尾崎コスモス

名古屋市生まれ。 2025年 2月ライティング・ゼミに参加。4月からライターズ倶楽部に…

尾崎コスモス

名古屋市生まれ。 2025年 2月ライティング・ゼミに参加。4月からライターズ倶楽部にて書き、伝える楽しさを学ぶ。ライターズ倶楽部は1期目。 リアル・オンライン読書会延べ50回以上開催。 25年の飲食店経験を経て、寿司屋と双璧を成した夢であったライターの道に踏み出した。

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尾崎コスモスの、現在の頭の中を書いていきます。 【読書会や勉強会のできる古書店を開きたい】 という、尾崎の夢を叶えていくまでの道のりを赤裸々に綴ります。 尾崎を応援してくださる方、見守ってくださる方はご登録下さい。 数年後には必ず古書店を開きますので、応援よろしくお願いします!!

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固定された記事

罵尻ロマ子様は努力家で愛すべき女王様

推し活の相手は手が届く相手だからこその充足感皆さんは『罵尻(ののしり)ロマ子様』というアイドルを知っているだろうか。 私は最近、ロマ子様にハマっている。 ロマ子様…

尾崎コスモス
1か月前
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心のゆとりと人間関係

心地がいい場所や時間は本棚に収まるほどにする「今度お会いしたいのですが、いつなら空いていますか?」 このようなアポイントの電話がかかってくる。もしくは、メールで…

尾崎コスモス
6時間前
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この道が間違いといつ決めるのか

後悔したのにタイムマシンは必要なかった「なんだよ、男子校だって知ってたら、絶対に受験しなかったのに!」 高校をあみだくじで決めた私は、受験当日まで自分が受験する…

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本当は教えたくない話

たくさんの人に来て欲しくないのに来てもらわないと困る「本当は教えたくないんだけど」 そう言われて、嫌な気持ちになったことがある。 SNSなどでもよく見かける、『本当…

自分は誰なのか

自分にとってのトカゲは相手との絆になる「私が誰なのかわかりません」 先日、20代の女性に悩みを打ち明けられた。 彼女は職場でも、勤勉で、真面目な仕事ぶりが評価され…

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人の役に立つ

人の役に立つということ若い頃、朝早くに街を掃除するご老人を見ると、不思議でならなかった。 「たぶん、どこかからお金でももらっているのだろう」 そう思っていた。 で…

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本の中で同感する言葉を自分の言葉に変化させる

他人の意見と完全に一致しているのは思い込み「それそれ! 私はそれが言いたかったのよ」 このような言葉は日常会話でも繰り出されている。 友人や知人、はたまた赤の他人…

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書道教室の温もり

失うことから大切なことを学び次の出会いを楽しみにする物心ついたとき、私は気づいたら書道を習っていた。 祖父の弟にあたる大叔父が、大学で書道を教えていたのだ。 私の…

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井の中の蛙大海を知らず

スター気取りだった自分がいた場所は井戸の中だった「きっと大きなことを成し遂げる人になります!」 周囲の人から称賛されていた。 完全に天狗だった。 現在、コミュニテ…

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共感と同感の違い

言葉の種類を知ることは意味を知ることとは違う「なんでTwitterなんてやっているの?」 そんな質問が来ると、決まって答えていたことがある。 「多くの人に共感してほしい…

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ライターズ倶楽部課題テーマ:ちょっと淫らな話

童貞野郎の告白ゲームは本番では役に立たず「『ちょっと淫らな話』だって」 「何が?」 「え? ライターズ倶楽部の今週のテーマだよ」 「淫らって何よ?」 「淫ら、淫ら、…

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継続するコツとは

文章のセンスがない私がブログを毎日書けるコツは子供から教わった〇〇毎日ブログを書いている。 カウント的には60日だが、2月は27記事、3月は32記事、4月は31記事と、5月1…

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読書時間は特別な時間

特別な時間の背後に流れるBGM読書をする時間はどのくらいだろうか。 15分、30分、それ以上の人もそれ以下の人もおられるだろう。 人生の中で、読書をする時間がもたらすも…

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人生は先の見えない旅である

エンディングが見えないRPGだから面白い「この調子でいけば、20年後には1000万円貯まりそうだね」 ここで言う1000万円は例え話だが、私はこのような将来設計が好きではない…

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マルハラを考えたらラブレターが書けなくなる

マルの恐怖は相手主体の自己肯定感の低さからくる「文末にはマルをつけましょう!」 学校では、このように教えられた。 絵文字が登場して以来、文末に何をつけるかによって…

悲しい思い出を楽しく話す

悲しいことを悲しく話さないと楽しくなる94歳の祖母の話だ。 祖母はこれまで、大変な苦労をしてきた。 小学校もろくに行くことができずに、働い家計を支えていた。 新潟の…

