マガジンのカバー画像

瞳に勇気、背中に未来 ―やがて冒険の世界に巣立つ君へ―

676
おとなはかつて子どもだった。 しかし、そのことをおぼえているおとなは少ないものだ。  ――サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ◆すべての少年少女は、やがて大人となり、社会の構成…
運営しているクリエイター

2020年1月の記事一覧

私なんてたいした存在じゃない、と思うことも一つの救い #新社会人

私なんてたいした存在じゃない、と思うことも一つの救い #新社会人

「社会人として専門職としての責任をもて」と入社式でいわれた。でも、責任だけでは潰れてしまう。特に真面目で一生懸命なタイプほど。「私なんてそんなもん、こんなもん」と割り切ることも、職場では必要と最近感じる。

私はいつでも真面目と言われるタイプだった。
授業のノートはきちんととる、寝ない、提出物は絶対に期限を守る、テスト前にまとめをつくって自分なりに整理、テスト期間や受験に向けてスケジュール作り

もっとみる

「コミュ障は就職困難」ということを高校生以下に周知すべき

文系就職では、8割の企業がコミュニケーション能力を最重要視する能力として求める。

要するに「コミュ障は就職困難」だということだ。

しかし、これは高校生以下には周知されていない。

大学進学するときに読むような媒体で、
「将来の就職」について触れられているのは大体理系職(特にわかりやすい医療系)
文系職の将来はせいぜい大手企業への就職率くらいしか触れられていない。

比較的規制が少ない個人のYo

もっとみる
前に立ち、問われる勇気を持てた人にのみ、未来は開かれる

前に立ち、問われる勇気を持てた人にのみ、未来は開かれる

昨日は

という話を書きましたが、今日も続けます。

人は言語化されたことしか意識の上に乗せられないし、さらに、意識に乗せられないことには実践できない存在です。

とするならば「大量の言葉を作り出す」、より正確にいうと「大量の(良質の=期待する結果を生み出す源となる)言葉を作り出さざるを得ない」環境に身を置くことができれば、こっちのもの。

そんな環境に身を置き、質の高い言葉を生み出し続けられたら

もっとみる
人は「問われる立場」に立つと急速に成長する

人は「問われる立場」に立つと急速に成長する

「人は問われる立場に立つと急速に成長できる」だから積極的に問われる立場に立つ機会を求める

これが私の信条です。

文章を発信したり、勉強会を開催したり、講師として登壇する機会を得ると必ず「問われる立場」になっていきます。この立場こそが圧倒的な速度で自分を成長させてくれます。

多様な人たちから幾度も「問われる」ようになると、急速に言語化が進むこととなる、というか、言語化を進めざるを得なくなるはず

もっとみる
世の中には二通りの「しょうがない」人がいる

世の中には二通りの「しょうがない」人がいる

世の中には二通りの「しょうがない人」がいるようです。

一つには、文字通り、何をやらせてもダメで、どうしようもない、という意味で用いられ、呆れられている「しょうがない人」です(汗)

もう一つは、あの人は、あんな(ダメな)人だけど、でも結果だけは出しているからしょうがないよね、、という文脈で語られる「しょうがない人」。

人間、どうせ、どれだけ頑張っても、万能、あるいは完璧な存在なんかにはなれませ

もっとみる
冒険家の存在意義とは何か?

冒険家の存在意義とは何か?

冒険の意味?冒険や探検に対して、「意味」「価値」というものを付随させて考えることが多くある。

「そんなことやって何になるの?」

「今さら未知の場所なんてないでしょ。時代遅れ」

冒険や探検をしない人からしてみれば、あえて危険(に見える行為)を望んで行うことが理解できないため、きっとそこには特別な理由があるからに違いない、その理由とは何なんだろう?そこにどんな意味を持っているのだろう?という疑問

もっとみる
退屈が人を殺す

退屈が人を殺す

『はじめの一歩』の作中で“なぜイジメが起きるか?”ってエピソードがあって、その中で(イジメる側がそういったことをやるのは)“ヒマだから”という恐ろしい理由が明示されます。

