WADA HITOMI
毎日の私の小さな気付きが、どこかの誰かの生きやすさに繋がることを願って。
私の日々感じている感覚が、誰かの心の癒しになりますように。 #繊細さん #HSP
夫婦で一緒に仕事をしていたり、夫婦で毎日向き合う中での気付きを綴っています。
多くの方に読んでいただけている記事をまとめてみました。立ち止まってくれたあなたの小さな何かになりますように。
わたしの日々の暮らしの中での想いを綴っています。 わたしにとっての生きやすさが、誰かの生きやすさのヒントになれたなら。
きっとこれが、わたしがnoteに居続けたい理由。 書くことが好きなのもあるけれど、これが1番大きいのかもしれない。 他のSNSも大体かじったし、がっつりフォロワー増やすぞって #相互フォローとかで検索して好きでもない人をフォローしてみたり とにかくいいねしまくってみたり、コメントしたくもない人の投稿に 「素敵な文章ですね!」とか1ミリも思ってなくてもコメントしてみたり そんな、今となっては無駄だとわかる努力をしてみて、頑張ってみたりしたこともある。 そしてきっとnoteで同
先日、友人との会話でたまたま盛り上がった話と全く同じことが、ちょうどその時読んでいた本の中の一文に出てきて、私は急に椅子から立ち上がりたくなるほど興奮してしまった。この言葉は、本の中に出てくる編集者が作家である主人公にかけた一言で、この言葉にはこんな話が続く。 『世界のほとんど誰とも友だちにはなれない』 ——-誰の言葉でしたでしょうか、あれは本当だと思います。 だから話が通じる世界 —— 耳をすませて、言葉をとっかかりにして、 これからしようとする話を理解し
恥ずかしながら、今年34歳というこの歳になってやっと我が家は「家計管理」というものを始めた。 つまり家計簿をちゃんとつけて、毎月の収入と支出のバランスをみる。そして必要なもののためにちゃんと貯蓄をする。ええ、こんなに当たり前のことができなかった自分が恥ずかしい。穴があったら入りたいと、久しぶりに思う。(途中で書くのをやめたくなるほど恥ずかしい。ああ。) 会社員の時は、びっくりするくらいちゃんと毎月積立てたし、しっかりと貯金もあった。それがその貯金を全額メイクスクールの学費
『株式会社マイナビ(旧:毎日コミュニケーションズ)新卒採用事業部 営業第3部第1課 営業 庄司仁美』 ちょうど今から11年前の桜が満開の今頃、まだ就活用のスーツをきて初出勤を果たした私は、そう書かれた名刺を渡されて涙が出るほど嬉しかったのを覚えている。(その時はまだ旧姓)今となっては当時の名刺はもう手元にはないけれど、私はそこで約2年間、本当にたくさんの大好きな仲間に囲まれて働いた。 ちょうど新就職氷河期と呼ばれるときに就活をしていた私は、大体30社くらい(書類だけを入れ
ドン!と大きな音が聞こえてきたのは、「今日も夕日が綺麗だねえ」と夫と2人でワイン片手にベランダで空を眺めていた時だった。我が家はアパートの3階で、ベランダは通りに面している。時刻は19:50。暗くなり始めて、街灯もほとんどないくらい田舎のわりには、帰宅時間なのもあってか少しだけ車通りが増えていた。 音が聞こえた方にパッと目をやると、1匹の猫がものすごい勢いでこちらへ逃げてきているところだった。一台の白い乗用車から。 その車に乗っていた人たちはその猫の走り様を見て「あ、大丈
「死」について考えることが増えた。というのも、最近読んでいる本が主人公が死ぬ内容だったりホスピスの話だったり(大好きな小川糸さんの本「ライオンのおやつ」!)、死んだ後の世界の話だったりするからだろうが。 私は死ぬ瞬間何を思い出すのだろうと、ふと思う。それが思ったよりすぐ来るものなのか、まだまだ先の、体中に数えきれないくらいシワが刻まれた時なのかは、今の時点では分かりようがないけれど、確実に一寸たりともずれることなく、ベストなタイミングでそれは間違いなくやってくる。 実際、
「何においても形になるのは5年後だと思ってやっている」とある方がSNSで言っていたの聞いて、碇を下ろして動けなくなっていたその時の私の心がふっと軽くなって動き出した感覚を鮮明に覚えている。 きっとずっと長いこと私は、「早く」「多く」「高く」進むこと、結果を出すことが全てだと思い込んでいたのだと、この時に改めて気づくことができたらしい。フリーで仕事をしてきたことも大きく影響しているのか、今すぐに売上を上げるためにはどうしたらいいか、できるだけ早く多くの人に認知してもらうにはど
