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課題の出し方~理不尽な宿題から子どもを守る~

課題の出し方~理不尽な宿題から子どもを守る~

いまだに宿題で子どもを苦しめるという事案が、根強く残っている学校現場である。

宿題をやる義務は子どもにはない。

授業で力をつけるのが教師の仕事のはずである。

自学をやる子どもを育てたいと思っているし、家で何を勉強したらいいのかわからない子へのアドバイスとして指し示すことはとても大切なことだと考えている。

だが、全員の子に、同じ内容の宿題という名の課題を与え、やってこなかったら叱るというこの根強い負のスパイラルを早くこの学校現場から無くしたい。

子どもがかわいそうだ。

宿題で力をつけるのではなく、授業で子どもたちの力をつけていくことが教師の仕事だ。

授業の力を高め磨いていく努力もせずに、宿題を強制し子どもたちを追い詰める方法はすべきではない。

宿題では力はつかない。

やらされ感のあるもので、生きていくために必要な力は育たない。

すでにわかっていることのはずだ。

家でも勉強したくなるような授業をすることが本来の仕事のはずだ。

宿題を出して宿題をやってきたかどうかをチェックし、やってこない子を叱るなんてことが仕事ではない。

こういった点をはき違えてはならない。

教育界の負の連鎖を断ち切る。


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