漫画本編でこのエピソードを読んだ時は“身も蓋も無いなぁ”と思いましたし、もう少しマシな表現はないのか?とすら思いました。

だってイジメられてる側の視点から見るととんでもないフザケた理由じゃないですか?自分自身に降りかかる(降

もっとみる
最初の10年の仕事の仕方③

最初の10年の仕事の仕方③

『最初の10年の仕事の仕方』シリーズ『①』『②』が更に大きな反響がありましたので、引き続き続編記事をお送りしたいと思います。

前回までの記事はこちら(↑)からご確認いただくとして。今回も“最初の10年”にスポットを当てて記事をお送りしていこうと思います。

2001年当時のサイバーコネクトツーは全社をあげてプレイステーション2専用ゲームソフト=オリジナルRPG『.hack』全4巻の開発を行ってい

もっとみる
最初の10年の仕事の仕方②

最初の10年の仕事の仕方②

前回の記事があまりにも反響があったので続編記事を書くことにしました。

“最初の10年”というのは“どんな業種であれ”という意味が含まれています。

それがゲームクリエイターであれイラストレーターであれ声優や役者であれ、誰にでも“最初の10年”は存在します。

“企業に入って1年目”とか“フリーランスのイラストレーターとしてやっていこうと思っている人”や“声優として事務所に所属して2年目”などの皆

もっとみる
最初の10年の仕事の仕方①

最初の10年の仕事の仕方①

弊社の場合=ゲーム開発会社サイバーコネクトツーは(有限会社サイバーコネクト時代から数えても)最初の10年の仕事はこんな感じでした。

会社を設立して4年くらいプレイステーション専用ゲームソフト『テイルコンチェルト』『サイレントボマー』の開発を行って、1999年の秋くらいからプレイステーション2の開発機をバンダイから支給していただいて『.hack』の開発を始めようと準備していました。

その時ちょう

もっとみる
お金に苦労して大学中退、フリーターだった僕が思う「しごと」と「お金」

お金に苦労して大学中退、フリーターだった僕が思う「しごと」と「お金」

あけましておめでとうございます。キャスター社、bosyu社ともに今日仕事初めでした。2020年1本目なので「しごと」と「お金」について書きたいと思います。

昨年末にフォロワーさんに対してどんなことをつぶやいたらいいかのアンケートをしたのですが、その時に一番多かったのが「しごと」と「お金」について、でした。(選択肢にリモートワークなど入れてなかったのでかもしれませんが)

また昨年7月に「bosy

もっとみる
note|野村俊介さんのnoteを読んで

note|野村俊介さんのnoteを読んで

先日、短い内容ながらハッとさせられるnote に出会った。野村俊介さんの「個体差」をテーマにしたnoteだ。

人間には持って生まれた個体差があるのだから、巷に溢れる情報に振り回されるのではなく、自分の個体を理解して、自分にあった方法を取るべきだ。そういったことが書かれている。

12時なると人がビルから一斉に出てくる野村さんの場合は、自分の個体差を理解しろ! というメッセージなのだが、僕の場合は

もっとみる
たった一人の読者のおかげで仕事を続ける意味が分かった話

たった一人の読者のおかげで仕事を続ける意味が分かった話

「エトー先生、いらっしゃいますか?」昼休み、突然生徒がやって来ました。わたしのところに生徒が来るのは稀。授業時間も少ないし、そもそも質問に来る生徒がいない授業を心がけているので、ほとんど誰も来ないのです。

「先生のブログ、全部読んでるんですよー。そこに、佐用町のプロジェクトに参加して勉強する目的がわかったと書いてあったんですが、それ何ですか?私、今まで「勉強しなさい」って言われて来たんですけど、

もっとみる
中卒・高卒の若者にキャリア教育を届ける「ハッシャダイ」という会社が、本当に素晴らしいんです。

中卒・高卒の若者にキャリア教育を届ける「ハッシャダイ」という会社が、本当に素晴らしいんです。

 こんにちは!たーぼうです。今回は、原宿に拠点を構える株式会社ハッシャダイのご紹介です。

 というか、もっと言うと「ハッシャダイの素晴らしさ」を語ります。

 いいえ。もっと言うと、「ハッシャダイという会社の存在への感謝」を語ります。語らせてもらいます。

【1:株式会社 ハッシャダイとは】

 中卒・高卒といった学歴や地方格差によって可能性に気付けない「よそもの、ばかもの、わかもの」を対象に「

もっとみる