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今週の読書録(2024.2.11)


祖母姫、ロンドンへ行く

元は小説丸で連載中のイギリス留学中のお話が面白いので、同著者の作品を検索して知ったものです。
連載に加筆されていると知り、手に取りました。
連載の中では明かされなかった滞在後半のブライトン在住の元ルームメイトとのエピソード。
あの後そのような展開になっていたとは?!と嬉しい驚きでした。

さて、話は戻って、こちらのストーリー。
椹野道流さんが高齢の祖母をエスコートしてロンドン旅行へ赴いた珍道中は興味深く、スルスルと読み進みます。

連載時のタイトルはその名も「自己肯定感の話」。
自己肯定感が天元突破しているお祖母様、自信なさげな著者の組み合わせは服装も相まってマダムと秘書とみなされていた模様。
祖母姫の希望を叶えるために、奔走する様子はコミカル。

ジェネレーションギャップというよりも人生の方向性が異なる二人。
高級店でコートや杖をセミオーダー、お土産も気の向くままに悠々と買い込む祖母。
他方、マークス&スペンサーで友人にお土産を買うといえば、スーパーで買うの?お金が足りないならばお小遣いをあげましょう…と憐れまれる孫。
道中のCA、ホテルスタッフ、親族のお金の力にも支えられ、祖母姫の人生最後の夢をかなえるために秘書孫は文字通り東方西走。

フィクションではなく、エッセイだそうですが、話を盛らずにこれだけのことが1週間で起こったとは…濃すぎる…

自信は努力を重ねたからこそ醸し出されるものなのだと、祖母姫の言動には説得感があります。
イマイチ自信を持てずに決断に迷うときにもおすすめの一冊です。

祖母と孫娘の、笑って泣ける英国珍道中!!
正月の親戚の集まりで英国留学の思い出話を披露した孫娘(著者)に、祖母が「一度でいいからロンドンに行きたい、お姫様のような旅をしたい」と告げたことから、一族総出で支援する5泊7日の豪華イギリス旅行が決定! だが、そもそも著者が留学で培ったのは「行き当たりばったり体力勝負の低コスト海外滞在」ノウハウで、高齢の祖母をお姫様のようにもてなす旅とは真逆のスキルだ。資金面こそ親族の全面フォローがあるが、慣れないツアコン(秘書)役を任命された孫娘の心には不安しかない。
しかし、いざ現地に到着してみれば……大英博物館、ロンドン塔、ハロッズにフォートナム&メイソン、ロンドン三越にオリエント急行、5つ星ホテルのおもてなし、そして憧れのアフタヌーンティー……初めての祖母とのふたり旅は、楽しみもトラブルも山盛りで毎日が刺激的だ。果たして著者=《秘書孫》は、強くてキュートな《祖母姫》を満足させることができるのか?
頑固で優雅な祖母姫の名言続出! 底抜けにおもしろく、やがてホロリとする――著者がまだ「コムスメ」だった頃の、「自己肯定感」にまつわる極上エッセイ!!

Amazon紹介より

キレイはこれでつくれます

以前から気になっていたMEGUMIさんの書籍。
こちらの影響でルルルンのこちらのタイプが店頭からしばらく消えるという現象も耳にしました。

高価な商品や定期的な美容クリニック通いはなかなか真似できませんが、シートマスク継続利用であれば再現できる!
恐らく多くの方はそのような思ったことでしょう。

芸能の方ならではの、ご自身の商品価値を維持向上するための意識や行動は、お見事!の一言に尽きます。

なるほど…シートマスクを貼っている間にスカルプマッサージ…と思い、ついつい購入してしまいました。
Amazonによれば書籍とセット購入されている方が多いようですね。

確かにお若いころとはまた一味違う魅力は、美肌もあってこそ。
日常でできるメンテナンスをしっかりしようと思える一冊です。


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春賀
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