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俳句も短歌も川柳も、都々逸だって面白いです

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記事一覧

ぬくぬくと/たんかをひとつ

ぬくぬくと/たんかをひとつ

部屋着に半纏を大活用し始めてから何年経つだろう?

おしゃれが好きだから、部屋着もそこまで着崩したくない自分もいるけれど

何しろ程度なら肌からの距離感と綿の安心感がすごいし

購入した呉服屋の若旦那?はおねえ言葉が強烈なお喋り好きで、『着たまま寝ちゃうのよ!おススメ⭐︎』と可愛らしい恥じらいの色を残すおススメをいただいたのもあり

寒い時は着たまま寝ている

これはことの他かいまきに近くて、腕を

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絶望の中でも生きるには*たんかをひとつ

絶望の中でも生きるには*たんかをひとつ

またねっていって手を振る景色を眺めた。何度目だろう、何人目だろう、人生で何度思うだろう?

多くのことや人ならいいとも思わないし、だからといって無しだとわからないことは多いし。

でも大叔母がなくなってお風呂でふと、ああ、この世の味方が一人減ったんだなぁ

と思ったらなんだか涙が溢れた。

味方は多い方がいいだろうけれど

必要な人は人によって、違うみたいだ。

大叔母は賑やかなトーンの人で、静か

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人魚とかものはし/短歌を一つ

人魚とかものはし/短歌を一つ

こんにちは

シャケのいくらの記事をこの間書いたのですが、このお話は本来書きたかったのは長男との鮭や人類の進化、あるいばファンタジーへの一石?のお話で

そもそもしゃけが海水から淡水の川に上がる時は呼吸はどうなっているんだろう?どこか理科でならった?と現役高校生を交えて質問しましたが回答はなく

長男は、浸透圧の関係なんだ!と私にはわからない圧力な話で終わり、では何が似た動物なの?ラッコ?と話して

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プチプチと短歌を一つ

プチプチと短歌を一つ

生筋子をどうにか今年も入手していくらをつけました。

今年は全体的な物価高で諦めていましたが、たっぷりとご飯にかける時のキラキラした目を思い出したり、自分もあとひと匙と思う感じがうれしくて

ですがやはり今年は立派なサイズ感のものは私の周囲の買い出しでは手に入らずワンパック多めに買い出して作りました。

温かいお風呂程度のお湯の中でパラパラとほぐして

水で数回洗い流し筋や破けた殻を取り除きます。

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余白に重ねる短歌を一つ

余白に重ねる短歌を一つ

アイスって、お腹が弱い私には苦手でしたが

今年は本当にアイスを沢山食べたので、なんだかすっかりと冬のフレーバーも楽しみになっています。

皆さんどうかな、やっぱりこたつにアイスでしようとニンマリします。

連日着手しているスマホのデータ移行整理がなかなか終わらない

Microsdカードに移動した画像を確認するまでに手こずっていて

移行した筈のデータをダブルチェックしてもう本体から消してしまお

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ひとづたいでなくとも短歌を一つ

ひとづたいでなくとも短歌を一つ

帰ってくる全ては

本当なら本来そこにあるべきなんだろうなぁって思う

幸せの連鎖がどんなに笑顔で過ごしてもかえらない人がいるように

だからなるべく

優しく過ごしたいし

植物や動物や自然に癒しを見つけるようにしている

怒っても疲れちゃうから

ながくはおこれない笑笑

ささやかなことと、たまにはみ出した事で呼吸が楽になるから

ファッションはトレンドを二つくらい取り入れてながらも基本は長年

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息とか行きとか生きとかと短歌を一つ

息とか行きとか生きとかと短歌を一つ

久しぶりにnoteをはじめて無理なく眺めたり、気に留まるワードについて考えたりしてみています

ももまろさんの、恋愛体質の母

とワードに私の母をみてきた記憶が蘇りました。

母は同級生だった父と結婚したので、他の男性といえばCHAGE&ASKAの飛鳥さんの大ファンで

ファンレターの束を父に見せたりしてどんなに素晴らしい人かを熱弁するような事もありましたが

