森野きのこ

夢見る頃はいつまでも。BBA道を極めるため今日も邁進します。好きなものは本、花、旅、カ…

森野きのこ

夢見る頃はいつまでも。BBA道を極めるため今日も邁進します。好きなものは本、花、旅、カフェ、美術館、クラシックとジャズ。あと、踊り系(ダンス、バレエ、フィギュアスケート)。自分は見るだけ。

マガジン

  • リュクスなnoteたち

    • 2,067本

    大人のオンナの集まるところ。

  • 日記という名の短編エッセイたち

    • 56本

    取るに足らない日常の出来事、なんて思うのは本人だけかもしれませぬ。

  • チコちゃんに叱られそう日記

    2021年8月24日から1ヶ月程度の期間限定で行った日記。と、その後、不定期に気まぐれでしばらくの間書き続ける日記。 ボーッと生きててチコちゃんに叱らないよう、アンテナを上げ頭と心を働かせるための練習。

  • マイナー北海道

    普通の北海道観光ではあまり行かないマイナーな場所やモノばかり、まったりご紹介いたします。

  • 入院日記

    50代後半から続けざまにいろんなところが悪くなりました。これは何年か前に病院にお世話になった記録。似たような経験をする方には、もしかして参考になるかも。

最近の記事

なりたいものになれなかった自分

SNSをつらつら見ていて、涼雨零音さんの発言にふと昔の自分が思い出された。 そうなんだよね。世の中にはびっくりするような人がたくさんいる。 わたしが在籍していたのは勉強のできる子がたくさん居る学校だった。勉強だけかと思ったら、彼らの何パーセントかは勉強もできるし運動もバリバリで楽器を弾かせてもプロ級とか、そういう人たちだった。いったいなんでどれにも秀でることができるんだろう、わけわかんない能力の高さである。そういう人たちが世の中にはいる。 10代のわたしは音楽系と美術系

    • 腹腔鏡手術で胆嚢摘出した話

      思えばずっと不調だった消化器系統。原因がわからず、胃腸薬などを飲んでいるうちに突如、強烈な痛みと苦しさに襲われ、救急車で運ばれたのが今回の一連の入院の始まりでした。 ここで内視鏡手術で当座の対応をしてもらいました。が、このままだと何度もまた疝痛発作が起きる可能性大なので胆嚢を取っちゃった方がいい……という医師の言葉で胆嚢摘出手術を受ける決意をいたしました。 その前についでに大腸検査も。 手術までのいろいろさて、とうとう消化器外科に入院し、本当の外科手術を受けることになりま

      • 検査入院したらそこそこ面白かった話

        コロナよりかなり前のこと、胆石が詰まり救急車で入院しました。 その後、少し間を置いて胆嚢を摘出することになり、どうせならその前にと大腸検査をしておくことになりました。消化器系統、総ざらえです。まあ何でも初めては面白い体験なのですが、あなたは大腸検査したことがありますか。どうでしたか。 病院に行くまで大腸も内視鏡で診ます。しかし胃の検査と違って前夜からの絶食程度で腸は空になりません。絶食した後、下剤を服用し、さらに腸の中をきれいに洗い流すための薬を飲まねばならないのです。わ

        • あれもこれも書きたいと思いながらどんどん時間だけが経ってゆくの。ちょっと悲しみ。明日はもう少し前に進めるだろうか。やりたいことを全てやろうとするのは贅沢なんだろうか。

        なりたいものになれなかった自分

        • 腹腔鏡手術で胆嚢摘出した話

        • 検査入院したらそこそこ面白かった話

        • あれもこれも書きたいと思いながらどんどん時間だけが経ってゆくの。ちょっと悲しみ。明日はもう少し前に進めるだろうか。やりたいことを全てやろうとするのは贅沢なんだろうか。

        マガジン

        • リュクスなnoteたち
          2,067本
        • 日記という名の短編エッセイたち
          56本
        • チコちゃんに叱られそう日記
          72本
        • マイナー北海道
          16本
        • 入院日記
          40本
        • 読書目録
          58本

