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バンド演奏と仕事って似てるよね
昔、趣味でコピーバンドをやっていた。
結局、何も残らず今に至るが、当時へたくそながらにかじったから、音楽聞くときに、「このフレーズいいな、弾きたい」ってなる時はある(まぁ弾けないんだけれども)
ただ、改めて聞いてると、仕事とつなげるわけではないが、割と似ているなと思うことがあるので、つらつら書いてみる。
思いつくままに書き出しているので、構造化とかどうでもいいと思っているnoteです。
後
【ケース対応・入門】20-30代の自社の事業(ビジネス)の解像度を高め方
前回、新卒自分の現業にフォーカスし、自分の専門性を深め成果を出すのが大事である、というnoteを書いた。
と言っても、実際、専門性を深めるにはどうすればいいねん、という話もある。
ということで、専門性を深める上での思考の補助線となればよいと考えて、追加で書いてみた。
就活生・転職活動をしている方にも参考になれば。
1.まずは自社を知る。理解の出発点は自社から。
専門性を深める行為はそもそも
20-30代は現業にフォーカスし成果を出すが最も大事。
新卒で希望の会社に入り、そろそろ仕事にも慣れてきたが、なんとなく不安を感じる。
逆に新卒で就活で希望した会社に入社できず、入った会社も面白くなく、自分の人生こんなはずじゃないはずと悶々とする。
或いは、5~10年同じ会社にいて、若手リーダーにはなったが、会社の業績も思わしくなく、なんとなくの不安を感じる。
以前から、こんな感じで将来の収入が不安で…と、相談を受けることが多い。フリーランスで自分で
【ケース対策:一枚まとめ】ドライバーを特定する前の整理
予算を作ったり、トップラインを上げる施策を考えたりするときに、実際に数値が集められるかはともかくとして、どのドライバーが最も伸ばすべきか、を考えることが増えた。
それがなんとなくケースに似ている気がしたので、まとめた。
実際は何人かインタビューして定量化したり、もっと漏れがないかとかしっかりチェックするが、いったん超仮想のケースで作成してみた。
当たり前かもしれないが、実際に一人で考えるとな
【辞めコンサル流】アウトプットから逆算したほうが仕事は楽ですよ
受験勉強では「戦略が大事。合格点を取る点から逆算するのだ」とよく言われる。しかし、学校での勉強は基本は積上げ式である(因数分解、2次関数と順に積み上げていく)
この積上式、良い点でいうと、非常に地に足がついていて、堅実であり、タイムラインが長く、答えが一定決まっている場面では有用である。
しかし、実際、仕事上で積上げ式を行うと、あまりうまくいかなかったりする。
特に、年度予算、プロジェクト報
【コンサル一考】労働代替とマネジメントの違いを考える
フリーのコンサルをやっていた時にも、ファームにいたときも、感じたが、クライアントが持っているなんとなくの答えを言語化してあげるようなプロジェクトが結構増えた。
このなんとなくの答えを言語化してあげる、となると、結構実行支援をすることになる。この場合、実はクライアントが足らないリソースを一時的に代替することになり、作業者として労働代替することが多い。この労働代替に慣れることは、将来事業会社でマネジ
【初級編】スタンスの取り方_対義語を積極的に使ってみよう
コンサルファームでは、「スタンスを取れ!」とよく言われる。
特に戦略コンサルでは、このスタンスを取ることが重視される。
理由としては、クライアントの意思決定の速度/質を高めることにある。
極端な話、極論をクライアントにぶつけることで、クライアントからの反論を促し、論点となる点をあぶりだすことができる。
この議論の起爆剤として、スタンスを取ることが重要である。
そして、事業会社においても、こ
【ケース練習:超初歩】ざっくりだが、ケースの解き方を考えてみた
0.初めに昔、戦略コンサルの面接で聞かれたケースのお題を思い出した。
なんとなく、今咄嗟に聞かれたら、どうやって考えるかなと思いながら書き下してみた。
ちなみに、ケース終わったときに思ったのが、まぁ落ちたのかな、と思いつつ、通っていたので良かった良かった的なやつです。
そして、結構書き下したので、私ならこう答える、という中身ではない点にご留意を
1.お題自分の家の近くの喫茶店Aを思い浮かべてくだ
【実務・ケース対応】若手(20代から30代前半まで)のうちに蓄積すべきこと
0.背景30代を過ぎて、後輩や部下と触れるときに、いろいろ教えたりする機会が増えた。
自身の知見について、あくまで比較感だが、組織に長くいることで、社内のだれが何をしているか、という組織の解像度が高く、社内のだれとだれがどのような関係性にあるか、の力学の知識は、後輩・部下よりは高い(はず)。 極端な話、お勉強している部下であれば、知識は変わらない。それでも、自身の専門分野での勉強していれば、累積
【ビジネスケース・実務の補完】MVV、特にバリューを人事評価・オペレーションと紐づけ用という話
0.初めに仕事やニュースを見ていて社会的な意義の追求から、ミッション・ビジョン・バリュー(以下、「MVV」)を定義して、社内で周知する企業が最近増えてきている印象がある。
しかし、実際に設定したMVVが、現場に落とし込まれているかというと怪しいことが多い
機能不全の要因としては、現場でヒアリングしたベースだと、➀そもそも日常業務とMVVの紐づきがよくわからない、②先輩がMVV唱和してたところで
【実務・ケース初歩】アウトプットは大事だけど、アウトプットにつながるプロセス(理解)も大事
0.背景勉強していても、会社の実務に向かい合っていても、日々、問題には直面する。
ただ、その問題をそのまま解いた(解を出した)としても大体は、実践的な打ち手にはつながらない。
打ち手を実践的にする上で、世にある一般的な問題解決の手法ではWhy So?/So What?を5セット、イシューツリーを書ききる、インプットを増やすといったhowがよく紹介されている。
しかし、howを知っても、インプ
【ケース練習にも役立つ(はずの)業績(PL)の見方:前段編】会社の業績(PL)を見る前に仮説を作る
0.初めにコンサル志望の方、会社での企画職の方、オンラインMBAなどで学習意欲の高い方であれば、大体ビジネスケースという言葉は聞いたことがあると思う。人によっては実際に解いてみようとチャレンジしてるかと思う。
ただ、このビジネスケース、大体「丸の内のスターバックスコーヒーの1店舗の売上を2倍にするには?」といった形で大分抽象化されて出されることが多い。
実際のビジネスシーンはもっと生々しいもの
事業計画の立て方(前段編):将来の計画を練る前に、過去の10年の事業の歴史を見よう
0.初めに中期経営計画策定、新規事業立ち上げ、事業開発、いずれでもプロジェクトにアサインされたら、特に新卒や若手は、「会社の大きなプロジェクトにかかわることができる」とわくわくする。
しかし、将来の事業計画を練るにしても、いきなりゼロからアイデアを出すのも、なかなか難しい。そこで、まずは業界のことを知ることから始めるが、どうのような目線でこの業界のことをどのように知っていくのか?というところを考
(フェルミ推定を含み)管理するための数値項目・数式を考え、検証する手順-超初歩編-
0.初めにそもそもどのようなシーンで数字を考えることが多いのか、というとビジネスシーンであれば、売上、コスト、生産台数、販売数、人員計画など、数値で計画を立てるときや、 計画で立てたものを実績で集計するときが、考え得る。
また、割と新規のプロジェクトでもいろいろと数式化することはある。
そうすると、タイトルに即した読者は誰になるのか、というと以下が想定される。
ビジネスで企画職にいる方
現場の