基本分け隔てなく社交的で人が好きな人

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釣り上げるなら詩を一つ

釣り上げるなら詩を一つ

失敗だらけの人生だ

一人っ子だから冷たくできなくて近くに住んで

結局私も体調が悪くてながら母の介護先や病院を探したり

父の介護の相談に乗ってくれる人を派遣したり

なかなか難しくて

もっと遠くに住んで

父の大好きな胡桃パンを届けられないくらい

近くにいたくなかった

溢れる本音が傷つけあって  
 
さみしいきぶんだよって

電話したりしたり。

渓流釣りはギリギリみたいかな

何が連

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心の栄養と短歌を一つ

最近はあまり本が読めていませんが、次男の読書欲に受け答えくらいはできていて

やっぱり本屋さんの平積みはチェックしたいなと

大きな本屋さんを目にすると素通りはできなくています

目を引くのは漫画コーナーの平積みで

“薬屋の独り言”がまたやるんだなぁ、とか”呪術廻戦”の新刊が出ているなと眺めて派手目の表紙を視線でなぞりながら歩きます。

* 本は友、ただ佇んだ宇宙から好きを探してうたかたの旅

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包まれている香り/短歌を一つ

包まれている香り/短歌を一つ

いいかおりはいい

はなにさくゆきつもどりつゆくいきが混ざる温度で風にこぼれて

.
金木犀の花が一週間ぶりくらいにみた駅の脇で満開になって香りを漂わせています

近くにいくと頬や耳元でも、顔をが撫でるように甘くて

久しぶりにnoteを更新してみました。

皆さん元気かな

短い秋ですが満喫したいものです。
#秋 #金木犀 #香り #通院日 #ご褒美 #景色 #四季
#短歌 #和歌

親密な契(ちぎり)は心をつくる?/しをひとつ

親密な契(ちぎり)は心をつくる?/しをひとつ

最近両親の痴呆で、夫婦とは、とか、同級生とは、とか、愛とはとか、惰性は、とか、考える事が増えて

なかなか疲れの多い日々ですが

自分が結婚したいなぁと思う時と言う一点のみで考えると

実はとてもシンプルで

ただ

はなしをしようよ、しぬまでのさ

くらいなイメージがあります。

きっとそれは二回結婚したり、離婚したり、子供をうんだからかなぁとか

今の両親や、今まで見送った祖父母や

叔父の姿

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今日の小石(小さな気持ち)の紹介

今日の小石(小さな気持ち)の紹介

きょうはこいしとあそんだ

と言う一文をみた

谷川俊太郎先生の

『みんなやわらかい』

にある詩の序文のような一節で

平仮名で書かれていた

気の重い父への様子伺いの前に

着替えながらリビングで

次男が冬休みに私と共有する為に借りてきてくれた図書室の本で

ちょっと、若い子向けだからなかなか手が伸びずいた本。

昨日不調ながら二人気分転換に買い出しにやっと行った先で

本屋の飾り棚エリア

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生産性の無い図鑑脳の魅惑/たんかをひとつ

生産性の無い図鑑脳の魅惑/たんかをひとつ

昔娘は図鑑しか読まなかった。それもよんでいるか分からないレベル。誰かと話したく無い時には、本を広げるといいよって教えからやすみ時間や学童で雨の日等は開いてみせた。

よんでいるのがわかったのは、散歩先の河川敷の雑木林から

小さなちいさなシジミ蝶が舞い出てきて

あちこちいるなと場面に遭遇した時だった。

あれは、〇〇蝶

あれは〇〇シジミ

あれは多分〇〇シジミ

と端から紹介を受けて、あ!そう

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みちをゆきゆき/たんかをひとつ

みちをゆきゆき/たんかをひとつ

おはようございます

悪夢がすごくて起きていた気分。目をぱっちりして出かけなければなりません。

電車で行きたいけれど、私に選択肢はないようです。

まだ何もタスクの内容を完了してないので、近くの大きな公園で。大きなおおきなツリーをみて

ちょっとしたお使いのうさを晴らしたいな

荘厳の、音に誘われ並んでは冬な景色になる除夜の鐘

*

The bells of the New Year's Ev

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