マガジンのカバー画像

【授業技術】~授業力を高めていく~

36
大学では授業技術や授業の技能を高めるといったことは、あまりされていません。教育実習のみです。授業技能がないまま現場の教壇に立っている初任者がほとんどです。自主的な研修に学びに出な…
運営しているクリエイター

#学校教育

毎日トイレ掃除353|反省ノート

毎日トイレ掃除353|反省ノート

授業反省ノートを作ることにした。
①指示するページを板書しておくべきだった。
②聴覚に頼り過ぎた指示になってしまっていた。
③脳に入りやすい声になっていたか。
④言葉をもっと削れる。
⑤動き過ぎている。もっとじっとしている時間を作る。
⑥止まって全体を見る。
⑦誰がどのようなノートを書いているのかを一人一人見取ることができていない場面があった。
⑧余計な言葉が多い。
⑨列指名をもっと入れて一人が全

もっとみる
毎日トイレ掃除163|朝活91|パソコン復活と日記|授業の原則10か条

毎日トイレ掃除163|朝活91|パソコン復活と日記|授業の原則10か条

パソコン復活と日記修理に出していたパソコンが復活した。
よかった。
ファイルシステムエラーを起こしていて、あらゆるファイルが開けなくなっていたのだ。
それだけでなく、スタートのコマンドさえ開けなかった。
どうやら、ファイルの更新中にシャットダウンしてしまったようで、それが原因らしい。
『そろそろ買い換えた方がいいですか?』と聞くと、
『全然大丈夫です。物理的に壊れない限り、ほぼ直すことはできます。

もっとみる
子どものことを決めつけない|学級経営|教育|ピグマリオン効果

子どものことを決めつけない|学級経営|教育|ピグマリオン効果

子どものことを決めつけていないか子どもに対して放つ言葉に重みをもつことが大切である。
その子本人だけでなく、それを聞いている周りの子たちにも影響を与える。
その言葉によって、その子に「できない」などといったレッテルを貼ってしまっていないか。
その子だけでなく、
「あぁ、○○さんは○○ができない子だよね」
と、周りの子たちにもそのような波及が生まれてしまう。
この点をもっと危惧すべきである。
それよ

もっとみる
できない現象を三つに分類しよう|授業

できない現象を三つに分類しよう|授業

できない現象を分類しようを三つに分類
①つまずき:中心的なねらいが理解されていない
→再度一斉授業をすることが必要
②まちがい:うっかりミス(丁寧さ、持続性の欠如)
→個別指導をすることが必要
③できない:学習するための条件が不足している
→前の学年にさかのぼっての復習が必要

なぜ「できない」のかを分析し、分類することが必要。
それぞれに分類した上で手立てを考えていく。

毎日トイレ掃除151|朝活79|教えずに教える

毎日トイレ掃除151|朝活79|教えずに教える

毎日トイレ掃除151日継続どんなに疲れていようが体は洗面器に向かう。
お風呂の後に洗面器前に行くからだ。
歯を磨くからだ。
毎日必ず洗面器に体は向かっている。
これは、モチベーションに関係ない。
洗面器には必ず向かうのである。
確固たる習慣である。
その洗面器の下にトイレ掃除道具がある。
さっと取り出せば、そのまま体はトイレの便器へと向かっている。
確固たる習慣に、新たな習慣が加わったのだ。
新た

もっとみる
トイレ掃除125|朝活53|宿題について

トイレ掃除125|朝活53|宿題について

トイレ掃除125|朝活53|宿題について
家で勉強をする習慣を身につけた子どもたちを育てたい。
これは子どもの成長を考える者ならば誰しもが考えることではないか。
では手段はどうか。
よくあるのが宿題である。
宿題をさせることで家で勉強する習慣をつけさせようといったことだ。
そういった考えもあっていいと思う。
しかし、宿題をやる義務は子どもにはない。
こういった思想をもっている教師は少ないように思う

もっとみる
6月を迎える前に考えておきたいこと

6月を迎える前に考えておきたいこと

(1)教師の所に来ない子に話しかける(2)当番活動の報告を教師にする仕組みがあると、『ありがとう』と伝えられる(3)教師と子どもとのやりとり→子ども同士のやりとりへ『○○さんのこういった行動は学級目標の○○につながってくることだね』と教師が言っている段階を毎日やりモデルを示し続けていると、子どもから『○○さんが○○していました。これは学級目標の○○につながっていくと思います。私も○○』と子ども同士

