尾崎コスモス

愛知県生まれ 2024年 2月ライティング・ゼミに参加。4月からライターズ倶楽部にて書…

尾崎コスモス

愛知県生まれ 2024年 2月ライティング・ゼミに参加。4月からライターズ倶楽部にて書き、伝える楽しさを学ぶ。ライターズ倶楽部は1期目 〇〇勉強会・読書会を延べ150回以上開催 25年の寿司屋経験を経てもう一つの夢のライターを目指す 2024年ブックカフェ・バーをオープン予定

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尾崎コスモスの、現在の頭の中を書いていきます。 【読書会や勉強会のできる古書店を開きたい】 という、尾崎の夢を叶えていくまでの道のりを赤裸々に綴ります。 尾崎を応援してくださる方、見守ってくださる方はご登録下さい。 数年後には必ず古書店を開きますので、応援よろしくお願いします!!

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罵尻ロマ子様は努力家で愛すべき女王様

推し活の相手は手が届く相手だからこその充足感皆さんは『罵尻(ののしり)ロマ子様』というアイドルを知っているだろうか。 私は最近、ロマ子様にハマっている。 ロマ子様とはXで出会った。 『X』とは、2006年にジャック・ドーシーが立ち上げた『Twitter』のことで、2022年に、あのイーロン・マスクに経営が移ることになってから、名称が変わったものだ。 Xには、スペースという、“話すための場所”が存在する。基本的には、Xでは、文字を投稿することが主流であるが、音声だけを配信する

    • 心の中の存在と現実の存在

      自分の中に母親を持っているということ私の母は、五歳の時に家を出た。 生き別れたのである。 「三つ子の魂百まで」とは、誰が言った言葉なのだろうか。 三つまでに形成された性格や人格というものは、その後変わることはないという。 そんなことは、嘘だと思う。 高校生の時にアルバイトをしていたのだが、その飲食店のチーフは、私たちに向かって、こう言った。 「十六歳か、まだ性格ができていないな」 “まだできていない”と言ったのだ。 私は、結局、人というのは、あらゆる人格が重なり合ってで

      • 読書は選択肢ではなく消去法

        選択するまでのプロセスが自分を平凡には納めない「読書が好きです」 もう何年になるだろうか。 ずっと自分は読書が好きだと思い込んで生きてきた。 そのため、自分を紹介するときには、読書好きをアピールすることが多かった。 しかし、本当に読書が好きだったのだろうか。 他にも好きなことはたくさんあったのではないだろうか。 自分で選択していても、それが選択になっていないことがある。 逆に、自分では選択しているとは思っていなくても、選択になっていることがある。 こうしたことを『運命』や

        • 謝罪することは感謝すること

          誰よりも親身に謝罪してくれた人は誰よりも温かかった私は現在『放課後等デイサービス』に勤めている。 放課後等デイサービスとは、Wikipediaによると、児童福祉法を根拠とする、障がいのある学齢期児童が学校の授業終了後や学校休業日に通う、療育機能、居場所機能を備えた福祉サービスである。 つまりは、放課後の児童を預かるサービスである。 私も小学生時に『学童保育』に通っていた。私が通っていたところは、障がいのある子ども専門では無かったものの、学童保育という点では、活動自体は同じよう

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          読書は選択肢ではなく消去法

          「尾崎コスモスが夢を叶えるまでの道のり」に参加すると最後まで読めます

          選択するまでのプロセスが自分を平凡には納めない「読書が好きです」 もう何年になるだろうか。 ずっと自分は読書が好きだと思い込んで生きてきた。 そのため、自分を紹介するときには、読書好きをアピールすることが多かった。 しかし、本当に読書が好きだったのだろうか。 他にも好きなことはたくさんあったのではないだろうか。 自分で選択していても、それが選択になっていないことがある。 逆に、自分では選択しているとは思っていなくても、選択になっていることがある。 こうしたことを『運命』や

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        記事

          学びに必要なことは“オタク気質”にある

          オタクこそ学びの最上級者だひと昔前、『オタク』というものがまだ世間的に認められていなかった頃、世の中での『オタク文化』の立ち位置は危ういものだった。 そうしたマイノリティと呼ばれる少数派の人々は、認知されても理解されることは少ない。それは、世間的には多数派の意見が尊重され、少数派の意見というものは軽視されるものだからだ。 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』という三宅香帆さんが書いた書籍の中にも書かれていたが、こうした『オタク』というものが認知されて、確立した文化を形成

          学びに必要なことは“オタク気質”にある

          スマホから見る世界は正しいのか

          ピカピカ光る板を眺めている世界は広いのか世界は広い。 世界一周をした事がある人にとっては、地球など小さな星に過ぎないと思っているかもしれない。 しかし、宇宙規模で地球を眺めるとき、地球の大きさなど取るに足らないものだろう。 「宇宙人が地球を侵略しにくる」と予言した宇宙学者が居たが、それこそエゴであろうと思う。こんなに小さな星は、見つかるのにも時間がかかりそうだ。 そんな小さな星である地球上の中でも、とりわけ小さな国である日本。 この日本の一角を借りて、私たちは生活している。

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          「成瀬は天下を取りにいく」の成瀬から学ぶ

          人の事が気になりすぎてしまう現代人「自分の事がわからない」 そんな不安を持っている人の中には、“自分が他人からどのように見られているのか?”ということに不安を抱えている人も居るかもしれない。 私がSNSを始めた頃、過剰に反応してしまったのが、“他人からの評価”である。 とにかく、「自分をよく見せたい」という気持ちでいっぱいになる。 ここには、大きな矛盾があるのだが、そのことに当時はまだ、気が付いていなかった。 SNSで発信するというのは、“誰とも知らない垢の他人に向かって話

