春賀

2020年よりライターとしても活動中。広報、出版社での勤務経験をいかして働きながら、食…

春賀

2020年よりライターとしても活動中。広報、出版社での勤務経験をいかして働きながら、食と本、日常のこだわりを呟きます。

記事一覧

今週の読書録(2024.7.14)

なぜ働いていると本が読めなくなるのかネットニュースでも話題の三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』。 仕事と趣味が両立できない、かつては読書が好…

春賀
8日前
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猛暑のチョコミント

危険な暑さが続く中、お散歩がてらチョコミントを求めてお出かけ。 目黒駅から徒歩10分圏内にあるのは、「erb(アーブ)」さん。 今年できたクラフトハーブアイスの専門店…

春賀
2週間前
4

暑い日のカレー

厳しい暑さが続いています。 夏バテ対策にもなりそうなスパイスたっぷりのスリランカ料理が恋しくなります。 東京でいただくことのできるスリランカ料理を検索し、巡ること…

春賀
2週間前

スリランカひとり旅日和(施設編)

初上陸のスリランカでは、事前に調べていても戸惑うことも多々あり。 そんな初めてがたくさんの旅行でしたが、運や人とのご縁にも恵まれて充実した日々を送ることができま…

春賀
3週間前
6

スリランカひとり旅日和(お土産編)

スリランカのお土産は何がよいものか? 有名なのは紅茶やスパイスですが、それ以外にも今回購入した一部をご紹介いたします。 コスメSpa Ceylonは、日本国内ではラグジュ…

春賀
3週間前
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スリランカひとり旅日和(交通手段編)

久しぶりの長距離フライトと初上陸の国。 初めて尽くしの環境で体験した移動にまつわるお話です。 事前に知っておくと対策を講じることのできる問題もあるので、これから…

春賀
3週間前
5

今週の読書録(2024.6.29)

愚か者の石「愚か者の石」は、河崎秋子さんの直木賞受賞(『ともぐい』新潮社刊)後、第一作。 「締め殺しの樹」と同様に開拓期の北海道を舞台にした作品です。 今作の主人…

春賀
3週間前
8

スリランカひとり旅日和(準備編)

久しぶりに空いた予定。 いつか行ってみたいと思っていたスリランカ旅行を決めました。 ある程度英語が通じるとはいえ、異国。 文化や風習が異なりますので、備えあれば憂…

春賀
4週間前
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今週の読書録(2024.6.22)

くろねこカフェのおやつ 泣きたい夜のマロングラッセ「くろねこカフェのおやつ」シリーズ2冊目は、主要な登場人物は前作同様に同じテイストで進む安定感ある小説。 今回…

春賀
1か月前
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校正・校閲がテーマの書籍

仕事柄気になる校正や校閲がテーマの書籍。 今回はこれまで読んだ中から、もう一度読みたい3冊をまとめました。 校閲ガール宮木あや子さんの「校閲ガール」シリーズは、メ…

春賀
1か月前
19

今週の読書録(2024.5.27)

成瀬は信じた道をいく本屋大賞を受賞した宮島未奈さんの「成瀬シリーズ」第二弾、『成瀬は信じた道をいく』。 前作より成長しさらにパワーアップした主人公。 地元を愛す…

春賀
1か月前
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今週の読書録(2024.5.14)

時の睡蓮を摘みに美しい装丁にひかれて手に取った一冊。 アガサ・クリスティー賞大賞受賞作である葉山博子さんの「時の睡蓮を摘みに」は、大戦前後のベトナムを舞台にした…

春賀
2か月前
11

今週の読書録(2024.3.17)

もふもふ:犬猫まみれの短編集朱野帰子さんの「昨日もキーボードがめちゃくちゃになりました」目当てで手に取りました。 詳細は朱野さんの記事にも記載がありますが『わた…

春賀
4か月前
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会計ソフトfreeeで確定申告

今年の確定申告も無事に完了。 税金の納付ではなく還付がある方は、2月16日ではなく1月4日からできるので兼業ライターの私は一足先に提出。 昨年までは弥生会計を使用して…

春賀
5か月前
6

今週の読書録(2024.2.11)

祖母姫、ロンドンへ行く元は小説丸で連載中のイギリス留学中のお話が面白いので、同著者の作品を検索して知ったものです。 連載に加筆されていると知り、手に取りました。…

春賀
5か月前
6

今週の読書録(2024.1.22)

ひとり旅日和 幸来る!シリーズ5冊目。 来年秋口に発売される秋川滝美さんの「ひとり旅日和」シリーズ。 最新刊での主人公はすっかり一人旅にも慣れて、限られた日程内で…

