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「死」の文学入門 ~『「死」の哲学入門』スピンアウト篇~

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『誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門』著者、内藤理恵子氏の寄稿によるスピンアウト企画「『死』の文学入門」。さまざまな文豪と死をテーマに考察します。
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新刊『「死」の文学入門』のあとがき的裏話

内藤理恵子(哲学者、宗教学者) 2020年11月27日に新刊『正しい答えのない世界を生きるための…

文学はヨブから来てヨブへ帰るのか? あるいは人間の死と病──旧約聖書「ヨブ記」、…

「死」の文学入門~『「死」の哲学入門』スピンアウト編 第10回 内藤理恵子(哲学者、宗教学…

半年後に世界が終わるのに、刑事はなぜ執念の捜査を続けるのか? ――ベン・H・ウィ…

「死」の文学入門~『「死」の哲学入門』スピンアウト編 第9回 内藤理恵子(哲学者、宗教学者…

生と死が管理されるということ ――ブッツァーティ「七階」、カフカ『変身』、哲学者…

「死」の文学入門~『「死」の哲学入門』スピンアウト編 第8回 内藤理恵子(哲学者、宗教学者…

有事を生きる人間の姿―ヴィアン『うたかたの日々』、カミュ『ペスト』

「死」の文学入門~『「死」の哲学入門』スピンアウト編 第7回 内藤理恵子(哲学者、宗教学者…

被害者が死後に加害者に似てしまう奇妙な物語──ゴーゴリ『外套』

「死」の文学入門~『「死」の哲学入門』スピンアウト編 第6回 内藤理恵子(哲学者、宗教学者…

『誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門』幻のあとがき

宗教思想や葬送文化の研究者、はたまたデヴィッド・リンチ・マニアの哲学者として熱狂的ファンを持ち、「内藤仙人」と親しみを込めて呼ばれる内藤理恵子氏。この度上梓した意欲作『誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門』に載せられなかった「あとがき」をここに掲載します。 「死」を前にして、くるくる回るしかなかった私 さまざまな哲学者、宗教者などの死生観を探った本書は、信仰のあるなしに関わらずフラットな気持ちでお読みいただける「死」についての哲学本に仕上がったと思います。また本書は、私自

ドッペルゲンガー(分身)をめぐる死の文学――芥川、ユング、ドストエフスキー、ワイ…

「死」の文学入門~『「死」の哲学入門』スピンアウト編 第5回 内藤理恵子(哲学者、宗教学者…

「死の文学」としての村上春樹の短編小説

「死」の文学入門~『「死」の哲学入門』スピンアウト編 第4回 内藤理恵子(哲学者、宗教学者…

“夢オチ”死生観とマドレーヌの味―― 池田晶子、荘子、プルースト

「死」の文学入門~『「死」の哲学入門』スピンアウト編 第3回 内藤理恵子(哲学者、宗教学者…

芥川龍之介は厭世観を解消するために筋トレをすべきだった?

「死」の文学入門~『「死」の哲学入門』スピンアウト篇 第2回 内藤理恵子(哲学者、宗教学者…

K的な不安とSNS―夏目漱石『こころ』

「死」の文学入門~『「死」の哲学入門』スピンアウト篇 内藤理恵子(哲学者、宗教学者) 哲…