるのは、世界中の誰もが共感できるワクワク感、安心感、そして懐かしさ。

特に懐かしさというのは、人の心を純粋で素直なものにしてくれるとても大切な要素だと思っています。

手紙書道を振り返ってみると、言葉や活字を超える”想い”があるから、「書」を扱い、ヒト、自然、風景がもたらす”あたたかみ”を感じてほしいからから「和紙」を扱い、心のときめきやワクワクや優しさを届けたいから「色」を扱う。

私だから伝えられる目線があって、私だから生み出せるのが手紙書道なんだってちょっと嬉しくなりました。

その中でいろんな可能性の幅を広げるためにいろんなことを柔軟に学びたいとも思っています。

単なるブームじゃなくて、人類が心のどこかで求め続けている愛のようなものを形にする、そして心の拠り所になるようなモノづくりができるように頑張りたいと思いました。

改めて今日という日を振り返ってみると、

【優しい気持ちで素直にいられるあたたかい世界を地球全体に繋ぐ。】

その一心で進めてきたこの道が、初めて一人じゃないって思えて、なんだか救われたような、一緒に作り上げていきたいという仲間に出逢えたような大事な日になりました。

よし!頑張ろう。

本記事のタイトルに対するアンサーを、胸を張って「yes」と答えられるように、そしてその根拠を人生を懸けて証明できるように、丁寧に楽しみながら進んでいきたいと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

instagram :  https://www.instagram.com/letter__15


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