晶文社

東京・神保町にある、文学・芸術を中心とした書籍と各種学校案内書を発行する出版社です。犀🦏のマークが目印です。

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      本のまえがき・あとがき・ぬきがき、イベントレポートやインタビュー記事など、ちょっと立ち止まって読んでみてください。

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      スクラップとは、断片、かけら、そして新聞や雑誌の切り抜きのこと。われらが植草甚一さんも、自分の好きなものを集めて、膨大なスクラップ・ブックを作っていました。 ここでは、多彩な魅力をはなつ書き手たちのスクラップブック──つまり、自身がこころから興味・関心を寄せるモノ・コトについて書いたエッセイ──をご披露いただきます。(編集部)

    • 新刊・既刊・パブ情報

      新刊・既刊をとわず、書評や紹介の情報をアップします。

    • 障害とパートナーシップ会議(石田月美×鈴木大介)

      数々の精神障害を抱え死にたくなるような苦しい日々から、婚活を機にサバイブした体験を描いた『ウツ婚』の著者・石田月美さんと、発達障害特性を持つ妻vs高次脳機能障害となった元モラハラ夫による家庭生活改善マニュアル『発達系女子とモラハラ男』の著者・鈴木大介さんが、障害当事者とそのパートナーのよりよい関係を模索すべく、連続対話を企画しました。

    • 書店様向け情報

      「この新刊は、こういう棚で平積みされてます」「刊行したのは前だけど、こんなきっかけで再ブームに」などなど。営業担当だからできる、晶文社本の総合案内。

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    はじめますので、ご挨拶

    こんにちは、わたしたちは晶文社という出版社です。 創業から今年で60周年を迎えます。人文・思想や芸術、文学、ライフスタイル、働き方など、さまざまなジャンルで単行本を出版しています。『吉本隆明全集』も継続的に刊行中。学校案内や資格検定の書籍も手がけています。超ロングセラー『考える練習をしよう』(初版1985年)や『数の悪魔』(初版1998年)などでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。 目印は、渋みのある犀(サイ)のマーク。速足ではないけど、しっかりした足取りで。優れた書

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      • 女性が痛いといっても信じてもらえない理由|10月12日発売『「女の痛み」はなぜ無視されるのか?』日本版まえがき

        日本の読者へ バングラデシュで生まれ育ったアジア人女性として、長年続く家父長制的な(特に女性のふるまいに関する)慣習や規範に異議を唱えた日本人女性の前に立ちはだかる、根深い文化的信念を理解するのは難しいことではなかった。女性の立場や行動様式があらかじめ定められている社会で育つとはどういうことか、私はよく知っている。 「私たちはとにかく怒らせてもらえなかった」と石川優実氏は書く。彼女は職場でヒールの高い靴を履かなければならない慣習の廃止を求めるツイートが拡散されたことで、日本

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        • リラックマのための断章|西村紗知

          序文 ある日急にリラックマ(※)が欲しくなった。 コンビニのコラボアイテムを視界に入れたのか、何かSNS上でたまたま見かけたのがきっかけだったのか、まったく記憶が定かでないが、ある日、筆者は気が付いたらキデイランド吉祥寺店にいた。 もともと、それが漫画などの「作品」の登場人物だったのか、それとも最初から玩具・雑貨・文房具のメインの意匠として生み出されたものだったのか、その来歴はさまざまであるが、キデイランドでは「ファンシーキャラクター」たちは各々の暖簾を守っている。ここ

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          • 犠牲者の臨床|尾久守侑

             病院を受診すると予約をしていても大抵ものすごく待つ。予約時間は11時ですと言われていても実際に呼び出されるのは12時30分とかで、じゃあ予約時間の意味ないじゃんかと苛々するけれども、診察室を出たり入ったりしているお医者さんが忙しそうにしているのを見ると、まあ仕方ない待つかと思ってやむなく溜飲を下げる。時々いつまで待たせるんだ!と看護師さんを罵倒しているおじいさんとかがいて、あんな風に怒れたらすっきりするのかなと思うけど、でもスタッフに大人の対応をとられて後々気まずくなってい

