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スリランカひとり旅日和(交通手段編)

久しぶりの長距離フライトと初上陸の国。
初めて尽くしの環境で体験した移動にまつわるお話です。

事前に知っておくと対策を講じることのできる問題もあるので、これから渡航される方の参考になると幸いです。


スリランカ航空

成田空港からバンダラナイケ国際空港までは、週に4便直行便が就航中。
乗り継ぎもないので安心かと思いきや、意外と遅延や欠航が多めのようで運行状況は要チェックです。
特にスリランカを発つ便では、遅延が続いた末の欠航や丸一日近い遅延も滞在期間中に帰国予定だった方から聞きました。
スマートフォンの充電や通信環境は万全の態勢で臨むとより安心。

1.機内食

スリランカ航空の機内食は評判がよいようで楽しみの一つでした。
往路はお昼発の便だったので食事が2回、復路は夜発の便だったので食事+軽食でした。

基本の食事はチキンかお魚かという2拓。
事前に申請するとベジ対応もあるようです。

チキンのメニュー

この日のチキンはシチューかストロガノフのように見えますが、ホワイトカレー味でした。
お野菜や果物も美味しいのが嬉しいポイント。
デザートは甘さがしっかりしたお味で紅茶と一緒にいただくと気分が和みます。

飲み物はアルコール類からノンアルコールまでエコノミーであっても充実の品揃え。
機体が揺れなければ食後にはスリランカティーかコーヒーを選ぶことができます。
迷わず紅茶をお願いしましたが、程よい温度で冷房でひえひえの体をじんわり温めてくれるため、味よりも感覚に喜んだ記憶の方が強め…
お砂糖やミルク、ライムのような果物も準備されているので、予想外に本格的なティータイムを堪能することができました。

2.機内での過ごし方

映画は最新作ではないものの日本でも人気のあった作品が充実していました。
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』や『バービー』などを見て過ごすことに。
日本語音声や字幕対応は2割未満の印象です。
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は英語音声+広東語音声で視聴していたこともあり、客室乗務員さんからは日本人だと思われず…

文庫本を持参していたので、映像に飽きた後は活字に切り替え。
紅茶を片手に読書、なかなか素敵な移動時間でした。

搭乗機は、乗車率が6割程度の印象で空席多め。
眠りたい際には横の座席も使用してのんびり過ごすことができたのもありがたかったです。
エコノミーのクッションはペラッペラなので、着替えをジップロックに詰めて持ち込むことでクッション代わりに使用すると快適だったのでおすすめです。

3.温度

噂には聞いていましたが、とにかく冷え冷えです。
半袖で過ごす方が信じられないひんやり具合。
毛羽立ってきたのでそろそろ処分しようか迷っていた秋冬物のカーディガン、カシミヤのストールを持ち込んで着込むことで安眠できました。

機内にあるブランケットは日本の航空会社の物よりも通気性がよいのかあまり防寒には役立たず…
加えて離陸よりかなり早めにヘッドホンとあわせて回収されるので、寒がりの方はご自身で備えていくことをおすすめいたします。

その他、こちらのめぐりズムシリーズやアイマスクも温まるタイプがあるとかなり楽でした。

Uber

Uberアプリはスリランカでも有効。
現金での決済は不安があるのでクレジットカード決済を利用しました。
通話のできるSIMカードを購入していれば、ホテルにいるうちに手配してフロントの方などに運転手さんと話していただくと安心です。

コロンボ市内など中心地であれば比較的早く見つかりますが、郊外で手配しようとすると思わぬ障壁が…

問題1.いつ来るのか待ちぼうけ

まさかのいつまで経っても来ない??
アプリでは手配できていても、設定料金に納得できなかったり、めんどくさかったり?!した場合には、いつまで待っても車は来ません。
特に安い価格で設定してある運転手さんにその傾向が強かった気がします。
少しお高めの車と高評価であれば来る確率が高めでした。

来ない場合にはキャンセルして、再度違う車を手配しなおします。
車が来てくれるとテンションが上がる!
日本では当たり前のことに喜びを感じる体験ができました。

問題2.お支払いには気を付けて

クレジットカードで決済していても乗るときには現金で払って欲しいと言われることも。
どうやらUberから運転手さんに支払われるまでには1週間程度かかるようです。
余裕がない方の場合には、そのタイムラグが辛いとのこと…
手配時に事前にチャットでクレジットカード支払いの合意を得ておくと安心です。
チップもUberの画面上で支払いできるため現金がなくても大丈夫です。

また、高速料金は現金で払って欲しいとのことで、別途渡したのですが、実際にUberの領収書を確認すると既に高速料金も込みだったことも。
Uberに問い合わせても証明できなければ保証できないといわれ、日本円に換算すると地下鉄初乗り程度の価格だったので諦めました…
決済や領収書画面は乗車時に確認をお忘れなく。

問題3.英語はそこそこ

英会話がスムーズに通用するかは運次第。
日常会話はシンハラ語という方が多いらしく、お互いの英語がうまく聞き取れずに翻訳アプリも活用しての対話となることも。
少し仲良くなるとスリランカの紅茶産地当てクイズをしながら、紅茶談議に花が咲くなど気さくな運転手さんに遭遇することが続きました。

トゥクトゥク

東南アジアや南アジアで目にするトゥクトゥク。
実はスリランカには初体験でした。

絵本に登場しそうなキュートなビジュアルですが、意外とスピードが出ます。
車の間を縫って運転する方も多め、横はドアがないのでドキドキです。
景色を楽しみながらの移動と街の匂いも感じることのできる体験に異国に来た実感がわきました。

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