問いを設定する構想、答えを生むプロセス 【M+香港 ビジュアルアート部門リードキュレーター講演から】
(ご指摘をいただきタイトルを一部修正いたしました。失礼いたしました。)
近年、美術やデザインの力で、東アジア、特に中国、台湾、韓国の存在感を、日本でも強く感じることが増えてきた。10年以上前から、アジア各国に訪れるとビジネスの勢いやサービスを強く感じることは当然だったし、経済/ビジネスメディアを通じてその力を感じることは少なくなかった。しかし、この数年は日本の、それもデザインアワードの展覧会などでも、漢字やハングルを美しく活用したタイポグラフィーに出会ったり、街角で日本以外