【読書】『ののはな通信』─女子2人、30年に渡る往復書簡 

【読書】『ののはな通信』─女子2人、30年に渡る往復書簡 

三浦しをんさんの「ののはな通信」を読みました。読書が好き!という気持ちを呼び覚ましてくれた本です。 ふらっと入った書店で、表紙のデザインに惹かれて手に取りました。淡いオリーブグリーンの下地に、草花や動物の切手が並んだデザイン。ポストカードのようでなんとも可愛いのです。 続いて「往復書簡」との紹介が目に入り、一気に興味が湧きました。仕事で精神力がゼロになっていたその時の私は、恋愛や青春よりも、女子同士のほのぼの小説を欲していたのでした(結果的にほのぼのではなかった)。 あら

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電子書籍化すべき~『人生激場』(三浦しをん)~

電子書籍化すべき~『人生激場』(三浦しをん)~

何となくしをんさんのエッセイが読みたくなり、図書館で借りました。 ↑単行本(*古本です) 読んでいると、話題が何だか懐かしいんですよね。サッカーのドイツ代表のゴールキーパーのカーンとか、キムタクのドラマ「GOOD LUCK!!」とか、映画「ロード・オブ・ザ・リング」とか。まぁちょっと古いエッセイだし、と思って奥付を見たら、2003年発行。冷静に考えると18年前なわけで、「結構古い」とも言えます。何といっても、メールアドレスを持っていない友人が登場したりもしますし。 最近

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まほろの街と、町田。

まほろの街と、町田。

こんばんは☺︎ Etoile Pilates ピラティスインストラクターの寺田マリです。 毎日note479日目の日記note🌟 今日は午後からお仕事なので、午前中は少しのんびりしつつ、掃除や洗濯やお皿洗いなんかを片付けて。 翌日の仕事が午後からだと思うと、なんとなく夜更かしモードになってしまい、昨日の夜は最近勢いで始めてしまったNetflixを見ながらだらだらしてしまった。 まあ、たまには良いよね、こんなのも。 このところずっと見ているのは2013年ごろにやってい

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「親ってなんで,あんなわけのわかんない生き物なんだろうな」

「親ってなんで,あんなわけのわかんない生き物なんだろうな」

この言葉は、三浦しをんの小説 『エレジーは流れない』からの一節です。 真言マントラの写経を朝活にしています。 瞑想=「止観」を写経で体感できるからです。 このところ、 私のもともと複雑だった親子問題が、 老々介護に移行していくことで 私自身が耐えられず「 うつ」になってしまったことなど綴りました。 親の悪口を言うという行為は実は精神的にヘビー、 ですから複雑な生い立ちまでは 書くことができずにいます。 今朝は悪口から離れて書きます。 お盆用の読書のた

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言葉の意味を知りたい、その根底にある想い  (舟を編む/三浦しをん)

言葉の意味を知りたい、その根底にある想い (舟を編む/三浦しをん)

松田龍平さん主演で映画化もされた名作「舟を編む」。 私はあらすじを全く知らないまま読み始めたのですが、読み終わって、辞書作りに必要な膨大な労力とその熱意に圧倒されると共に、”言葉”を使うことについて改めて考えさせられました。 自分が作品を通じて考えたことを、印象に残った言葉たちと共にごしょうかい。 言葉を自分のものにする自分のものになっていない言葉を、正しくは解釈できない。 (文庫 舟を編む p71) これまで恋をしたことがない主人公馬締が香具矢を好きになった時、初めて

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7月の感想

7月の感想

「夜中の散歩、まひるの散歩、夜中の散歩、晴れの日の散歩/角田光代」 日常をここまで事細かに振り返り、時に面白く時にしんみりとさせてくれるエッセイに巡り会うことは貴重であると感じるシリーズ。 物事の優先度、角田先生がランニングとボクシングを続けている理由、食べることについて、トトちゃんへの愛始め、綴られていることに思わず、「わかるわかる!」という同感、「ああ、痛い…」という同感、「なるほど。そういう考えもあるのか」という共感をしたり、思わず吹き出してしまったり、「果たして自

「政と源」を読んで -三浦しをん-

「政と源」を読んで -三浦しをん-

東京は墨田区の下町を舞台に、齢70オーバーの幼馴染じじい2人のあれこれな話。 三浦しをんさん、やはりいいなぁ。 人間模様が素敵。 破天荒だけど世間体にとらわれず人情味あふれる「源」と、 実直に銀行員として仕事を全うしてきた堅物タイプの「政」。 こんな凸凹コンビがいまもツルんでいるのは幼馴染のなせる業かも。 いいね、まずそういう関係の人が一人いるだけでも素敵な人生だな。 僻みっぽい性格の政。 別居の奥さんを連れ戻すことはすぐできなかったかもだけど、居住地はまだ離れてい

旅の伴にした本(14)ーマナーはいらない~小説の書きかた講座

旅の伴にした本(14)ーマナーはいらない~小説の書きかた講座

こちらはSNSグループ内で話題になっていたものを購入して旅の伴にした著作。 三浦しをん著「マナーはいらない~小説の書きかた講座」です。 『まほろ駅前多田便利軒』や『舟を編む』などの上梓を経て、小説大賞の選考委員を務めるようになってからの経験や知見を、筆者ならではの筆致で綴ったものとなっています。 これから小説を書いてみようという人はもとより、文章を書くことそのものについて興味がある人ならば、手に取ってみることをおすすめします。 とりわけ、著者の作品を読んだことがある人であ

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『マナーはいらない 小説の書き方講座』(三浦しをん)読了、オタクの熱量と楽しく書いてる雰囲気伝わってきて創作意欲が温泉のように大噴出したのでちょっくら推しカプ書いてきます()

『マナーはいらない 小説の書き方講座』(三浦しをん)読了、オタクの熱量と楽しく書いてる雰囲気伝わってきて創作意欲が温泉のように大噴出したのでちょっくら推しカプ書いてきます()

「舟を編む」鑑賞記録(2021/7/2)

「舟を編む」鑑賞記録(2021/7/2)

以前から気になっていた作品ではあった。三浦しをんの小説を中学生くらいから(高校生だったか?)よく読んでいたので、タイトルや大まかな内容は知っていた。ただ、誰が出演しているかなど、具体なところまでは知らないでいた。 このたび、カンテレの火曜ドラマとして「大豆田とわ子と三人の元夫」が放送され「元夫」の一人である松田龍平がこの作品の主役を務めていると知った。また、同じく「まめ夫」に出演していたオダギリ・ジョーも出演している。あのドラマのファンとして嬉しい配役だ。 もちろん、それ

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