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          • これからの恋愛の話をしよう――石田月美・二村ヒトシ往復書簡
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            勇気ある率直な女性たちの話|【8/29発売】『ママにはならないことにしました』プロローグ

            プロローグ 40歳になったらこの話ができるかもしれないと思っていた。  40歳になったとたんにいきなり体内時計が止まるわけじゃないけれど、それでも40歳になったらもう悩まなくていいし、振り返らなくても話せるような気がした。  ママにならないことにした、と。  雨のぱらつくある夕方だった。ビルのロビーで姉の仕事が終わるのを待っていた。エレベーターから降りてすぐに足早で近づいてきた姉は、社内の託児所に私を連れていった。  母親の顔を見ると喜んで足を踏み鳴らす2歳の子に、私はぎこ

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            ロシアのウクライナ侵攻を受けて、建築に何が可能か(『増補版 戦争と建築』)

            大量の難民のための空間をどうするか 『サピエンス全史』(二〇一一年)で知られるユヴァル・ノア・ハラリは、人類の最悪の敵だった飢餓、疫病、戦争はもう克服しつつあると楽観的に論じていたが、残念ながら、世界はコロナ禍で覆い尽くされ、一人の政治家の暴走によって、ロシアの空域が閉鎖され、スポーツや芸術の世界から同国の選手が排除され、あっという間に冷戦下に戻ったかのような状況に突入した。アメリカによるイラク戦争のときもテレビの情報をいかに占拠するかは重要だったが、大きな違いは、現代はネ

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            石田月美・鈴木大介「障害とパートナーシップ会議」第8回開催のお知らせ

            数々の精神障害を抱え死にたくなるような苦しい日々から、婚活を機にサバイブした体験を描いた『ウツ婚』の著者・石田月美さんと、発達障害特性を持つ妻vs高次脳機能障害となった元モラハラ夫による家庭生活改善マニュアル『発達系女子とモラハラ男』の著者・鈴木大介さんが、障害当事者とそのパートナーのよりよい関係を模索すべく、連続対話を企画しました。 名付けて、「障害とパートナーシップ会議」 発達障害はじめ各種精神障害をお持ちの当事者の方々と、そのパートナーのみなさんに伝えたい、さまざま

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            11社共同企画【四六判宣言】フェア2022 開催!

            人文系の専門書出版社11社による共同企画として、7月上旬から全国150店舗超の書店にて、単行本のみを集めたブックフェア「四六判宣言」を開催いたします。 参加版元は、大月書店・紀伊國屋書店・春秋社・人文書院・青土社・創元社・白水社・平凡社・みすず書房・吉川弘文館・晶文社の11社。 「文庫のように大量生産できないが、読み継がれるべき基本図書やロングセラー」をコンセプトに、「四六判」という単行本の標準的なサイズで括り、文芸、人文、社会、自然科学、芸術など様々な分野から様々な本を集

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            石田月美・鈴木大介 「障害とパートナーシップ会議」第4回のお知らせ(6月29日21時~)

            数々の精神障害を抱え死にたくなるような苦しい日々から、婚活を機にサバイブした体験を描いた『ウツ婚』の著者・石田月美さんと、発達障害特性を持つ妻vs高次脳機能障害となった元モラハラ夫による家庭生活改善マニュアル『発達系女子とモラハラ男』の著者・鈴木大介さんが、障害当事者とそのパートナーのよりよい関係を模索すべく、連続対話を企画しました。 名付けて、「障害とパートナーシップ会議」 発達障害はじめ各種精神障害をお持ちの当事者の方々と、そのパートナーのみなさんに伝えたい、さまざま

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            障害とパートナーシップ会議 アーカイブ視聴リスト(第1回~第7回)