春賀
6か月前
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今週の読書録(2024.7.14)

今週の読書録(2024.7.14)


なぜ働いていると本が読めなくなるのかネットニュースでも話題の三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』。
仕事と趣味が両立できない、かつては読書が好きだったのに社会人になってから本が読めなくなった。
周囲でもよく聞くこの手のお話。

かつては教養や娯楽の手段であった読書が現代ではもはや「ノイズ」?!
衝撃的ではあるものの納得の内容。

黙読は明治になってからの習慣、文豪の名作の時代背

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猛暑のチョコミント

猛暑のチョコミント

危険な暑さが続く中、お散歩がてらチョコミントを求めてお出かけ。

目黒駅から徒歩10分圏内にあるのは、「erb(アーブ)」さん。
今年できたクラフトハーブアイスの専門店。
外壁も涼しげなミントカラーでした。

この日のアイスは4種類から選択します。
ハーブティーは店先に置かれているスミスのもののようでした。

アイスクリーム(シングル/ダブル/トリプル)
フレッシュミントチョコ
ジャスミンミルク

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暑い日のカレー

暑い日のカレー

厳しい暑さが続いています。
夏バテ対策にもなりそうなスパイスたっぷりのスリランカ料理が恋しくなります。
東京でいただくことのできるスリランカ料理を検索し、巡ることに。

Ceylon Inn1991年創業の中目黒にあるスリランカ料理店 Ceylon Inn(セイロン イン)さん。
今回はスリランカフェスティバル出店時にいただきました。

孤独のグルメにも登場したお店のようです。
スリランカホームス

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スリランカひとり旅日和(施設編)

スリランカひとり旅日和(施設編)

初上陸のスリランカでは、事前に調べていても戸惑うことも多々あり。
そんな初めてがたくさんの旅行でしたが、運や人とのご縁にも恵まれて充実した日々を送ることができました。

バンダラナイケ国際空港スリランカ最大の都市コロンボから北に35km程の距離にある官民共用の空港です。
日本の都市部で35kmといえば比較的近い印象を受けましたが、交通事情や道路事情の兼ね合いで移動には時間を要します。

空港内はコ

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スリランカひとり旅日和(お土産編)

スリランカひとり旅日和(お土産編)

スリランカのお土産は何がよいものか?
有名なのは紅茶やスパイスですが、それ以外にも今回購入した一部をご紹介いたします。

コスメSpa Ceylonは、日本国内ではラグジュアリーラインに位置付けられているオーガニックコスメブランドですが、スリランカでは比較的お値打ちに購入することができます。
とは言え、現地の方には高価なため購入者はほぼ観光客なのだとか。
スリランカでお世話になったスタッフへ最終日

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スリランカひとり旅日和(交通手段編)

スリランカひとり旅日和(交通手段編)

久しぶりの長距離フライトと初上陸の国。
初めて尽くしの環境で体験した移動にまつわるお話です。

事前に知っておくと対策を講じることのできる問題もあるので、これから渡航される方の参考になると幸いです。

スリランカ航空成田空港からバンダラナイケ国際空港までは、週に4便直行便が就航中。
乗り継ぎもないので安心かと思いきや、意外と遅延や欠航が多めのようで運行状況は要チェックです。
特にスリランカを発つ便

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今週の読書録(2024.6.29)

今週の読書録(2024.6.29)


愚か者の石「愚か者の石」は、河崎秋子さんの直木賞受賞(『ともぐい』新潮社刊)後、第一作。
「締め殺しの樹」と同様に開拓期の北海道を舞台にした作品です。

今作の主人公は囚人。
本人曰く、冤罪と捉える思想犯の刑期は10年ごえ。
慣れない北の地で環境も価値観も全てがくつがえる日々を送る中で、変わるもの変わらないもの。

決して明るくない世界観であるにも関わらず、ページを繰る手がとまらない。

古本食

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スリランカひとり旅日和(準備編)

スリランカひとり旅日和(準備編)

久しぶりに空いた予定。
いつか行ってみたいと思っていたスリランカ旅行を決めました。

ある程度英語が通じるとはいえ、異国。
文化や風習が異なりますので、備えあれば憂いなしと思い準備を進めました。
パスポートなどの必携品以外に、以下のような準備をしていったところ快適な旅に。
初めての訪問先で楽しく過ごすには準備が大切です。

VISAの申請スリランカの入国にはVISAが必要らしく、電子申請に挑戦。

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今週の読書録(2024.6.22)

