ComeShine (Eli Fumoto)

人生の半分をスイス・イギリスで過ごし、2021年に60才で山口県長門市湯本に移住。「会…

ComeShine (Eli Fumoto)

人生の半分をスイス・イギリスで過ごし、2021年に60才で山口県長門市湯本に移住。「会いたい人がいる食堂と宿、ComeShine」をコンセプトに創業準備中。良いご縁が芽生えて、自分らしく人間開花するきっかけが生まれる場所を育ていきたい。移住&創業の体験記です。

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7. 山口県長門湯本に移住する(1) 2024年5月18日

こんにちは。山口県長門市湯本のComeShineです。 昨日は、移住のきっかけを書きました。 今日からは、移住の過程を書きます。 湯本に暮らそう!と決めて、 ネットで情報を集めたり、 心当たりの知人・友人に思いを語っていると、 ことがトントン運んで、 ひと月も経たないうちに、移住した。 当時、私の持ち物といえば、 イギリスから持ってきた、 スーツケース1個分の荷物だけ。 家族もいなかったので、 私の心さえ決まれば、動けた。 と、書けば、いとも簡単な様だけど、 「決

    • 山口県長門に移住する(66): みんな知ってる

      長門に移住して3年余り。 一番辛かったのは、 股関節を痛めて、 ほぼ、 歩けなくなくなったとき。 健康オタクの私は、 長年ヨガをやっていた。 お陰で体はしなやか、 脚は高く上がるし、 フランミンゴのポーズや、 三点倒立も 楽々こなせてた。 調子に乗って、 ある日、180度開脚に 挑戦してみた。 無理をしたつもりは、 全くなかったけど、 1週間後に、 脚が痛くて、 歩けなくなった。 未だブリストルに いた頃のこと。 それでも、半年後には 再び長距離を歩けるようにな

      • 山口県長門に移住する(65): 川遊び

        梅雨が上がって、 本格的な夏に突入。 暑くて、焦げそう(^0^;) こんな日は、 大人しくお家にこもるか、 川遊び! この辺りの子供達は、 夏休みに入ると、 毎日川遊びをする。 音信川は、 大雨でも降らない限り、 流れは穏やかで水深も 深くて50cmほど。 川の水は、綺麗だし、 魚やカニもたくさんいる まさしく オソト天国。 オソト天国は、 子供たちだけのものじゃない。 オトナだって、 遊んで良いに決まってる。 オトナの川遊びに 絶好のスポッ

        • 山口県長門に移住する(64): 湯本大好き 

          田舎に移住して、 古民家暮らしを始めると、 虫が多くて大変、 と聞く。 有り難いことに、 ここ、湯本温泉は、 それほどでもない。 どころか、 ハエや蚊に至っては、 都会よりずっと少ない。 オソトが好きな私は、 毎日、数時間を庭で過ごす。 でも、蚊に咬まれたことがない。 確かにムカデはいる。 ムカデは大問題だ。 だけど、対策を怠らなければ、 害はない。 ゴキブリは皆無。 虫の面から考えても、 湯本はとても暮らしやすい。 田舎暮らしでよく挙る もう一つ

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        7. 山口県長門湯本に移住する(1) 2024年5月18日

          山口県長門に移住する(63): 母ちゃんはドラえもん

          うちの猫さんは、 どうも私のことを スーパーマンか ドラえもんだと、 思っているらしい。 死にそうになってた自分を 救ってくれた 母ちゃん。 いつも美味しいご飯を つくってくれる 母ちゃん。 近所のボス猫から 守ってくれる  母ちゃん。 だから、 何か問題があったら、 ニャーニャーッ!と、 母ちゃんに訴えれば 大丈夫! と思っている節がある。 例えば雨。 うちの猫さんは、 雨が降っていると オソトに出ても 10秒ほどで戻ってくる。 駆け戻ってくるな

          山口県長門に移住する(63): 母ちゃんはドラえもん

          山口県長門に移住する(62): 精霊流し

          長門湯本に移住した2021年、 両親が続いて亡くなった。 母が、89才で2月に、 父は、92才で4月に逝った。 ふたりとも、 それぞれの家族に看取られ、 自宅で安らかに亡くなった。 随分昔に離婚した二人が、 申し合わせたように、 続いて亡くなったのが、 不思議だった。 私はスイスやイギリスに 30年以上暮らし、 両親にはめったに会わなかった。 だから、 両親が亡くなっても、 実感が湧かなかった。 それが、 「ああ、父も母も、 もうこの世にいない」と、 実感したの

          山口県長門に移住する(62): 精霊流し

          山口県長門に移住する(61): 元気になりました!

          今朝も熱があって、 体中が痛かった。 でも、10時頃から あらら、不思議 動けるようになった。 何が起こったのか? 根性? ナイナイ(^0^;) ただ、 こうして寝てばっかりいられない、 と、思った。 だって、退屈。 Action! と、気合いを入れて、 起きあがり、 少しずつ、ゆっくりと 日常を取り戻していく。 昨日できなかったことが できる喜び。 当たり前が、 ゼンゼン、 当たり前じゃなかった。 健康だったから、 当たり前にできたのだ。

          山口県長門に移住する(61): 元気になりました!

          山口県長門に移住する(60): ベスト体重達成!

          体重が2kg減った! 43.2kg。 私のベスト体重。 目出度い。 目出度くないのは、 未だ、風邪が治らないこと。 37.2度から37.9度の微熱が 上がったり、下がったりして、 体中が痛い。 でも、少しずつ善くなってる。 今朝は、シャワーも浴びたし、 さっきは、3日ぶりに 床のオイルがけをして、 玄関トイレ周りのお掃除もした。 家の中が綺麗になると 気持ちいい。 しかし、 こんなに何日も寝込むなんて、 10年ぷり。 免疫が落ちた原因は 何だろう?