            石田月美さん、鈴木大介さんによる「障害とパートナーシップ会議」のアーカイブ視聴が下記からできます。 第7回「当事者のどんな障害特性がパートナーの加害化を招くのか(中編)」(→申し訳ありません。この回、画像が小さくなっています) https://youtu.be/ePq-a31mlzU 第6回「当事者のどんな障害特性がパートナーの加害化を招くのか(前編)」 https://youtu.be/39i3Rx3-RTs 第5回「なぜ被害者の中に加害性も立ち上がるのか」 パート1

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            対話7-B 心の穴の、その先へ(石田月美)

            二村ヒトシさま この往復書簡も幕を閉じます。あっという間のようで密度の濃い時間を、この連載の中で過ごさせて頂きました。二村さん、いつも生意気な私の書簡に丁寧にご返答くださり、本当にありがとうございます。 この連載を始めてつくづく分かったことは、否定するのは簡単だが、肯定しつつその先を考えるのはいかに大変かということです。 前半戦では、私から心の穴への問題提起をさせて頂きました。そして後半戦では、二村ヒトシの新しい恋愛論を考えるお手伝いをさせてもらったつもりです。振り返れ

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            対話7-A これからの恋愛論(二村ヒトシ)

            石田月美さま この往復書簡の連載で、月美さんの知見と筆の力によって、僕の考えはずいぶん更新されたように思います。本当にありがとうございます。 『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』に「恋とは、相手を“得る”ためにするものではなく、自分を“知る”ためにするもの」と書きましたが、これからは、 「恋愛(や結婚)は、いまの自分であり続けるためにするのではなく、自分が“変わる”ためにするもの」です、僕はそう考えます、という言いかたをしていくことにします。 とくに男

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            対話6-B 他者を受け入れる心の余白(石田月美)

            まず、二村さんの問題意識を私なりに整理させてください。 二村さんは、そもそも恋愛を始めるために動くことがうまくできず、恋愛を始めることができない男性について、次のようにおっしゃいました。 つまりこの問題は、恋愛ができない男性は女性に対する恐怖心から支配的になったり暴力的になったりする、ということだとも解釈ができます。そのような男性も一部にはいらっしゃるのかもしれません。であるなら、やはり心の穴というものを今一度定義し直し、その有用性を考えていく必要があるでしょう。 感情

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            対話6-A 欲望と信念と矛盾と「見ること」と非モテ(二村ヒトシ)

            石田月美さま なるほど。 たしかに「あなた」が主語のときも「わたし」が主語のときも、「べき」を使わないほうが人の心は苦しまないですね。 「べき」を使わないべき、などと書いてはアホですから(僕はつい書きそうになります)、「べき」を使わないほうが恋愛を考えるときに(なにを考えるにも)有効だと表現するのが、読者にとっても書き手にとっても有効でしょう。 わたしが「してほしい」のに、それを、あなたが「するベき」と無意識に言い換えてしまわないように注意するのも大切なように思います

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            入不二基義「老いと死の哲学的考察*」         

            0.はじめに  私は現在63歳である。51歳から始めて10年間続けたレスリングがコロナ禍でできなくなって、2年が経った。家の中に閉じ籠もるようにして過ごす時間が長くなったこと、オンライン授業や動画作成で、自分の顔を正面から見つめ続ける時間が極度に増えて、顔の老け具合を意識せざるを得なくなったこと、これらのコロナ禍での生活の変化は、私の老いにどう影響したのだろうか。老いを加速したとも言えるが、事はそう単純ではないようにも思える。  たとえば、レスリングを二年間しなかったことは

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            石田月美・鈴木大介 「障害とパートナーシップ会議」第3回のお知らせ

            数々の精神障害を抱え死にたくなるような苦しい日々から、婚活を機にサバイブした体験を描いた『ウツ婚』の著者・石田月美さんと、発達障害特性を持つ妻vs高次脳機能障害となった元モラハラ夫による家庭生活改善マニュアル『発達系女子とモラハラ男』の著者・鈴木大介さんが、障害当事者とそのパートナーのよりよい関係を模索すべく、連続対話を企画しました。 名付けて、「障害とパートナーシップ会議」 発達障害はじめ各種精神障害をお持ちの当事者の方々と、そのパートナーのみなさんに伝えたい、さまざま

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