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          半身で働くことは現代の本の読み方

          現代社会を嘆く前にするべきことを考える『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 という本が売れている。 私も先日、京都まで出向いた際に直接、三宅香帆さんのお話を聞いてきた。 「現代社会で本が読めるようになるには?」 という問いが張り巡らされて、論理展開している本であるが、その中身はとても多岐に渡る分野について言及している。 一見、“読書と歴史について”書いてあるため、序盤で脱落する人も多いと思う。 しかし、この本の本質は、終盤のまとめられている著者の意見と読書の歴史の“合わ

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          本を売る目的とは

          本は商品ではない本の帯というものがある。 私はこれに、一言物申したい。 出版社というのは、今は生き残るだけでも大変だ。 本が売れないからである。 出版社というものは、本を売らなくては儲からない。 これは絶対条件である。 出版という印刷物を扱う企業として、本を売ることは重要である。 インターネットが普及してからというもの、出版業界は瀕死に喘いできた。 ずっとその状態が続いている。 もっと細かなところまで、目を凝らしてみることによっては、上向いていることもあるのかもしれない。

          本を売る目的とは

          遅いインターネットは自分を育てる

          結論を急がない事は成長する事なのではないかインターネットを使っていない人はいないだろう。 今や、スマホの普及率は言うまでもなく高い。 スマホの経済効果は計り知れないものだが、一方で私たちの頭の中にはどのような影響をもたらしているのだろうか。 こうした内容は、『スマホ脳』などに挙げられるように、多くの書籍やメディアでも取り上げられている。 中でも、宇野常寛さんの出版した『遅いインターネット』の内容は、専門的な知識も必要とせず、すんなりと理解できる内容となっている。 本書で言わ

          遅いインターネットは自分を育てる

          心に残る映像とは何か

          心に残る映像はいつでも取り出せるが触れたくないもの「心に残る映像として、一番強く残っているものはなんですか?」 このような質問を受けた時、私の中に出てくるのは『秒速5センチメートル』というアニメ作品である。 今やアニメ界では知らない人がいないほど、有名になった新海誠監督の初期の頃の作品である。この作品は、新海誠監督作品の中でも、小説化された初の作品としても有名である。私が映画を見たのも、その小説を手にとったのがきっかけだった。 「映画は映画館で見なくては、本当の感動は味わえな

          心に残る映像とは何か

          本を読む人と学歴のある人

          読書の話など当たり前で恥ずかしいこと「すごいな。よく読めるよな」 友人から声をかけられる。 私よりも読んでいる人はたくさんいる。 読書について語ることほど、小っ恥ずかしいものはない。 「当たり前のことを偉そうに話している」 そんなふうに思われると、感じてしまうためだ。 昨日、職場に学生のアルバイトが出勤してきた。 彼女は四年制大学の四年生で、来年は就職となる。 どうやら、県内の保育施設に就職するらしい。 そんな彼女に向かって、職場の上司である友人が声をかけていた。 「この先

          本を読む人と学歴のある人

          春が二階から落ちてきた

          テレビドラマ・映画マニアの妻は私の想像の範囲外この間、youtubeで面白い番組を見つけた。 『木曜日は本曜日』 という番組である。 本について、読書について、本屋について、ゲストとのエピソードトークを交えながらその人のおすすめ本を数冊紹介する番組である。 この番組で私は、ラランドニシダさんと言う芸人さんが読書家だと知った。 松井玲奈さんや加藤シゲアキさんが、ただのアイドル上がりの“片手間作家”ではなく、私などよりも真剣に本と向き合っていて、私などよりも深く読書を愛されている

          春が二階から落ちてきた

          読書会が多人数になると面白くなくなる理由

          読書会は少人数だから楽しいと感じる読書会に参加した事があるだろうか。 私は、昨年末まで、読書会の主催をしてきた。 私が切に思うのは、読書会というものは、大人数では面白くないということである。 日本最大級と言われている“猫がモチーフ”の読書会に参加していた人も言っていた。 「読書警察のような人がいて、読書会のルールのようなものに乗っ取った読み方をしないと、執拗に攻撃を受けて最終的には辞めることになるんです」 これは、例外ではないと思うのだ。 どのようなコミュニティでもそうで

          読書会が多人数になると面白くなくなる理由

          日記をはてなブログに移しました

          誰にも見せないという難しさの先には未来の自分の姿が私は中学生の頃から日記を書いてきた。 何かの本で読んだことがあるが、男性の日記は『自伝的私小説』になりがち、らしい。 女性というのは、現実的だと言われることが多いが、こと日記に関しては誰にも見せない文章を書く事が苦ではないようだ。 それが、私は難しかった。 こうしたブログで書いていることが、そのまま日記になっているのだ。 つまり、“誰に見せてもいいものが日記化している”という事である。 そもそも、日記というのは、誰にも店内から

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          幻想的な世界の裏に隠された真実

          童話や空想の世界の細やかな描写は賢治が実際に見た世界だった猫がいる。 私の家のタンスの上に猫がいる。 「私、いつの間に猫なんて拾ってきたっけ? 迷い込んだのかな?」 不思議だな? そう思っていると目を離した隙に猫はいなくなった。 猫がいたところには、鞄があるだけだ。 どこへいったのだろう? 家の中を歩き回られては困るな。 そう思った私は、猫を探そうと立ち上がる。 窓から風が吹いてくる。 カーテンが舞い上がった。 すると、カーテンに苦悶の表情を浮かべる、女性の顔が浮かんできた。

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