日本株で勝つ! 投資本3選──日本実業出版社/まるペンSHOPから【1月26日】
いま、どうやら、日本株が強い。
筆者は投資にまったく不案内ですが、昭和世代ゆえ新聞には目を通しており、「日経平均がバブル後最高値を更新」「外国人投資家が大幅買い越し」といった見出しを見るにつけ「そうかー、ここ何十年かの“感じ”が変わってきているのだな」と、ある種の感慨を覚えます。
自分を取り巻く経済環境は全然変わらないのですが。まあそれは、また別の話ですね。
そんななか小社、日本実業出版社からも新しい「投資関連本」が出ていて、これがまた売れ行きが良いのです。皆さんの、投資への関心や期待が高まっていることがうかがえます。
というわけで今回は勢いのある投資関連本を3冊、ご紹介していきましょう。
低PBR株の逆襲
菊地正俊/著
いまの株高の要因のひとつとされているのが、昨年3月に東証が上場企業に対して出した要請です。
「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」と題されたその文書は、非常に平たくいうなら、株価が割安であると考えられる企業に対して、もっと株主を意識した経営をしてはどうか、株価を上げるための対策を講じてほしいと「お願い」するものでした。
そのなかでもっともフォーカスされたのが「低PBR」「PBR1倍割れ」というフレーズです。
株価の割高・割安を見る尺度はたくさんありますが、「解散価値を下回っている」という見方には非常にインパクトがあるため、「低PBR株」というフレーズとともに、株式市場の動向に大きな注目が集まったわけです。
この要請に対する企業の反応、対応はもちろんさまざまですが、全体として市場に好感され、株価上昇への期待感が醸成されました。外国人投資家やいわゆる「物言う株主」(アクティビスト、といいます)が積極的に買いに動いているというデータもあります。
『低PBR株の逆襲』は、みずほ証券のチーフ株式ストラテジストとして海外の投資家に日本株市場の情報を発信している菊地正俊氏が、この一連の動きの背景や実態、企業の対応、そして今後の市場の見通しを、専門的な視点から解き明かしたもの。
SNSには読者からのコメントが多数投稿されています。
昨年末に発売された本書は、売行き良好につき1ヵ月を待たずに3刷が決定しています!
今後の株式市場と日本経済の動向に少しでも関心のある方に、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
野生の経済学で読み解く 投資の最適解 日本株で勝ちたい人へのフォワードガイダンス
岡崎良介/著
次にご紹介するのは本日発売のこの本。じつは、EC書店様でかなりの事前予約が積み上がっていました。Xでの、著者・岡崎良介氏の告知にも多くの反響が。
これらの反響を受け、なんと、異例の発売前重版が決定しました!
長年投資の世界に身を置きながら、過去の常識や学問的正しさにとらわれない独自の分析スタイル=「野生の経済学」を駆使して結果を出してきた岡崎良介氏。本書で、日本経済はデフレを脱却したと断言し、金融政策も投資戦略も大転換を遂げると述べています。
潮目が変わった世界経済において、今後、FRB(米国連邦準備制度理事会)と日本銀行はどう動くのか。投資家はどう動くべきなのか。2024年以降の市場の姿と日本株投資で勝つための戦略を、独自の視点によるデータ分析と歴史的大局観で描き出す筆致は、圧巻です。
フォワードガイダンスとは米国のFRBなど各国の中央銀行が将来採用する金融政策を前もって表明することですが、本書はまさに、個人投資家にとってのフォワードガイダンスといえます。
そして最後にご紹介するのがこちら。
The Ultimate Prediction 2028年までの黄金の投資戦略
若林栄四/著
東京銀行時代には為替市場のマッドドッグ(狂犬)の異名をとり、独立後も大胆な分析とトレーディングによって、内外の投資家からカリスマ的な人気を集めている若林栄四氏。
その若林氏が、唯一無二の相場分析法である黄金分割理論を駆使した独自の大局観によって今後の相場見通しをズバリ予測しました。
それは、世界の日本買いで「2030年までに日経平均は5万~6万円かつ1ドル60円台の超円高になる」という相場の常識を超えた大胆なシナリオ!
カリスマ的人気を誇る著者がそう予測した理由とは──。ぜひご一読ください。
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