見出し画像

なんでこんなに悩んでしまうのか。自信が持てないのか。でも、それって…

まもなく上京して1か月が経とうとしている。

これまでを振り返ってみると、

手書きの手紙を広める人になると決意した2019年9月から始まり、

何をどうしていいか分からずもがき続け人に会い続けた約二年間。

その後、2021年7月、初めて人に“手紙書道” の作品 を贈った。

自分の得意なこと
伝えたいこと
やりたいこと

が詰まったものにやっと出逢えたと思い、友達を中心に沢山の人に作品を送るようになる。

その4か月後…

まさかの人生初の個展をすることになる。

どんなに頑張っても美術の評定は3。美術の才能はない家系だからと言われ続けた私が個展をするなんて、過去の自分にとっては「想定外」でしかなかったと思う。

それでも、プレスリリースやフライヤー、会場の空間づくりに至るまで、人の助けを借りながら、妥協することなくやりきった。

肝心の作品はというと…

本当に直前まで全く作品ができていなかった。

焦りでいっぱいの中私が心から信頼している人に相談した。

そしたら、

「心を覗いてもらう展示にしたらいい。私の心に触れてくださいって気持ちで空間を創ったらいい」

そんな言葉をもらった。

―― なるほど…!自分はとびぬけて表現力が長けているわけでも、特別なアーティストでもない。でも、届けたい想いは人一倍あるんだ。私がなにを想い、なぜそう想うのかを伝えよう。

そこから一気に作品作りに拍車がかかった。

初個展は2021年11月28日。
9時open、19時close。

そんな一日限定の個展には、1秒もお客さんが止まないという奇跡のような光景があった。30分睡眠で挑んでいたけれど、その日は、感動とアドレナリンが止まらず、不思議なゾーンに入っていた。

忘れられない一日だった。

作品や荷物を家に運び終え、会場に戻ると、会場の片付けがすべて終わっていた。

大好きな友達や後輩が楽しそうにすべてをやってくれていた。

「…ありがとう。」

この日に至るまでの全てが、私一人ではなんにもできなかった。

だけど、ずっと傍にいて手伝ってくれたり、深夜まで一緒に設営してくれたり、いろんな場面で力を貸してくれたり…

本当に沢山の人に支えられて開催できたことが嬉しかった。そして、不安でたまらなかったこれまでの肩の荷をやっと降ろせたような気持ちで、

すべてが終わった時、密かに泣いてしまった。

(その二日後には、卒論の中間発表もあったりした。ちゃんと翌朝起きて資料を作り大学生もしてた。根はものすごく真面目だからこちらも手を抜かずにやっていた点は、我ながら偉い✌)

そんなこんなで終わった初個展の後は、睡眠障害との戦いでもあったクラウドファンディング準備が始まる。同じ経験はできないと断言できるほど、恐ろしいほどに焦っていた。

なぜかというと、資金調達のために二年かけて挑んでいた留学奨学金のプロヘクトで最後の最後で合格切符逃した自分にとって、これがラストチャンスであり、「絶対に成功しなきゃいけない」って思っていたから。

それと同時に、

何者でもないただの大学生の私が本当に120万円という額を集めることができるのか…

という漠然とした不安を抱えていたからだった。

そして遂にクラウドファンディングのリリース。

初日から沢山の人の声が届いて、本当に嬉しかった。

「120万!?」と笑われることも、「厳しいんじゃないかな…」って優しく言われるときも、悔しくてたまらなかったけど、「やっぱそうですよね…」と自信を失いかけてしまう自分もいた。

でも信じるしかない。やるしかない。

新たな試練が始まった。

このリリースとほぼ同時に始まったのが、車中泊での和紙を巡る日本一周。

ちなみに日本一周を終えた3週間後には、フランス留学・パリ個展が待っていた。

この二つは、半年間の中で成し遂げた濃密すぎる経験だ。ここで深堀すると読む気が失せると思うので、また別の機会に…✍

帰国後、大学に復学してからは、youtubeを始めたり、高校生に向けてお話したり、オリジナルのイベント「○○と手紙」「オトナの手紙時間」などを企画・実行したり、小学校で授業をしたり…

大学生 兼 手紙書道家として自分で道を切り拓いていた。

大学生活最後の半年を、必死に駆け抜けていた。

そして先月大学を卒業し、

私は今、東京にいる。

一番の理由は、人に会う為。

私は環境から受ける影響(特に人から受ける影響)がとても大きい。いい意味でゴリゴリのHSPだと思っている。だからこそ、どこに身を置くかで私自身の幅も可能性も極端に変わると分かっていた。

東京に行きたい❀

という華やかな決意ではなく、

自分にはやっていけると思えない、本当に行く必要があるのか、そもそも生活費はどうする…そんな不安が湧き出すぎて、東京に行くという決意を固めるのにもかなり時間がかかったし、東京に行くまでの不安はとんでもなく大きかった。

しかし、東京に来て約1か月。想像を優に超えるほど、人との出逢いに恵まれていると感じている。過去の自分にとっては、それがどれほど幸せなことか、そのことだけは忘れないでいたい。

でも…

とにかく悩んでいる。

私の強みはなんなんだ…
なんでこんなにうまく伝えられないんだ…
私は何をすべきなのか…
どうやって生きていこうか…

悩んで不安になっている。

どれだけないものねだりなんだよ!って突っ込みたくなってくる…。

でも、

今の自分に、
今の自分に向き合えている証拠だ。
素晴らしい。

という言葉をもらった。

考えすぎる方が
考えないよりよくないか!?と思ったらいい。

という言葉をもらった。

たしかに。。。

悩み抜いた末に「ここだっ」て決めたときのやりきる力は人一倍強い。
それはもう生粋の負けず嫌いだから。

よし。こう考えるようにしよう。

悩んでるってことは進んでいるってこと。

これだって見つけたときの自分に会うのが楽しみだという考えを持とう。

とにもかくにも「運」と「タイミング」が人生を動かしていくからこそ、

悩んでいます…っていう暗いモードじゃなくって、悩んでいます!っていう前向きなモードで、いろんな人にヒントを貰いながら進んでいこう。

悩んで悩んで、

振り返りながらもちゃーんと進んで、

運を味方にできるような生き方をしよう。

そう思います。

これは、壁にぶつかりながら必死に進んできた過去の自分と、出逢ってきた沢山の方から学んだことが結集したような「大切な教え」です。

p.s.
こんな感じで、「等身大の気持ち」を綴っていこうと思います。
長い文章になりがちですが、、
最後まで読んでくださってありがとうございました☺



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?