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立ち読み・試し読み

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本のまえがき・あとがき・ぬきがき、イベントレポートやインタビュー記事など、ちょっと立ち止まって読んでみてください。
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記事一覧

【さきよみ】村上寛『さよなら、産後うつ』より「はじめに」を公開!

はじめに 初めまして。信州大学医学部周産期のこころの医学講座の村上寛と申します。 私は、…

晶文社
23時間前
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ベンジャミン・クリッツァー著『モヤモヤする正義』まえがき

ネットを眺めたりテレビを見たり雑誌を読んだりしていると、「マイノリティばかり優遇されてい…

晶文社
8日前
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私は「この私」を通じてしか世界を経験できない──柴崎友香さんと横道誠さんの対話

「文学×当事者研究」の最前線に芥川賞作家が乗り出してきた!?【横道】 まず、私が柴崎さん…

晶文社
13日前
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【新刊試し読み】『テヘランのすてきな女』はじめに|金井真紀

自分でもびっくりしている。こんなに早く原稿が書けるなんて。いつものサボり癖はどこへいった…

晶文社
1か月前
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【プロローグ】変人で偏屈なガキが、イソギンチャク道を志すまで【全文掲載】

まるで落雷のようだった。俺の頭に突如、インスピレーションの神様が 舞い降りた。 「そうだ、…

晶文社
1か月前
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【さきよみ】菊池良『えほん思考』より「はじめに」全文掲載!

はじめにこの本はとても奇妙な本です。絵本からイノベーションを学ぶことがその主題です。 思…

晶文社
2か月前
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【たちよみ】稲葉振一郎『宇宙・動物・資本主義――稲葉振一郎対話集』より「あとがき」掲載

あとがき2000年代(ゼロ年代)、まだアラフォーの頃、『経済学という教養』(東洋経済新報社、2004年。ちくま文庫版、2008年)のスマッシュヒットで調子に乗っていた私は、対談・座談ベースでいくつかの本を作った(長谷川裕一さんへのインタビューを軸とした『オタクの遺伝子』(太田出版)、吉原直毅、松尾匡両氏との『マルクスの使いみち』(太田出版)、先ごろ物故した立岩真也氏との『所有と国家のゆくえ』(NHK出版))が、2010〜11年の勤務先での役職者への就任以降、この手の企画は控え

【さきよみ・あとがき】尾久守侑『倫理的なサイコパス――ある精神科医の思索』より「…

あとがき   いつの間にか精神科医になっていた。もちろん記憶がないわけではない。医学部を…

晶文社
4か月前
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【さきよみ・表題作】尾久守侑『倫理的なサイコパス――ある精神科医の思索』より「倫…

倫理的なサイコパス  特に暇というわけではないが、今やらなければいけないことに取り組む気…

晶文社
4か月前
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詳細目次『話が通じない相手と話をする方法』

第1章 会話が不可能に思えるとき  最低なやつとの会話   不可能な会話とは何か?   不…

晶文社
7か月前
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たちよみ『話が通じない相手と話をする方法』監訳者解題(by 藤井翔太)

はじめに本書は、Peter Boghossian & James Lindsay, How to Have Impossible Conversations:…

晶文社
8か月前
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たちよみ『もし友だちがロボットだったら?』訳者あとがき(by 永井玲衣)

大人たちは、子どもの「哲学的な問い」が大好きです。子どもたちがじっと考え込んでいる姿が大…

晶文社
10か月前
23

コンテンツ飽和時代、人生を着実に退屈にする「効率重視のパラドックス」を乗り越える…

 初めに、いまから200年ほど時をさかのぼって、その時代の天才詩人ゲーテの代表作『ファウ…

晶文社
1年前
827

【目次】『教室を生きのびる政治学』(岡田憲治著)

序章 大前提:力を抜いて自分を守る――善・悪・社会 ◆教室のなかの安全保障 日々の悩みや不満から始める 「今日からあなたは主権者です」 ◆だれも立派な人にはなれません 自分の足元から考える 天気予報も出口調査もハズれる 頭と身体を動かすために 立派な人になるより切実なこと ◆友だちが100人も必要なワケがない ゆるくつながること 顔も知らない隣人たちの集まる「社会(ソサエティ)」 僕たちは一人残らず弱くて小さい ◆世界史に一度しか登場しない僕たち 一人の人間がいることの奇跡