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今週の読書録(2024.7.14)
なぜ働いていると本が読めなくなるのかネットニュースでも話題の三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』。
仕事と趣味が両立できない、かつては読書が好きだったのに社会人になってから本が読めなくなった。
周囲でもよく聞くこの手のお話。
かつては教養や娯楽の手段であった読書が現代ではもはや「ノイズ」?!
衝撃的ではあるものの納得の内容。
黙読は明治になってからの習慣、文豪の名作の時代背
スリランカひとり旅日和(施設編)
初上陸のスリランカでは、事前に調べていても戸惑うことも多々あり。
そんな初めてがたくさんの旅行でしたが、運や人とのご縁にも恵まれて充実した日々を送ることができました。
バンダラナイケ国際空港スリランカ最大の都市コロンボから北に35km程の距離にある官民共用の空港です。
日本の都市部で35kmといえば比較的近い印象を受けましたが、交通事情や道路事情の兼ね合いで移動には時間を要します。
空港内はコ
スリランカひとり旅日和(お土産編)
スリランカのお土産は何がよいものか?
有名なのは紅茶やスパイスですが、それ以外にも今回購入した一部をご紹介いたします。
コスメSpa Ceylonは、日本国内ではラグジュアリーラインに位置付けられているオーガニックコスメブランドですが、スリランカでは比較的お値打ちに購入することができます。
とは言え、現地の方には高価なため購入者はほぼ観光客なのだとか。
スリランカでお世話になったスタッフへ最終日
今週の読書録(2024.6.22)
くろねこカフェのおやつ 泣きたい夜のマロングラッセ「くろねこカフェのおやつ」シリーズ2冊目は、主要な登場人物は前作同様に同じテイストで進む安定感ある小説。
今回も周囲の人が旅立った後に残された人と思い出をたどるように記憶に残るお菓子を味わう。
書籍紹介のように泣くことはなかったものの、ほんわりした読了感。
短編集なので、移動の途中にも読みやす一冊です。
キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシ
今週の読書録(2024.5.27)
成瀬は信じた道をいく本屋大賞を受賞した宮島未奈さんの「成瀬シリーズ」第二弾、『成瀬は信じた道をいく』。
前作より成長しさらにパワーアップした主人公。
地元を愛する個性的な彼女は、ついに観光大使に就任!
前作からの続いて登場する幼馴染以外にも、弟子?や家族など周囲の人物の視点で語られる成瀬あかり。
特に今作では父親視点のエピソードが好みでした。
「かわいいけれど、これじゃない感がある」主人公の活
今週の読書録(2024.5.14)
時の睡蓮を摘みに美しい装丁にひかれて手に取った一冊。
アガサ・クリスティー賞大賞受賞作である葉山博子さんの「時の睡蓮を摘みに」は、大戦前後のベトナムを舞台にした作品。
早川書房のページでは、冒頭部分の試し読みも公開されています。
文字を追うごとに色彩や風景が思い浮かぶよう。
現代でもかなり強いタイプに分類されそうな主人公は、当時の価値観では異質の存在。
日本の閉鎖的な価値観から逃れるようにフ
今週の読書録(2024.3.17)
もふもふ:犬猫まみれの短編集朱野帰子さんの「昨日もキーボードがめちゃくちゃになりました」目当てで手に取りました。
詳細は朱野さんの記事にも記載がありますが『わたし、定時で帰ります。』番外編ということでおなじみのキャラクターも登場します。
リモートワーク必須の理由のひとつが猫。
猫を中心に過ごす毎日は、苦労の合間にやりがいもうかがえる。
時系列としては『わたし、定時で帰ります。』3冊目の後なの
会計ソフトfreeeで確定申告
今年の確定申告も無事に完了。
税金の納付ではなく還付がある方は、2月16日ではなく1月4日からできるので兼業ライターの私は一足先に提出。
昨年までは弥生会計を使用していましたが、今年はfreeeを使用してみました。
freeeの特徴結論から言えばfreeeの無料版では電子申請までは完結しません。
経費の入力までは無料体験版でもできるので、確定申告用の書類をご自身でe-taxで作成するならば○
今週の読書録(2024.2.11)
祖母姫、ロンドンへ行く元は小説丸で連載中のイギリス留学中のお話が面白いので、同著者の作品を検索して知ったものです。
連載に加筆されていると知り、手に取りました。
連載の中では明かされなかった滞在後半のブライトン在住の元ルームメイトとのエピソード。
あの後そのような展開になっていたとは?!と嬉しい驚きでした。
さて、話は戻って、こちらのストーリー。
椹野道流さんが高齢の祖母をエスコートしてロンド