わ だ ひ と み

写真家の夫と沖縄で田舎暮らし。 マイペースに漆喰を使って絵を描いています。最近は絵を描…

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写真家の夫と沖縄で田舎暮らし。 マイペースに漆喰を使って絵を描いています。最近は絵を描くこと、本を読むこと、noteで文章を書くことが楽しくてそれしかしていません。小さく丁寧に毎日を暮らしていたいです。 https://lit.link/hitomiwada

マガジン

  • 日日是好日

    決して目を引くような毎日じゃないけれど、ささやかに揺れる日常を。 わだひとみの日記マガジンです。ほぼ毎日更新を、できる範囲で。

  • よく読まれる記事たち

    多くの方に読んでいただけている記事をまとめてみました。立ち止まってくれたあなたの小さな何かになりますように。

  • 毎日のちょっとした気付き

    毎日の私の小さな気付きが、どこかの誰かの生きやすさに繋がることを願って。

  • 暮らしのハナシ。マガジン

    わたしの日々の暮らしの中での想いを綴っています。 わたしにとっての生きやすさが、誰かの生きやすさのヒントになれたなら。

  • 繊細さん向けコラム

    私の日々感じている感覚が、誰かの心の癒しになりますように。 #繊細さん #HSP

最近の記事

  • 固定された記事

ここには、弱くて優しい人がたくさん居る。

きっとこれが、わたしがnoteに居続けたい理由。 書くことが好きなのもあるけれど、これが1番大きいのかもしれない。 他のSNSも大体かじったし、がっつりフォロワー増やすぞって #相互フォローとかで検索して好きでもない人をフォローしてみたり とにかくいいねしまくってみたり、コメントしたくもない人の投稿に 「素敵な文章ですね!」とか1ミリも思ってなくてもコメントしてみたり そんな、今となっては無駄だとわかる努力をしてみて、頑張ってみたりしたこともある。 そしてきっとnoteで同

    • 頭の中の風通し

      頭の中が忙しい。 そう感じることは、少なくない。実際の仕事量とか活動量とは比例せずに、頭の中が忙しいことはよくある。数え切れないほどの心配事や、考えないといけないこと、無駄にしか思えない過去の振り返りと、どうしようもない未来への不安とか。もちろんネガティブなことだけじゃなくて、強すぎるワクワクとか、興奮冷め止まない楽しさとか、大き過ぎる期待とか、一見良いことのように見えることも、全部。人間の脳の許容度を可視化してみてほしいと思ってしまうほど、わたしたちの脳内回路は止まること

      • 生活することを忘れない

        今年も半分が終わり、新しい半分がスタートした。 ちょうど6月の末に義理の家族が沖縄へ数日遊びにきてくれていたり、大きなお仕事をひとつやり遂げたこともあり、終わりよければ全てよしと言わんばかりに、私の上半期はとても楽しく幸せ溢れるものでひとまずカンマを打つことができた。そして来たる2024年の下半期にも、なんだかほんわりと幸せのしっぽを掴めそうな気がしている。 そしてその幸せを感じれているのは、これからも変わらず生活が続いていくとを思えているからである。人生生きてれいば、き

        • 書きたいことがありすぎても。

          一昨日は夏至だったらしい。1年の中で1番日が長い日。 その夏至を境目に、沖縄では暴力かのような暑さが襲い始めた。例年より雨量が多かった梅雨も嘘かのようにすっかり明け、ギンギラギンの太陽が大活躍の季節にバトンが渡った。 ここ数日はそんな私自身の梅雨だったかのように、noteが全く書けていなかった。なんだか思うことがありすぎたのだ。 私のシンプルな毎日では、自分の心の動きが結構如実にわかる。シンプルが故に、その日その日の「今日のハイライト」とやらを自分で認識しやすい。今日と

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        記事

          私の愛はシロップと循環する

          今年も梅仕事が終わった。 「今年も」なんて言って、毎年やってる風な言い方をしてみたけれど、実はここ3年ほど梅仕事には手をつけていなかった。3年前に梅酒2種類と梅シロップを作り、それぶりである。 というのも、実は前回の梅仕事で一部失敗をしてしまったのだ。梅酒はそもそもアルコールで仕込むので大丈夫だったのだが、梅シロップは梅と砂糖で作る。梅も驚くほどカビさせてしまった。それからというもの、梅酒を作ることは問題なくても、◯◯シロップを仕込むことに恐怖を抱いてしまっていた私。だっ

          私の愛はシロップと循環する

          海に聴く

          1時間くらい、なーんにもしないで海辺にいた。 夫が仕事をしている間に、私は1時間ばかり1人で時間潰し。夫は写真を仕事にしていて、撮影現場には車で出向くのだけれど、少し遠くの現場に行く時は私も一緒についていって、仕事終わりに一緒に買い物をして帰ってくることがたまにある。(そういう時にしか都心に出ていけないのでついでが増える。) わたしたちは沖縄の北の端っこに住んでいるのだけれど、昨日は仕事で南の端っこに行く予定があったので、2時間くらい車を走らせて沖縄を南下した。 夫が1

          欲はシンプルに。ただ、描きたい。

          久しぶりに味わう、燃え尽きた…という感覚。 5月末に、今年の10月にフランスパリで開催されるArt Shopping Parisに出展するための大きな漆喰画の作品が2点、ようやく完成した。 出展することが決まったのは去年2023年の2月。あれから1年以上の期間をかけて、実際に絵を描くということをするわけでなくてもずっとこの出展のためのアンテナを張っていた私は、やっとの想いで作品が完成したことで、達成感と同時に力尽きてしまったような、全てにおいて無力な感覚に陥ってしまった。(

