日本実業出版社
『アンチ整理術』(森博嗣 著)の一部、担当編集者と森先生の問答を収録した部分を特別公開!
『バカロレアの哲学 「思考の型」で自ら考え、書く』の著者である坂本尚志氏による連載。ウィーンで生活している坂本氏の日常の記録を始点に、バカロレアの哲学問題について紹介していきます。
Instagramで発信をするのは楽しそうだし、副業としてお小遣い稼ぎもできそう。そう思って発信を始めてみても、「何から始めればいいのかわからない」「ネタ切れで発信が続かない」「フォロワーが全然増えない」などさまざまな壁にぶつかり挫折してしまいがち。そんな方に向けて、『開設3年で10万フォロワーの人気インスタグラマーが教える やりたいことがぜんぶ叶う インスタ発信の教科書』(亀山ルカ)から、「PROLOGUE」を一部抜粋して公開します。 Instagramで変わった私の暮ら
全国の小中学校で不登校の生徒数が34万人を超え、過去最多を更新しました(文部科学省・2023年度調査)。年齢が上がると、高校や大学などへ進学を考え始める人もいますが、受験勉強のしかたやキャリアパスの描き方がわからず、本人も家族も足踏みしてしまうケースは少なくありません。 そんな悩める人をひとりでも救うべく、不登校専門のオンライン家庭教師イエローシードラビーを立ち上げた植木和実(うえきかづみ)さん。これまで多くの子どもたちに伴走してきた経験と学びのノウハウを体系化した書籍『こ
やりたいことがたくさんあるけれど、やれずにいる。その理由が「時間がない」であるならば、時間の使い方を見直すことが必要です。やらなければならないと思っていることが実は思い込みだったら、自分のやりたいことに使える時間が増えて日々の生活が充実すると思いませんか。 今回は、4000人以上のタイムコーディネートをしてきた吉武麻子氏が上梓した『時間デトックス』から、「はじめに」を公開します。 毎日がんばっているあなたへ あなたは時間に追われる日々を送っていますか? 「このがんばり
ジェンダー(gender=社会的・文化的に形成される性別)をめぐる規範の変化や多様化が進みつつある現代。企業には、性別に関係なく平等な機会と待遇を提供する「ジェンダーフリー」の考え方をふまえた、働きやすい環境づくりが求められています。 それは、具体的にはどういうことなのでしょうか。ジェンダーやダイバーシティに詳しい特定社会保険労務士で一般社団法人ジェンダーキャリアコンサルティング協会代表理事・小岩広宣さんの書籍『ジェンダーフリーの労務管理』から抜粋してポイントをお伝えしまし
ユニークだけど何を表現したいのかわからない……自由奔放な作風から苦手意識をもたれがちな現代アート。そのイメージが一新し、「見る目が変わった!」「美術館に行きたくなった!」と話題の書籍『現代アートがよくわからないので楽しみ方を教えてください』(鈴木博文/美術解説するぞー)の「はじめに」を一部抜粋して公開します! ●どうしてアートを解説するのか はじめまして! 「美術解説するぞー」こと鈴木博文と申します。 私は現在、主に2つの活動を行っています。 一つは、アートの制作を楽し
役に立つかわからないような、無駄なことはしたくない…… 。 経験したことは、自分でも気づかないところで役に立っていたりします。 「人生に無駄な経験はない」というように、どんな経験も”引き出し”になります。 学校の授業で、「これを勉強する必要ある?」と思うこともあるけど、その時は「必要ない」と思ったことでも、後々で使えたり、その知識が下地となって成長に繋がったりすることもあります。 将来の役に立つかは、誰にもわからないんです。 この記事もそうです。 記事の内容も漫画も、昔か
すぐ諦めてしまう原因は、”性格”じゃなく”挑み方”にある! 目標を掲げた時に、小さな目標を段階的に設定する方法があります。 たとえば、240Pの本を執筆するとしましょう。 文章を書くことに慣れていないと、いきなり「200P以上の文章を書く」という目標はハードルが高いです。 なので、ハードルを下げるために、執筆前に複数のカテゴリーに分けてみるんです。 この本でいえば、「自分」や「人間関係」、「目標」や「人生」などですね。 そこからさらに、「完璧主義」や「人目」や「努力」など
島田雅彦氏推薦「19世紀から今日まで連動する世界史の表と裏が透けて見える必読の教科書完結版」 本書は、日本を代表するマルクス研究者として知られる的場昭弘氏による、ソ連崩壊からリーマン恐慌、コロナ感染爆発、ウクライナ・ガザ戦争へと到る21世紀を描く歴史哲学であり、19世紀から続く世界史三部作の完結版です。ここでは、発売に先んじて「まえがき」を公開します。 『21世紀世界史講義 恐慌・パンデミック・戦争』まえがき アメリカの雑誌『原子力科学者会報』が毎年の年頭に公表している
