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サイエンス×テクノロジー=エンジニアリング

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科学とは「事物の本質を表す体系的な知」であり、技術とは「特定の場面で応用される実践的な知」である。すなわち工学および工業とは「人々にとって有用な構造物や発動機関の設計・組立・運用… もっと読む
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#マーケティング

「未来世代」は宇宙に向かうのか?

「未来世代」は宇宙に向かうのか?

column vol.524

今年の初夢は「仕事」でした…(苦)

初夢の日は諸説ありますが、私は元旦から2日に見る説で育ったので、昨夜の夢を語らせていただきます。

内容は仕事なのですが、変わっている点が2つあって、一つは昔お付き合いのあったクライアントさんや同僚が出ていたこと。

それと、地球かも分からない近未来空間にいたことです。

窓の外は、星が輝く黒い海。

私はクライアントと打ち合わ

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最近のロボットはつまらない。

最近のロボットはつまらない。

最近のロボットはつまらない。

いや、冗談抜きでマジでつまらない。

先にヤフーニュースで結果を知ってしまったサッカー日本代表戦の録画を家で見るくらいつまらない。コナンがひらめく前に毛利小五郎が犯人を奇跡的に当ててしまうぐらい鬼つまらない。あぁ、つまらない。ええい、あぁ、私はつまらない。

時が経つのは早いもので、世の中を驚愕させた某ロボットの登場からもう2年が経った。今では街のあちこちにロボット

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OMO/DXは全てユーザーのためである

OMO/DXは全てユーザーのためである

マーケティング業界の人に限らず、去年後半から今年にかけて耳にすることが増えたOMOやDXという言葉。そもそもどういう意味なのか、を改めて整理すると同時に、見失いがちな視点と本当に重要なことは何なのか再度整理していく。

1.ここ1年の超バズワードとなったOMO/DXOMO:「Online Merges with Offline」の略。元GoogleチャイナのCEOの李開復(リ カイフ)さんが提唱し

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マーケター はデータData×デザインDesignの2D思考で考えたい

マーケター はデータData×デザインDesignの2D思考で考えたい

データDataとデザインDesignのハイブリッド思考ができる人材に、私はなりたい。

先日、コンサルティングやプランニングの仕事をする人のキャリア案について、こんなツイートをしました。自分がマーケッター・ブランディングに関わる立場としてどんな価値を出し、どんな学習をしていくべきかをまとめた内容です。

データとデザインを往復できる人材が今後求められるのでは?最近考えているのは、2D思考=Data

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西内 啓氏 推薦「Excelでできるデータドリブン・マーケティング」まえがきと第1章#全文公開

西内 啓氏 推薦「Excelでできるデータドリブン・マーケティング」まえがきと第1章#全文公開

50万部を超える大ヒットとなった書籍「統計学が最強の学問である」

シリーズ著者の西内 啓氏 に推薦していただいた「Excelでできるデータドリブン・マーケティング」(拙書)のまえがきと第1章を全文公開します。

表紙の左上に「これからのマーケターはグラフの見た目より因果推論に注意すべきである」という西内 啓 氏のコメントがあります。

マーケターに必要な因果推論の知識とは何でしょうか?マーケテ

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コミュニケーションテクノロジーで孤独を解消する

コミュニケーションテクノロジーで孤独を解消する

こんばんは。さくらインターネットが運営する「さくマガ」で編集長をしている川崎です。

今回、「#わたしが応援する会社」をテーマにnoteを書きます。

このテーマを見た瞬間、すぐにある会社が思い浮かびました。

「株式会社オリィ研究所」

タイトルにも使用させてもらった「コミュニケーションテクノロジーで孤独を解消する」というのは株式会社オリィ研究所のホームページに書いてある言葉です。

あなたは「

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第4次産業革命とマーケティング

第4次産業革命とマーケティング

マーケティングは、産業革命とともに変わる。変える! 以下の記事は、とても現代を象徴する、マーケティングの記事である。大量生産・大量販売型のマーケティングに定評のある、日本コカ・コーラが、新しいマーケティングを行うというものである。

客層を絞り込んだ清涼飲料の販売や開発に乗りだす。

この文章にすべてがあるように、ターゲットが明確な層に対してマーケティングを行うのである。マス・マーケティングとは異

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誰も君のコンテンツなんか見てない。 1203

誰も君のコンテンツなんか見てない。 1203

noteや自社のオウンドメディアのコンテンツを作成する上で、常に心にとめているのが、『誰も君のことなんか見てない』ということ。

昔よく読み返していたブログのタイトルから拝借したのですが、基本的に、世の中の人たちは自分や自社が発信したコンテンツやメッセージに興味を持ってくれない、という前提を持っています。

総務省が発表している情報センサスで「インターネット登場以降、情報量が爆発的に増え、情報が届

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中国で話題の「AIが奪う12の職業」。未来は僕の仕事無いかも...

中国で話題の「AIが奪う12の職業」。未来は僕の仕事無いかも...

AIテクノロジー、中国は世界をリードしていますよね。AIエンジニアも半端ない数いると思います。

日本と同様に、中国でも「今後AIが進化していくとたくさんの仕事が置き換わるよね」との報道がされています。先日とある記事がByteDanceの「今日头条」で話題になってましたので紹介します。翻訳形式で

まずジャック・マーはこう言っています机器学知识更快, 机器的记忆比你好。它们可以快速计算,机器的计算

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「枯れた技術の水平思考」というデザイン手法

「枯れた技術の水平思考」というデザイン手法

デザイナーとしての横井軍平

 横井軍平という人がいる。横井さん(会ったことはないのだが、尊敬の念を込めて横井さんと呼びたい。)は任天堂のゲームの黎明期を支えたゲームクリエイターで、ゲームウォッチやゲームボーイを作った人だ。ゲームクリエイターという肩書きが生まれる前から、ゲームを作っていた。自分としては、横井さんは技術とコミュニケーションを活用した、いわゆるデザイナーだと思っている。

「枯れた技

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あなたを応援したくなる5つの要因とは? 進化心理学で考察

あなたを応援したくなる5つの要因とは? 進化心理学で考察

近頃「応援」とそれに類する言葉が非常に注目されている。評価、信頼、サポートなどキリがない。

esportsやスポーツ、アーティスト、クリエイター、アイドルといった個が立つ業界だけでなく、会社員であっても応援される時代となってきた。

応援されたい理由、応援されることのメリットはいくらでも思いつく。応援の経済圏で生きていけるなら、それはとても素敵なことだろう。だが、応援するにはきっかけや動機が必要

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右脳系人間と左脳系人間の"キャッチボールの精度"について

右脳系人間と左脳系人間の"キャッチボールの精度"について

今、日用品ブランドの立上げをしています。
どのフェーズでもそうですが、特に0⇒1のフェーズのブランディング/マーケティングで頭を悩ますのが「右脳と左脳のバランス」です。
「クリエイティブ(右脳)とマーケティング戦略(左脳)をどうやって高いレベルでバランスさせるか」ということ。

というのも、前回の投稿でも書きましたがデジタルマーケティングにおいては、
効果(リターン)=「デジタルマーケティングの戦

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