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凸と凹の幸せな使い方
「いってらっしゃいっ!」
玄関の扉を開けると、眩しくて目が開けられないほどの朝日が差し込む。太陽が、朝日というチアリーダーを私たちのところに届けてくれてるみたいだ。
朝、夫を仕事に見送る。たったこれだけの一瞬が、私はとてもとても幸せだ。私たち夫婦は今までほとんど一緒に仕事をしてきたこともあり、片方が片方を仕事に見送るという習慣は我が家にはなかった。夫は写真家であり映像も作る。そして私はヘアメイ
「撮る」「撮られる」の境なんてない
私たち夫婦は、海人がフォトグラファー、私が美容家ヘアメイクとして
撮影を生業としている。
私たちの撮影は少し独特で、
「本当に撮ってる?」っていうくらい、日常の延長戦上にある撮影だ。
今まで撮影させていただいてきたお客様からも
「あ、もう撮ってたんだ!」
「いつの間にこんなにたくさん」
「いつものお散歩みたい」
そんなことをよく言っていただく。
その人のいつもと変わりない表情がどれだけ美しいか
この人についていこう
海人(夫)に対する気持ちに少しずつ変化があるような気がして、少し残しておこうと思う。2個年下で、今までどちらかというと私が引っ張っていっている関係性でいる割合が、比較的多いように感じていた。フリーで仕事をし始めたのも私が先だったり、一緒に仕事をし始めてからも、すごくコミュニケーションが得意なわけではない海人の代わりに私が人との橋渡しをするという感覚が2人ともにあったり。私が先を進んで、そこを確実に
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