「いってらっしゃいっ!」 玄関の扉を開けると、眩しくて目が開けられないほどの朝日が差し込む。太陽が、朝日というチアリーダーを私たちのところに届けてくれてるみたいだ。 朝、夫を仕事に見送る。たったこれだけの一瞬が、私はとてもとても幸せだ。私たち夫婦は今までほとんど一緒に仕事をしてきたこともあり、片方が片方を仕事に見送るという習慣は我が家にはなかった。夫は写真家であり映像も作る。そして私はヘアメイクでありディレクション業も行うため、2人で一緒に撮影をすることが仕事の9割を占め
ああ、またこの季節がやってきた。楽しくて嬉しい、輝かしくて幸せで、同時にものすごくしんどい。そんな季節が。 私は1年の中にものすごく波がある人間で、秋から冬あたりのなんだか肌寒くなる季節くらいから、上着を重ねていくかのように私の殻も厚くなり、心身ともに冬眠モードに突入。そしてしばらく冬眠して(家にこもって社交性がゼロになる)数ヶ月が経ったとき、徐々に桜が芽吹いてきてさあこれからあったかくなるぞー!といったタイミングくらいから、源泉からフツフツと湧き出るかのように、色んなこと
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気楽でいたい、そう思うことが多いここ最近。これでもびっくりするくらい以前に比べたら楽観的に考えられるようになったし、特に(それは悩めよ!っていうことでさえ)悩むことも激減したのも事実なのだけれど、やはり根が真面目すぎる性格だからなのかすぐになんでも「ちゃんと」考えるモードに突入してしまうのが、これがまた良いのか悪いのか。 ただ、以前は「悩む」ことでついでに「落ち込む」ことも多かったのだけれど、最近は「悩む」ことはあってもそれにともなって「落ち込む」ことはめっきり減ったのが、
わたしの大好きな書き手、土門蘭さんが先日Twitterでこんなことを呟いていた。 ここ数ヶ月のわたしの読書量は(ついでに映画鑑賞量も)、今までと比にならないくらい爆増している。(といっても今までそもそも本を読んでいなかっただけなのだけれど。)そしてその中で、土門さんの言うこの感覚をものすごく体感している。 実際の生活の中でわたし自身が取る選択肢が広がっているのかは今のところ不明ではあるが、「こんなふうに生きてもいいのか」と許された感覚はわたしの中で確実に拡大していっている
先日私は、満月を迎えたタイミングでノートとペンを手に取り、いつも通りジャーナリングをしていた。満月だからといって願い事をノートに書くというわけではなく、湧いてきた言葉をただただそのまんま綴るのが私のスタイル。その中に願い事も含まれていたのであれば、それはそれで願ってみようといった軽い具合である。そしてノートにあーでもないこーでもない書きながら、私の中からじわりと浮きあがってきたある言葉がある。 『私は、人の心を揺れ動かしていたい。』 おお、我ながら大きいことを書くではない
気がついたら30分も経っていた。別に瞑想しようと思って始めたとかでは一切なく、ただただぼーっと、出たり入ったりする自分の呼吸を追っていたら、いつの間にか30分経過していた。 いつも瞑想しようと思って始めても5〜10分くらいがちょうどよくて、長い時間瞑想することはほぼない私なのだけれど、自分の呼吸に集中してるのが心地良すぎて、時間が経つのがあっという間だったみたい。 ただ、心地よくて抜けられなかったのと同時に、定期的にやってくる心のざわつきを一生懸命鎮めていた、というのも事
普通、流れには乗りたいものだよね。 小さい時、当時流行りのテレビ番組やアニメを観ていなかったりすると、クラスの男子から「うわー!お前遅れてるー!こんなことも知らねーのー!」って指さされて馬鹿にされる、みたいな経験は意外と誰しもあるんじゃなかろうか。 流れや流行りに乗り遅れるということが、そんな時代からなんだか格好悪いこと、いじめられる原因になること、みたいな印象がこびりついている。つまりは出来るなら遅れることなく、流れにうまく乗って最先端であることがこの社会の中で生きてい
「自由になんでも好きに表現してみて!」って言われた時の私の顔のゆがみようったらない。 前から少しずつnoteにも書いているけれど、私は最近絵を描いている。絵を描くというと、真っ白なキャンバスにいろんな道具を使って自由に幅広く表現できるものって捉えてしまいそうになるけれど、それはちょっと違う。私個人としては、絵がそんなに自由なものなのだとしたらこんなに好きになってはいないはずだ。 ・・・ 私が描いている絵は、一般的にはテクスチャーアート(さまざまに色付けしたペーストを筆や