もっとみる
トイレ掃除120|朝活48|技術と技能

トイレ掃除120|朝活48|技術と技能

トイレ掃除120|朝活48|技術と技能
技術と技能は違う。
スキーを例に考える。
スキーの上手な滑り方は本を通して学ぶことはできる。
本を通して知識を得ることはできる。
それでスキーは滑れるようになるか。
ならない。
なぜならば、知識は得ても技能は身についていないからだ。
教育技術についても同様のことが言える。
このような時に、こういった指示が言いと知識を得たとする。
研修や先輩教師から学んで知識

もっとみる
教授行為の原則5点|授業|教育

教授行為の原則5点|授業|教育

教授行為の原則5点|授業|教育
日々振り返るべきことである。一つ一つ自分自身の言動を振り返り、磨き高めていきたい教授行為5点である。

①教師の発言は少ない方がよい話が長くなっていないか。だらだらと説明していないか。教師が話せば話すほど子どもたちが話す時間は無くなっていく。授業であればなおさらである。限られた授業時間、いかに子どもたちのアウトプットの場を多くもてるか。

②言い直し、途中挿入、追加

もっとみる
一次的支援、二次的支援、三次的支援。一番大事なのは|学校教育|生徒指導

一次的支援、二次的支援、三次的支援。一番大事なのは|学校教育|生徒指導

一次的支援、二次的支援、三次的支援。一番大事なのは|学校教育|生徒指導
一次的支援、二次的支援、三次的支援がある。

学校教育の中の生徒指導で、一番大事なのはどこか。

それは一次的支援である。

一次的支援をおろそかにしているから大変になっていく。

そのような現場が多いように思う。

一次支援をきちんとしていないと、二次的支援をする必要のある生徒が増える。

では、一次的支援のもっとも大切なの

もっとみる
ほめる方法の基本4つとは

ほめる方法の基本4つとは

4つのほめる方法の基本とは
行動を科学的に見たときに、ほめる方法の基本は次の4つです。

①即時性、②明示性、③具体性、④多様性①~④それぞれについて簡潔に書きます。

①即時性についてとにかくすぐにほめることです。

すぐに反応が戻ってくることは、とても脳が気持ちいいです。

※『体罰』や『脅す』という行為を行う人がいるのは、すぐに対象の行動を制御できるようになるためだと考えられます。

ギャン

もっとみる
子どもに届く褒め方4点|教育|特別支援

子どもに届く褒め方4点|教育|特別支援

子どもに届く褒め方4点|教育|特別支援
『褒められたこと』を自分のこととして受け取ることが難しい子もいます。

そこで子どもに届く褒め方について考えます。

①個別化して褒める『みんなすごい!』と言っても伝わらない子もいます。

『名前を呼んで褒める』などの工夫をすることで、

『自分に言われているんだ!』という感覚をもつことができます。

②数値化してほめる『すごいね』『えらいね』だけでは、乗っ

もっとみる
新任教師入門10か条

新任教師入門10か条

新任教師入門10か条
①子どもたちの前では笑顔でいる。

②褒めて褒めて褒める。

③連絡することについては忘れない。

④約束を守る。

⑤授業とは、発問があって作業指示がある。

⑥子どもと正対して話す。

⑦怒鳴らない。

⑧教えて褒める。

⑨授業の組み立てをシンプルに作り上げる。

⑩授業というのは知的でないといけない。

<参考書籍>
長谷川博之著『中学校を「荒れ」から立て直す!』【学

もっとみる
課題の出し方~理不尽な宿題から子どもを守る~

課題の出し方~理不尽な宿題から子どもを守る~

課題の出し方~理不尽な宿題から子どもを守る~
いまだに宿題で子どもを苦しめるという事案が、根強く残っている学校現場である。

宿題をやる義務は子どもにはない。

授業で力をつけるのが教師の仕事のはずである。

自学をやる子どもを育てたいと思っているし、家で何を勉強したらいいのかわからない子へのアドバイスとして指し示すことはとても大切なことだと考えている。

だが、全員の子に、同じ内容の宿題という名

もっとみる