        記事

          デジタルデトックスな日 #呑みながら書きました

          #呑みながら書きました いえ〜い! これでタグつけ忘れはないぞ。 飲んでいるのは苺ワイン。なぜかこの激甘酒をオット氏が買ってきたのだ。そんな甘いもの好きじゃないのに何でかなーとにかく残っているよ。残っているから飲むよ。 会社はサッポロビールなんだけど、ラベルの裏を見たらサッポロビールって東京の恵比寿にあるのね。札幌にあるのはアレは何だ? 支社か? まあいいや。 さて今日はデジタルデトックスの日でした。 あれ、なんも誤字脱字らしいものがない底コマで。あ、でた。 安心して以降

          デジタルデトックスな日 #呑みながら書きました

          死ぬかと思って救急車を呼んだ話

          プロローグ それは地吹雪が吹きすさぶ寒い2月のある日。 そもそも、そのふた月前あたりから、わたしの体調はイマイチどころかイマサンくらいよくない状態が続いていました。 主な症状は胃腸です。ご飯は食べられるのだけれど胃もたれします。しかも食べた後、背中が痛くなるのです。まるで水分を取らないまま大きなパンや中華まんを急いで飲み込んだように、胃の左後ろあたりが圧迫されて痛みます。 近所のクリニックに行きましたが特に悪い所は見当たらず原因不明でした。しばらく休んでいるとよくなるの

          死ぬかと思って救急車を呼んだ話

          【沼note】「光る君へ」にはまっている(付:王様の耳はロバの耳)

          ふだんテレビはほとんど見ないです。 見てもニュースと天気予報のみ。たまに見るのはBSのドキュメンタリーくらいで朝ドラも見ないし夜の民放のドラマも見ない。まして大河ドラマをや。どうも中年以降、ドラマというものから離れてしまっていました。 それが今年になって大河ドラマ「光る君へ」に、どうもはまってしまったらしいんですよ。(まるで他人事のような記述) 「らしい」っていうのは、森野は年齢的なものなのか何事にもテンションが上がらないことがずっと続いていて、以前のようにハッキリ「はま

          ¥300

          【沼note】「光る君へ」にはまっている(付:王様の耳はロバの耳)

          ¥300

          【日記】退職してそれから

          3月末に30年以上働いた職場を定年退職した。 本来ならば3月31日で仕事終了だったのだが、3月後半はこの間書いた「またかよ入院日記」の顛末で明け暮れており、心静かに皆さんにご挨拶をしたり片付けものをしたり、という状況ではなかった。とりあえず場所を空け、私物を怒濤のように処分し、息せき切って走るように入院してその後しばらくは寝たきりだった。 4月になってからも、退院はしたものの開腹手術の影響は大きく、「普通の生活」と言いながら半分病人のような養生を続けた。やっと以前のように

          【日記】退職してそれから

          春から初夏へ

          5月から6月にかけては北海道の花が最もにぎやかな季節です。 4月になるまでの、雪の白とあとは灰色か黒という水墨画みたいな世界から一斉に小さな緑が芽吹き、その後を追ってカラフルな花が咲き乱れます。桜はその中のひとつでしかなく。 数日前に花を求めてお散歩してきたので画像を貼っていきましょう。 満開の藤棚の下に立つと、頭の上がどこもかしこも薄紫の花で埋め尽くされていて圧倒されます。「絢爛」という言葉が似合います。 北海道では東京でよく見かける紫色の大きなツツジはあまりありませ

          春から初夏へ

          枕草子みたいに「好きなもの」を列挙したnoteを書こうかと思ったのだけれど、すぐに思いつくのは「スキジャナイ」ものばかり。そっちの方が簡単に思いつく。それらは「嫌い」ではない。例えば食べ物なら「出されたら食べる」。でも自ら好んで食べはしない……という程度の(コメント欄に続く)