          欲はシンプルに。ただ、描きたい。

          ガーゼが好き

          パジャマを新調した。 先日から気になっていた静電気問題。ひとまずの解決策として、パジャマを変えてみることにした。 ポリエステルなど化学素材のパジャマを着ていると、どうも静電気でパジャマが身体中にペターっと引っ付く。冬にストッキングを履いた時並みに、引っ付く。カラダに溜まる静電気は気血の巡りを悪化させるということもあり、身体中のコリが辛いのも耐えられず、ついに天然素材のパジャマを新しく購入することに。 ずっと前から気になっていた無印良品の二重ガーゼシリーズ。昨日ちょうど夫

          ガーゼが好き

          梅雨がくれた許し

          雨が降ると、なんだか少し安心する。 地球もやっぱり給水する時間が必要らしい。 例年より少し遅れて、沖縄はやっとこさ梅雨に入った。 基本的に沖縄は年中暑い。もちろん冬は長袖を着るくらいまでに気温は下がるけど、本島に比べたら上着もいらないくらいの暖かさをキープしている。そんな年中暑い沖縄にいると、もちろん常に太陽が元気で(冬は少し曇りがちになるけれど)心身ともにリフレッシュされるし、やっぱり晴れやかな気持ちになる。そんな沖縄に、今まで何度も救われてきた。 けれど、こうして長

          梅雨がくれた許し

          図書館のハシゴ

          2週間で本6冊は読めないのを知りながらも、どうしても貸し出し可能冊数MAXまで借りてしまう。 私たち夫婦は、2週間に1回図書館に行く。前まではよく本屋に行っていたのだけれど、沖縄に移住してから図書館を大活用するようになった。そして、図書館を利用するようになってから、私の読書好きが加速したとも言える。 我が家では夫婦揃って読みたい本が文字の通り山ほどあるので、読んで本当に良かった本だけお家に迎えるようにしている。本屋で読みたい本を全て買っていては、毎月何万円分本に捧げること

          図書館のハシゴ

          未消化の恋

          昔好きだった人の夢を見た。 ほんの3ヶ月だけお付き合いをした、小さい恋。唯一の思い出は一緒に映画を見たこと、というくらいのよくある若い時の恋愛のひとつ。 夢の中で、私はとにかく一生懸命彼と話をしていた。付き合っている前提でもなく、ただの友人としてなのかなんなのかは夢の中ではぼやけていたけれど、とにかくたくさん質問して、たくさん話をしようとしていた。 彼は、いつも笑っていた。連絡手段が携帯のメールだったあの時、すぐに返事が返ってくることは少なく、返信があっても何回に一回か

          ハイターに頼らなくてもいい余裕

          壁にカビを発見した。 ここは湿度96%の沖縄県。どう頑張ってもカビを免れるのは無理な環境ではあるのだけれど、風通しの良い古民家や古くからある家よりも、最近建ったマンションなどの方が密閉もされているからかカビやすいらしい。(入居するときに教えてもらった。) そして、わかってはいたものの、掃除はいつの間にか怠ってしまうもの。いつも使うスペースの掃除はある程度こまめにしているのに対して、家の隅っこの掃除は結構間を空けてしまっていた。うん、結構空けていたのだと思う。 カビたちが

          ハイターに頼らなくてもいい余裕

          巣立ちの日の親心

          いつか我が子が家を出ていく時はきっとこんな気持ちになるのだろうか。 昨日、私の作品たちが旅立っていった。漆喰画の作品が、嬉しいことにご購入いただけたのだ。そもそも絵を描き始めた当初から、売ることを目的に絵を描いているわけではなく、私の中で生まれるインスピレーションをカタチに起こしたものが絵になったというものなのだけれど、だからこそ、一作一作への想いも強い。(2度と同じ作品は描けない。) これ以外に今までご購入いただいた絵たちに対しても全く同じ気持ちで、郵送するための梱包を

          巣立ちの日の親心

          続けたいなら続けようとしない

          4日ほど投稿をお休みしてしまった。やっぱりどんなことでも続けるって難しい。 やりたいことが、やらなければいけないことにいつの間にか変化しているのはなぜだろうと思う。やりたくて始めて、しかもやってた方が調子がいいことでさえも、続けようと決め始めると途端にやらなければいけないタスクと化してくる瞬間がある。 話はnoteに限った話ではなく、自炊をしよう!とか、トイレ掃除を毎朝しよう!とか毎日納豆を食べようとかそういう小さいことでも起きる現象は同じ。 三日坊主でも3日はきっと続

          続けたいなら続けようとしない

          くだらないって、最高。

          昔からそんなにお笑いとかコメディに興味が持てなかった。理由は「くだらない」から。 なんだかもうこれを書きながらそんなこと言ってる自分の頭をバシッとスリッパで叩いてやりたいくらい、なんてくだらない人間なんだろうとすでに落ち込みかけているのだけれど、最近私自身の毎日に、もっと『くだらなさ』を足していきたいと思うようになった。 読む本を選んだり観る映画を選んだりするときの癖が、「学びのありそうなものを選ぶ」「成果につながりそうなものを選ぶ」という、なんともまあ結果主義といいます

          くだらないって、最高。

          記念日は、2人だけがいい。

          結婚記念日だった。付き合って13年、結婚して6年が経った。 毎年、何年目かわからなくなる。1から数えて、そんなに経ったのね〜と2人で笑い合うのがここ数年の当たり前になっている。今年の結婚記念日当日は、昼間はいつも通り夫が仕事なのもあり、お祝いは次の日の夜に外食でもしようということに。 あまり外食欲もなく、わざわざ外でお酒を飲んでも代行で帰ってくるのが面倒で(お金もかかるし)外食は月1くらいの頻度なのだけれど、今日くらいはということで、前から気になっていた古民家風の小さな洋

          記念日は、2人だけがいい。