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制作と作品とコミュニケーション
あんたは原作改変ってキーワードにどんな感情を持っている?
セクシー田中さんの悲劇以来、原作改変への風当たりは強くなっていったじゃんか。
ところが、実態としてはきっちり原作を踏まえた上でアニメなら「アニオリ」って感じで表現が追加されていたり、ドラマや映画でも「改変」は続いている。
俺としてはこの「改変」が続いていることそのものは自然な流れだと感じているんだよね。
何しろ、そこにクリエイターがい
ありふれた体験がもたらすイノベーション:ポカリスエットの開発
前回の記事では、栗林隆氏の《元気炉》を例に、身体性(体験)に基づくアート思考により、美術館賞に革命をもたらしたことを紹介しました。イノベーションの創出においても、身体性、すなわち直接的な体験が果たす役割は極めて重要です。本稿では、大塚製薬の「ポカリスエット」の開発事例を中心に、体験からの発見がいかにイノベーションを促進するか、そして身体性を磨く秘訣について考察します。
ポカリスエット:新たなカテ
【図解1910】「エアークローゼット」のビジネスモデル(実在企業のビジネスモデル5)
「妄想ビジネスモデル」シリーズでビジネスモデルを図解して思考実験(妄想)する傍ら、引き出しを増やすために実在する企業のビジネスモデルも図解しています。
せっかくなので、こちらもカタログ的にご紹介していこうと思います。「世の中には色々なビジネスモデルがあるんだな~」程度に、軽い気持ちで眺めていただければ幸いです。
なお、今回からビジネスモデルの表記法を一部変更し、かつ一度に一社の紹介としています
コンテンツ飽和時代、人生を着実に退屈にする「効率重視のパラドックス」を乗り越えるためのたったひとつの冴えたやりかた。
初めに、いまから200年ほど時をさかのぼって、その時代の天才詩人ゲーテの代表作『ファウスト』を見てみよう。
この疾風怒濤の一大悲劇の主人公ファウスト博士は、万巻の書を読み尽くし、いくつもの学問を究め、その結果、「何もわからないことに気づいた」人物である。
かれはその後、悪魔メフィストフェレスをともなって現実世界で快楽や権力を追求することになるのだが、それはともかく、今日の視点でこの『ファウス
デザインを飛躍させるためのコンセプトメイキング
デザイン前の言語化デザインの現場ではよく、「言語化」の重要性が語られます。
エルでもことばをとても大切にしており、デザインの前に「ことばづくり」の過程を設けています。ことばづくりとは、コンセプトメイキングのこと。つまり、「方向性をことばで定義する」ことです。
コンセプトメイキングをするうえで気をつけているのが、表現の可能性を狭めないこと。
「定義」というと、削ぎ落としたり絞り込んだりするイメー
現代においてクリエイトしないクリエイターはクリエイターではない
今日こんなツイートを見かけました。
あずきさん的には結論として「いいからX(旧Twitter)なんてやってないで書け、送れ、発表しろ」と言いたいですね。
これだけ言って終わりなんですけど、今日は少し深掘りして「なぜ今日日こんなにクリエイトしないクリエイターが増えた」のかと言う話をしていきたいと思います。
プロとアマチュアの露出機会の差が縮まった最近ネットで何でも作品を発表できる世の中になり、