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瞳に勇気、背中に未来 ―やがて冒険の世界に巣立つ君へ―

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おとなはかつて子どもだった。 しかし、そのことをおぼえているおとなは少ないものだ。  ――サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ◆すべての少年少女は、やがて大人となり、社会の構成…
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#生き方

「何によって憶えられたいか」の問いが、私に努力を続けさせてくれる

「何によって憶えられたいか」の問いが、私に努力を続けさせてくれる

毎日noteを更新するようになり、さすがに一ヶ月以上も経つと、周囲の方々に「毎日がんばっているね」とか「読んでます」とか声をかけていただけるようになってきました。

文章を書くことは、楽しくて苦しい。
「たのくるしい」と私は表現していますが、私にとってただただ楽しいだけのことではありません。私は私の言葉を書きたいと思っているので、どうしても内側をえぐる行為となり、毎回どろどろしたものや暗いものにも

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夢もやりたいこともなかった。でも「原体験」はそこにあった

夢もやりたいこともなかった。でも「原体験」はそこにあった

この記事は、僕の母校「埼玉県立秩父高等学校」の同窓会報に寄稿させていただいたコラムを転載したものです。

 初めまして、2001年卒の浅見と申します。僕は、横瀬町出身で今から4年前にUターンして、地元でホームページ制作やデザイン制作などのお仕事を個人で手がけています。

 僕が秩父高校を卒業したのは今から20年前。今でこそ、個人事業主でクリエイターとして独立し、自由な働き方をしていますが、高校生の

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自分で決断したことは、たとえ結果がどうなっても、しのげるものだ。

自分で決断したことは、たとえ結果がどうなっても、しのげるものだ。

1940年、日本領事館領事代理として赴任していた
リトアニアのカウナスで、
ナチスから逃げてヨーロッパ以外の国を目指す
ユダヤ人たちのために、
外務省の中止命令にもめげず、
日本の通過ビザを2139枚、独断で発給した男。
いまなおリトアニアの人々の(そして恐らくユダヤ人たちの)
尊敬を集める杉原千畝の言葉だ
(先週の『yes!〜明日への便り』)。

この言葉には、ビザの発給はもちろん、
親から勧め

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不安定のバランスをどう取るかが、生き方。

不安定のバランスをどう取るかが、生き方。

と言ったのはゲッターズ飯田さん
(土曜日の『サワコの朝』)。

「どしっとすると人は動かなくなり
世界が見えなくなる」という言葉に
さまざまな組織の首領を思い浮かべた。

確かに安定を手にすると、
誰も少しはアグレッシブさが減るかもしれない。
不安定だからこそ見えるものがあるから、
赤ちゃんは視界を広げたくて、
よちよち歩きながらも立つのだと語った。

ふと、「安定してる人ってつまんないだろうな」

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他人からの感謝・評価を自分の軸にしない

他人からの感謝・評価を自分の軸にしない

仕事のやりがいとして、「お客様から感謝される」「仲間から認められる」と言った点がある。

勿論、周りの人やお客様から認められれば、少なからず嬉しい。承認欲求も満たされるし、心地よい。だが自分はそれをあまり求めない様にしている。

なぜなら、他者からの評価(感謝される・評価される)ばかり気にしていると、どんどん追い詰められてしまう感じがするからだ。

他人が喜ぶ・評価されるだろう行動しか出来なくなっ

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それはすごくカッコいい

それはすごくカッコいい

何かを頑張っている姿って本当にカッコイイ。

魅力のある人、応援したいと本気で思える人は、何かを成し遂げようとひたむきに頑張っている。

最初は全くの無名だとしても、努力して継続していけばいつか必ず脚光を浴びるときがくる。

頑張っている人を見ると、自分も頑張ろうとすごく励まされる。

そして自分もその姿に憧れて、勇気を貰って頑張ろうと努力する。

今度は自分が誰かに勇気や希望を与える番だ。

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親友は「お嫁さんになるのが夢だった」と言った

親友は「お嫁さんになるのが夢だった」と言った

去年の夏、久しぶりに”親友”と会った。

親友とは家が近所で自然と仲良くなった。
たぶん小学校1年生の時には、お互い”親友”であることを決めたと思う。

毎日のようにふたりで色んなところに寄り道して遊んだ。
田んぼで小さなエビを捕ったり、
木や塀など色んな高いところに登ったり。
わたしたちは、なかなかお転婆だった。

共働きで親がいない我が家によく来ては
一緒に製氷機から氷を食べ空腹をしのいでいた

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一年や二年、ぜひ無駄に過ごしてほしい。

一年や二年、ぜひ無駄に過ごしてほしい。

と若者に向けて助言したのは六角精児さん
(今週の『サワコの朝』)。

「20代の頃は焦って気づかないが、
それが後になったら絶対ためになる」
とも。
だから冒頭の言葉は、無駄を奨励しているのではない。
人生のどんな時期であっても、
無駄だと思うな、効率だけを求めるな、と言っているのだ。

私も無給のコピーライターとして転職するまで
約2年半、メーカー勤めを経験した。
最早そこに有意義な証を見つける

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あなたが生まれてきた目的。

いつだって、どんなときだって、自分を大切にして生きていきましょう。

もしできるのならば、そんなことできないと感じるときこそ、やってみてほしいのです。

自分を大切にしたぶんだけ、まわりの人たちも、世界も、あなたを大切にしてくれます。

で、そのときに障害となるのは、「いやいやいや、それってわがままなんじゃないですか?」という疑問と、「そんな生き方では、やっていけませんよ」という恐れです。

とー

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熱量の低い社会

熱量の低い社会

各国がコロナ災禍から出口戦略を模索する一方、経済の大幅な悪化は避けられない。民間エコノミスト平均によると、日本の4-6月GDPは大きな落ち込みが予測されている。

たとえ感染の抑え込みに成功し、目下の医療危機が去ったとしても、経済は部屋の明かりをともすように、スイッチ一つで戻ることはない。冷え切った需要はすぐに伸びないし、供給側の混乱も続くだろう。まるで、一旦水をかけてしまった焚火をもう一度たきつ

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夢は大きく持とうという考え方

夢は大きく持とうという考え方

社会人になると現実を知ってしまって自らの認識している世界の中で生きている人が大勢いると思う。私もその一人だった。

たなかです。

夢は大きく持とうよと言う人はあなたの周りにどれくらいいるだろうか。おそらくそんなに多くないはずだ。最も言える人間が少ないだと思う。

『言える』ということはその人が経験している、もしくは知っていることが前提になって出てくる言葉なので社会人でいうやつはとんでもなく素晴ら

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「社会適応能力」って、なんだろう。

「社会適応能力」って、なんだろう。

「私には“社会適応能力”がないから、
会社で働けない」

よく、友達や知人と「働き方」や「生き方」の話をするのだけど、その中でこういうことを言う人が、時たまいる。

そんな彼女たちの話をよくよく聞いてみると、

「満員電車に乗りたくない」

「毎朝早起きして
規定の時間に出勤するのが嫌」

「残業してまで
(あるいは身体を壊してまで)
仕事をしたくない」

「上司やクライアントから
理不尽なことを

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「働かなければ生きていけない」がそもそもおかしい

6月3日に開催したオフ会の気づきの記事を前回書きました(オフ会開催&「つながり」の大切さの記事参照)。前回の記事には取り上げなかったけれど、重要なテーマとして挙がっていたのが「働く」ということについてでした。私のnoteを読んでくださっている方の多くの方がこの「働く」ということについて興味があるのではないかと思います。これまでを振り返ってみても、学生時代から今までの10年余りで自分の中の「働く」こ

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