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一次的支援、二次的支援、三次的支援。一番大事なのは|学校教育|生徒指導

一次的支援、二次的支援、三次的支援。一番大事なのは|学校教育|生徒指導

一次的支援、二次的支援、三次的支援がある。

学校教育の中の生徒指導で、一番大事なのはどこか。

それは一次的支援である。

一次的支援をおろそかにしているから大変になっていく。

そのような現場が多いように思う。

一次支援をきちんとしていないと、二次的支援をする必要のある生徒が増える。

では、一次的支援のもっとも大切なのは何か。

それが授業である。

子どもたちは授業で成就感を得ているか。

授業中にすべきことを宿題にしていないか。

親の金で買っているワーク。提出しなければ関心意欲をCにするなどとやっていないか。

エネルギーを外に出せないのが不登校。

理不尽を子どもに押しつけていると不登校が増える。

授業でできないことをできるようにしているか。

教師の教え方が悪いのだと真摯に考えているか。

全員に同じ宿題を出していないか。

教科間で宿題の調節をしているか。

脅しや注意叱責だけで子どもは動かない。

何か事が起きてから動くのが生徒指導ではない。

すべての教育課程が生徒指導である。

子どもを直すのではなく、

子どもたちの成長を促進する、問題を予防するのが生徒指導である。

一次的支援を職員全体でやっていけば二次的支援、三次的支援は激減していく。

子どもたちの望ましい行動を具体的に共有していくことが大切。

次に具体的な行動レベルを子どもたちと共有すること。

抽象的なものではだめである。

具体的な行動に落とし込んでいくことが大切。

学校全体の先生たちが共有しているか。

掲示物で明らかにしているか。

そして、それができている子たちを見つけて認めてその行動を増やしていくシステムがあるか。

こういった土台の上で、子どもたち自身に自分自身の成長や伸びを自覚させていく。

ここにエネルギーと時間を注ぎ込んでいく。

そのような学校が求められている。


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