          枕草子みたいに「好きなもの」を列挙したnoteを書こうかと思ったのだけれど、すぐに思いつくのは「スキジャナイ」ものばかり。そっちの方が簡単に思いつく。それらは「嫌い」ではない。例えば食べ物なら「出されたら食べる」。でも自ら好んで食べはしない……という程度の(コメント欄に続く)

          またかよ入院日記 11(最終回)

          かなりよくなってきた前回はこちら。 術後7日目 7日目の夜が明けました。 病院って眠れないんですよね。痛い時や不快な時も眠れないけど、痛くなくてもやっぱり眠れない。消灯時間を過ぎて暗い中でがんばってもギンギンでダメな時は看護師さんにお願いして薬をいただきました。 すると朝までぐっすりです。やったね。 もっと若い頃は薬で入眠することに大変抵抗がありました。20代とか30代の頃です。どういう機序にせよ薬を使うのは自然じゃないと思っていたので、よほど病気でつらい時以外は良くな

          またかよ入院日記 11(最終回)

          またかよ入院日記 10

          前回はこちら。 術後4日目:どんどん回復 この病院では長く(5日以上?)入院していると朝ごはんに白飯かパンかどちらかを選べるようで、興味津々でさっそくパンを選んでみました。病院食のパン食ってどんなかなあ。 実ははるか昔の最初の腹腔鏡手術(10年ほど前の胆嚢摘出)の時、良くなってから「他の国の病院食ってどんなだろう?」と検索しまくったことがあるのです。その時の記録がこちら。 病院食は「hospital meals」というらしく、この語で検索するといろいろ出てきます。コー

          またかよ入院日記 10

          またかよ入院日記 9

          パッとしない術後2日目までの記録はこちら。 術後3日目:いろいろ取れる 途切れ途切れでしたがなんとか朝まで眠りました。そして相変わらず窓から燦々と降りそそぐ太陽のもと、朝ごはんの前に体温計を脇にはさんでみました。 あ、熱がない\(^o^)/ この日も暑くて汗をかきそうな陽気ですが、昨日の熱はすっかり下がったようです。 硬膜外麻酔がもうないのに腹の痛みはあまり感じません。おお、すばらしい! 痛くないわけではないのです。起き上がろうと身体を起こしたりすると腹筋近辺に力が

          またかよ入院日記 9

          またかよ入院日記 8

          早く良くなりたい~~~ 前回はこちらです。 術後2日目 それでも時間が経てば少しずつ少しずつ良くなるわけで、血尿は翌日になると血の色からピンク色になってきました。早く治ってほしくてガンガン水を飲む森野。だってちょっとでも色を薄くしたくてさ。それでいいのかどうかわかんないんですけど、もしかしてダメだったのかなあ? でも特に問題なく過ぎたので良かったことにしましょう。 術後2日目の朝が来たぞ。 目覚めは元気です。 この日は硬膜外麻酔が取れるというので朝から取ってもらいました

          またかよ入院日記 8

          またかよ入院日記 7

          前回はこちら。なんたって術後当日(前回)が一番大変だったさ。それを過ぎればなんとやら。 術後1日目:水だ! 夜が明けました。 夜がだんだんと色を薄めて明るくなっていくのを見るのはなんともうれしいです。朝が来ればこれまでよりは楽になるはずだ、一気にでなくても徐々に回復していくはずだ、と、どこかで信じているからでしょう。 もう十分に明るくなった眩しい8時にごはんがやってきました。 ごはんだ。ごはんというか水分だ。水分が解禁されるぞー まだ自力でよいしょと起き上がることは

          またかよ入院日記 7

          【日記】春です

          「入院日記」連載中ですが、春を見つけたのでちょっと挿入させて下さい。 北海道にも、やっと本格的に春がやってきたようです。桜は中心部では終わり、今はチューリップの花盛り。 今日は春を探しに行きました。 行ったのは百合が原公園という、札幌市の北の方にある公園です。ここは花がたくさんあって見応えがあります。今はまだ春先なので少ないけれど。 歩いていたらマグノリアが。 マグノリアって「木蓮」の種類全般を指すみたいです。様々な色があります。 チューリップはこれから。 あ、大通公

          【日記】春です