今週の読書録(2024.6.22)


くろねこカフェのおやつ 泣きたい夜のマロングラッセ「くろねこカフェのおやつ」シリーズ2冊目は、主要な登場人物は前作同様に同じテイストで進む安定感ある小説。

今回も周囲の人が旅立った後に残された人と思い出をたどるように記憶に残るお菓子を味わう。
書籍紹介のように泣くことはなかったものの、ほんわりした読了感。
短編集なので、移動の途中にも読みやす一冊です。

キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシ

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校正・校閲がテーマの書籍

校正・校閲がテーマの書籍

仕事柄気になる校正や校閲がテーマの書籍。
今回はこれまで読んだ中から、もう一度読みたい3冊をまとめました。

校閲ガール宮木あや子さんの「校閲ガール」シリーズは、メディア化もされたことで、校閲という仕事の存在を世の中に知らしめることに貢献した作品ではないでしょうか?

ファッション誌を愛する主人公としては不本意な配属である校閲部。
抜群の記憶力と気になることを追求する粘り強さで、結構良い仕事をして

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今週の読書録(2024.5.27)

今週の読書録(2024.5.27)


成瀬は信じた道をいく本屋大賞を受賞した宮島未奈さんの「成瀬シリーズ」第二弾、『成瀬は信じた道をいく』。
前作より成長しさらにパワーアップした主人公。
地元を愛する個性的な彼女は、ついに観光大使に就任!

前作からの続いて登場する幼馴染以外にも、弟子?や家族など周囲の人物の視点で語られる成瀬あかり。
特に今作では父親視点のエピソードが好みでした。
「かわいいけれど、これじゃない感がある」主人公の活

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今週の読書録(2024.5.14)

今週の読書録(2024.5.14)


時の睡蓮を摘みに美しい装丁にひかれて手に取った一冊。
アガサ・クリスティー賞大賞受賞作である葉山博子さんの「時の睡蓮を摘みに」は、大戦前後のベトナムを舞台にした作品。

早川書房のページでは、冒頭部分の試し読みも公開されています。

文字を追うごとに色彩や風景が思い浮かぶよう。
現代でもかなり強いタイプに分類されそうな主人公は、当時の価値観では異質の存在。
日本の閉鎖的な価値観から逃れるようにフ

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今週の読書録(2024.3.17)

今週の読書録(2024.3.17)


もふもふ:犬猫まみれの短編集朱野帰子さんの「昨日もキーボードがめちゃくちゃになりました」目当てで手に取りました。
詳細は朱野さんの記事にも記載がありますが『わたし、定時で帰ります。』番外編ということでおなじみのキャラクターも登場します。

リモートワーク必須の理由のひとつが猫。
猫を中心に過ごす毎日は、苦労の合間にやりがいもうかがえる。

時系列としては『わたし、定時で帰ります。』3冊目の後なの

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会計ソフトfreeeで確定申告

会計ソフトfreeeで確定申告

今年の確定申告も無事に完了。
税金の納付ではなく還付がある方は、2月16日ではなく1月4日からできるので兼業ライターの私は一足先に提出。
昨年までは弥生会計を使用していましたが、今年はfreeeを使用してみました。

freeeの特徴結論から言えばfreeeの無料版では電子申請までは完結しません。
経費の入力までは無料体験版でもできるので、確定申告用の書類をご自身でe-taxで作成するならば○

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今週の読書録(2024.2.11)

今週の読書録(2024.2.11)


祖母姫、ロンドンへ行く元は小説丸で連載中のイギリス留学中のお話が面白いので、同著者の作品を検索して知ったものです。
連載に加筆されていると知り、手に取りました。
連載の中では明かされなかった滞在後半のブライトン在住の元ルームメイトとのエピソード。
あの後そのような展開になっていたとは?!と嬉しい驚きでした。

さて、話は戻って、こちらのストーリー。
椹野道流さんが高齢の祖母をエスコートしてロンド

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今週の読書録(2024.1.22)

今週の読書録(2024.1.22)


ひとり旅日和 幸来る!シリーズ5冊目。
来年秋口に発売される秋川滝美さんの「ひとり旅日和」シリーズ。
最新刊での主人公はすっかり一人旅にも慣れて、限られた日程内で気になるスポットを効率よく巡るようになっています。
一冊目では考えられなかった突発的なハプニングからの切り替えもできるように成長した姿は頼もしい限り。

下関にて訪れた市場のお寿司、観覧車のある公園は実際に目にしていたので感慨深いものが

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