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固定された記事

罵尻ロマ子様は努力家で愛すべき女王様

推し活の相手は手が届く相手だからこその充足感皆さんは『罵尻(ののしり)ロマ子様』というアイドルを知っているだろうか。 私は最近、ロマ子様にハマっている。 ロマ子様とはXで出会った。 『X』とは、2006年にジャック・ドーシーが立ち上げた『Twitter』のことで、2022年に、あのイーロン・マスクに経営が移ることになってから、名称が変わったものだ。 Xには、スペースという、“話すための場所”が存在する。基本的には、Xでは、文字を投稿することが主流であるが、音声だけを配信する

心のゆとりと人間関係

心地がいい場所や時間は本棚に収まるほどにする「今度お会いしたいのですが、いつなら空いていますか?」 このようなアポイントの電話がかかってくる。もしくは、メールで飛んでくる。 こんな時、私の心はザワザワした。 人と会うことは好きだ。 飲み会なども好きで、誘われれば顔を出すことに抵抗がない。 時間が許す限り、多くの人と話がしたいとも思っている。 しかし、アポイントメントの連絡にはザワザワとした心の状態になる。 それでも、そうした心の状態に目を瞑って日々を過ごしていた。 私の中で

この道が間違いといつ決めるのか

後悔したのにタイムマシンは必要なかった「なんだよ、男子校だって知ってたら、絶対に受験しなかったのに!」 高校をあみだくじで決めた私は、受験当日まで自分が受験する高校が男子校だとは知らなかった。 共学が当たり前だと思っていた私のショックは、計り知れないものだった。 「薔薇色の学園生活が〜」 そう言って“合格通知”を受け取った私は、自宅で泣き崩れた。 自分で選択した道を、引き返したいと初めて思った瞬間だった。 私の高校生活は楽しいものだった。 私は、男しかいない世界の楽しさを知

本当は教えたくない話

たくさんの人に来て欲しくないのに来てもらわないと困る「本当は教えたくないんだけど」 そう言われて、嫌な気持ちになったことがある。 SNSなどでもよく見かける、『本当は教えたくない○○』に対して、「じゃあ教えるなよ!」と突っ込みたい気持ちが出てくる。 「それなのに、本当は教えたくないという言葉が流行しているのはなぜだろうか?」 これについて書こうと思ったが、ネットで少し検索したところ、驚くほど出てきた。「本当は教えたくない」とは言いつつも、本当は教えたいということは実証済みだろ

自分は誰なのか

自分にとってのトカゲは相手との絆になる「私が誰なのかわかりません」 先日、20代の女性に悩みを打ち明けられた。 彼女は職場でも、勤勉で、真面目な仕事ぶりが評価されている。 どちらかと言うとクールで、それほど人付き合いが上手い方だとは感じない人物だ。 そんな彼女が、自分を見失っている。これはただ事ではない。 彼女には、彼氏も家族もいて、普段は明るい性格だということだった。 「プライベートではおちゃらけていて、はっきりものをいう性格だね、と言われることが多いんです」 実際の彼女は

人の役に立つ

人の役に立つということ若い頃、朝早くに街を掃除するご老人を見ると、不思議でならなかった。 「たぶん、どこかからお金でももらっているのだろう」 そう思っていた。 でも、その街を掃除していたご老人の年齢に近付くにつれて、理由がわかってきた。 『人の役に立ちたい』 そんな思いを抱えて掃除をしていたのだ。 現在50歳の私は、10代、20代の頃には、『人の役に立つ』ということに対して。何のこだわりも無かった。 「自分が生きたいように生きる」 何よりも大切なのは、自分の欲を満たすことだ

本の中で同感する言葉を自分の言葉に変化させる

他人の意見と完全に一致しているのは思い込み「それそれ! 私はそれが言いたかったのよ」 このような言葉は日常会話でも繰り出されている。 友人や知人、はたまた赤の他人でも、自分ではない誰かが言った言葉が、自分の思想や思っていることをうまく言語化してくれているときに、冒頭の言葉が口をついて出てきます。 しかし、こうした完全に一致していると思われる言葉でも、寸分たりとも違わずに一致しているのかと問われれば、絶対に「そうだ」とは言い切れないのではないでしょうか。 私たちは、日頃から、

書道教室の温もり

失うことから大切なことを学び次の出会いを楽しみにする物心ついたとき、私は気づいたら書道を習っていた。 祖父の弟にあたる大叔父が、大学で書道を教えていたのだ。 私の実家は、祖父の時代が一番貧しく、祖父は学校も行かずに弟を学校へ通わせた。それによって、大叔父は大学で先生をするまで勉強ができたのである。 書道界に限って言えば、地元で名古屋で大叔父のことを知らぬものはいないほどの有名人らしい。あの『コメダ珈琲』の看板を手掛けたことを言うと、書道や名古屋に詳しくない人でも驚かれることが