          山口県長門に移住する(60): ベスト体重達成!

          山口県長門に移住する(59): 健康の有り難さ

          今日も熱がつづいて、 一日ベッドにいた。 こんな時は、 健康の有り難さが 身に沁みる。 普段できることが できなくなって、 オソトにもいけない、 誰にも会えない。 当たり前のように 過ごしていた日常が どれほど、有り難いか、 改めて痛感する。 風邪をひいても、 一日二日でスキッと 元気にならなきゃ。 元気じゃなきゃ、 楽しくない、 オモシロくない。 これからは、もっと、 健康オタク修行に励もう! と、力弱くベッドで誓った。

          山口県長門に移住する(59): 健康の有り難さ

          山口県長門に移住する(58):風邪の効用

          昨夜、熱が出て、 今日は、一日寝てた。 それだけ、 よく寝られるもんだ、 と、思うくらい寝た。 風を引いて熱が出るなんて、 5年ぶり。 整体の創始者、 野口晴哉によると、 風邪を引くと、 体がリセットされて、 より健康になる、 という。 熱が出て寝込む、 ということが、 しばらくなかったから、 リセットが必要だったのかな。 三日ほど、 何も食べずに寝ていれば、 元気になるだろう。 痩せたかったから、 丁度良かった。 外は雨、 2・3日続くらしい。

          山口県長門に移住する(58):風邪の効用

          山口県長門に移住する(57): 瞳

          友人宅に、 真っ白な猫がやって来て、 ずっといる、 というので会いに行った。 片方の瞳は青、 もう片方は金色。 その瞳を 何と表現すれば良いのか。 言葉が見つからない。 本当に大切なものは、 いつもそう。 言葉になんてできない。 愛も、 哀しみも、 体の中から湧き出る 生命力も、 生きる喜びも。 言葉にした途端、 その美しさが消える。 見知らぬ動物と 目を合わせてはいけない、 と知りながら、 その、白い猫の瞳を 眺めずにはいられなかった。 私の心を捉

          山口県長門に移住する(57): 瞳

          山口県長門に移住する(56): 神さま

          飯山八幡宮の 御神幸(おみゆき)に 参加させていただいた。 解体の前後にも お酒を撒いて、 手を合わせていたけど、 なんだか、 ずっと申し訳ない気持ちがあった。 土地を見守ってきた木を 切ってしまったし、 あの土地を守っている青大将さんも うるさくて、迷惑だっただろう。 御神幸(おみゆき)に参加して、 宮司さんがお祓いして下さったので、 心が軽くなった ついでに、 お願いもした。 結構、 たくさんした(^0^;) この土地に建つ 食堂と宿に集まる方々が、

          山口県長門に移住する(56): 神さま

          山口県長門に移住する(55): 訪問者たち

          私が暮らすシェアハウス、 みかん荘の夏みかんの木が 去年たくさん実をつけた。 髙枝バサミが届かない 上の方に成った実は、 熟して落ちるのを待つ。 夜中に強い雨が降ったり、 風が吹いたりすると 翌朝は、庭に夏みかんが ゴロゴロ落ちている。 ミカンの実が 屋根に落ちると、 ゴン!と大きな音がする。 みかん荘に 住み始めた頃は、 毎回驚いて飛び上がった。 そんなミカン爆弾の 音にもなれた頃、 ゴン、ゴン、ゴン! と立て続けに大きな音がする。 雨も降っていないし

          山口県長門に移住する(55): 訪問者たち

          山口県長門に移住する(54):冷たい食べ物レシピ

          毎日暑いから、 冷たい食べ物レシピを 考えている。 来年できる食堂ComeShineの 夏メニュー。 お素麺とか、 お蕎麦とか、 ありきたりのものではなくて、 ComeShineオリジナル 夏メニューがいいな。 冷たい親子丼 なんて、どうだろう? 親子丼全体を冷やすのもあり、 だけど、 ご飯だけ冷やして、 熱い具をかけるのはどう? 熱い具と&冷たいご飯の コントラストを 口の中で楽しむ。 昔、ソウルで、 熱いうどんとかき氷が セットになったランチを食べ

          山口県長門に移住する(54):冷たい食べ物レシピ

          山口県長門に移住する(53):朝の習慣

          この季節、 朝は、4時起床。 まず、洗顔。 お水でバシャバシャ。 そして、 珈琲を淹れる。 淹れた珈琲は すぐ飲まずに、 部屋の床掃除をする。 オリーブオイルとお酢を 半々に混ぜた 自家製クリーナーで 拭き上げる。 ベニヤ板の床も、 毎日オイルがけしていると それなりに味が出てくる。 床掃除が終わったら、 外に出て、 庭の木のテーブルを 拭く。 その頃には、 猫さんが、 「お腹空いた〜!」と 帰ってくる。 そうか、そうか、 お腹が空いたか。 いそいそと ご飯

          山口県長門に移住する(53):朝の習慣

          山口県長門に移住する(52): 結婚記念日

          1991年7月8日に スイスのVeveyで 結婚した。 南フランスに旅行して、 結婚当日の朝方、 元旦那氏のスイスの実家に 戻った私達は、 寝ぼけ顔でVeveyの 市役所に出掛けた。 スイスの自治体は、 フランス語圏なら、 Salle des Mariages という 結婚式をするためだけの 部屋を用意している。 Vevey市の Salle des Mariagesは、 部屋中が木づくりの 美しい部屋だった。 Salle des Mariagesに入ろうとすると

          山口県長門に移住する(52): 結婚記念日