"メンタル回復アイテム"を持つと心を守れる!どんなに褒められても、悪口1つで気分が悪くなる……。ぼくも創作活動をしていて、悪口をいわれることがあります。 みんなが満足する作品を作ることは無理なので、批判や嫌な感想は出てくるし、人格を否定するような誹謗中傷をぶつけてくる人もいます。 SNSで発信すると、悪口に触れる機会が増えますね。 そうしたことがつらくて、筆を折る作家もいます。 どんな褒め言葉をいわれても、1つの悪口で気分が台無しになることがあるんです。 悪口の攻撃力は、褒
『教養としての「半導体」』第4章より マスク工程での格闘 筆者がNECに入社し、半導体部門に身を投じた1970年代の初頭、半導体(集積回路IC)製造の露光工程で使われるマスクは、ソーダガラス基板上にゼラチン材と感光性ハロゲン化銀の膜パターンから構成されていて、エマルジョンマスクと呼ばれていました。 このマスクは等倍でした。すなわち、マスクパターンとシリコンウエハー上に転写されるパターンは同一寸法です。このマスクを使った露光は、マスクとウエハーを接触させる「コンタクト露
『教養としての「半導体」』附章より 半導体業界の主なメーカーの特徴 サムスン電子──ハングリー精神が支える 売上高:35兆2100億円(2022年) 従業員数:11万3500人 サムスン電子(韓国)は、韓国最大の財閥サムスングループの中核会社で、世界最大の総合家電、電子部品、電子製品のメーカーです。 半導体メーカーとして、メモリ分野(DRAM、NANDフラッシュ)では世界ナンバーワンの地位にあり、近年、インテルと半導体世界シェアのトップ争いを演じています。 サムス
『教養としての「半導体」』第1章より 半導体メーカーから部材メーカーまで―半導体業界の相関図 半導体産業は広い裾野をもち、多種多様な数多くの関連業界から構成されています。また各業界に属する企業群や関連する研究機関なども多くあり、しかもそれらがグローバルな広がりの中で相互に複雑に関連し合って産業全体を構成するという構図になっています。業界関係者ならいざ知らず、そうでない人々にとっては複雑怪奇、伏魔殿のような世界です。 そこで最初に半導体産業の全体的イメージをつかむため、半
解決策ではなく、「問題」に恋をしよう── 2社のユニコーン(Waze、Moovit)を生み出し、Googleに11.5億ドル、intelに10億ドルでイグジットした稀代の起業家ユリ・レヴィーン。自身の経験や思考の軌跡をもとに、起業アイデアから資金調達、ユーザー理解、イグジットまで、スタートアップにかかわるすべてを語った著書『Fall in Love With the Problem, Not the Solution』の邦訳版が、3月15日に発売されます。偉大な起業家たちがこ
いま、どうやら、日本株が強い。 筆者は投資にまったく不案内ですが、昭和世代ゆえ新聞には目を通しており、「日経平均がバブル後最高値を更新」「外国人投資家が大幅買い越し」といった見出しを見るにつけ「そうかー、ここ何十年かの“感じ”が変わってきているのだな」と、ある種の感慨を覚えます。 自分を取り巻く経済環境は全然変わらないのですが。まあそれは、また別の話ですね。 そんななか小社、日本実業出版社からも新しい「投資関連本」が出ていて、これがまた売れ行きが良いのです。皆さんの、投
子どもの間で大流行!? 「マイクラ」との出会い こんにちは。突然ですがみなさん、「マイクラ」で遊んだことはありますか? MINECRAFT、通称「マイクラ」はデジタル版のブロック遊びとも言われる、ブロックを積み上げて建物を作ったり、野菜を育てたりできるゲームです。 私は、『メタバースで僕たちのコミュニケーションはこんなふうに変わる』(https://amzn.asia/d/8iMOREq)の本づくりのなかで「マイクラ」に出会いました。 その出会いが面白く印象的だったので、
「メタバース」の本を「メタバース」空間で作る こんにちは。前回の投稿からお久しぶりとなりました。 その間に数冊の書籍編集を担当し、本づくりを行なっていましたが、今回はそんな、「本づくり」のお話です。 『メタバースで僕たちのコミュニケーションはこんなふうに変わる』(https://amzn.asia/d/8iMOREq )の「本づくり」は、他の本とはひと味違う、まさにメタバース空間を体感する面白い時間でした。 ここから3回ほどは、そんな面白い体験が盛りだくさんだった、