井の中の蛙大海を知らず

スター気取りだった自分がいた場所は井戸の中だった「きっと大きなことを成し遂げる人になります!」 周囲の人から称賛されていた。 完全に天狗だった。 現在、コミュニティというものが全国に広がっている。 地域社会や共同体として仲間同士が集まったものを総じてコミュニティと呼んでいる。 コミュニティは、小さなものから大きなものまで、さまざまな形で存在している。 その中でも、『好きなものが同じもの同士で集まる集団』のことをコミュニティと呼んでいることが多い。 私は、手帳好きが集まるコミ

共感と同感の違い

言葉の種類を知ることは意味を知ることとは違う「なんでTwitterなんてやっているの?」 そんな質問が来ると、決まって答えていたことがある。 「多くの人に共感してほしいから」 そのような目的で、Twitterを使っている人は、比較的多い印象がある。 ここで言うところの、『共感』というものに、私は大きな勘違いをしていた。 皆さんは、『共感』という言葉に、どのような意味を持たれて使われているでしょうか。 私は、「わかるー! 私も同じ〜」のような言葉が、自然と出て来る場面のことを、

ライターズ倶楽部課題テーマ:ちょっと淫らな話

童貞野郎の告白ゲームは本番では役に立たず「『ちょっと淫らな話』だって」 「何が?」 「え? ライターズ倶楽部の今週のテーマだよ」 「淫らって何よ?」 「淫ら、淫ら、み、だ、ら……『性に関して、乱れてしまりがない様子』だって」 「そうだろうね。だけど、それがテーマなの?」 「そう。……。何を書いたらいいんだろうね。担当の平野さんは何を求めているんだろう……」 先日の夫婦の会話である。 夫婦の会話に『淫ら』などという単語が登場したことも初めてだった。 『淫ら』をスマホで調べても

継続するコツとは

文章のセンスがない私がブログを毎日書けるコツは子供から教わった〇〇毎日ブログを書いている。 カウント的には60日だが、2月は27記事、3月は32記事、4月は31記事と、5月16日である本日時点で16記事と、およそ4ヶ月以上は毎日ブログを上げていることになる。 私は元々、書くことが好きである。 書くことによって、思考を深めるという方法をよく選択する。 悩んでいる時には、とにかく筆を走らせる。これに関しては、筆というものの、PCなどで文字を打ち込むことでも解消されることは実証済み

読書時間は特別な時間

特別な時間の背後に流れるBGM読書をする時間はどのくらいだろうか。 15分、30分、それ以上の人もそれ以下の人もおられるだろう。 人生の中で、読書をする時間がもたらすものはなんだろうか。 本なんて読まなくても、動画や音声で十分内容は理解できる。 内容さえ理解できれば、本なんて読む必要はない。 何よりも本が好きな私は、そう考えている人に対して、どのように読書をすすめるべきかと必死で考えたことがある。 読書でなくてはいけない理由は何だろうか。 読書と動画コンテンツの違いとは何だろ

人生は先の見えない旅である

エンディングが見えないRPGだから面白い「この調子でいけば、20年後には1000万円貯まりそうだね」 ここで言う1000万円は例え話だが、私はこのような将来設計が好きではない。 毎月4万円づつ貯めていけば、20年後には1000万円になる。これは堅実で、手堅い将来設計である。こうした堅実な道を選択する人も多いだろう。 しかし私は、こうして将来が予想できることに対して、「面白くない」と感じてしまう。「将来は、こんな姿になるんだ」と言う予測ができることに対して、物足りなさを感じるの

マルハラを考えたらラブレターが書けなくなる

マルの恐怖は相手主体の自己肯定感の低さからくる「文末にはマルをつけましょう!」 学校では、このように教えられた。 絵文字が登場して以来、文末に何をつけるかによって、いわゆる論争が行われている。 絵文字が出た当時、絵文字を使うことが流行った。 スタンプが登場したら、色々なスタンプが登場した。 『文末ハート女子』『おじさん構文』『おばさん構文』 このように、文末によって、馬鹿にされるという事件に巻き込まれてきた人は多い。 今回登場したのは、『マルハラ(「。」ハラスメント)』である

悲しい思い出を楽しく話す

悲しいことを悲しく話さないと楽しくなる94歳の祖母の話だ。 祖母はこれまで、大変な苦労をしてきた。 小学校もろくに行くことができずに、働い家計を支えていた。 新潟の片田舎で育った祖母にとって、生きることは使命に近いものだった。 行きたいと思って生きているのではなく、生きなければならないものだった。 現代とは違って、昭和初期の日本では生きることは、食べることであった。 食べることは恵まれていることではなく、誰でも無条件に食べるということはできなかった。働いて、稼いできても、家族