山宮健(里中李生)

累計260万部。作家/写真家・里中李生(小説家名義・山宮健)の小説とポートレート写真で…

山宮健(里中李生)

累計260万部。作家/写真家・里中李生(小説家名義・山宮健)の小説とポートレート写真です。社会問題を織り交ぜた恋愛小説になります。エッセイもあります。

マガジン

  • エッセイ 呟き

    エッセイや呟きを書きます。プライベートっぽい話です。

  • 小説『ZEROISM』第三部

  • ネット写真展示場『ポートレート&ヌード』

    プロ写真家として、新人グラビアアイドルやモデルを撮影していたフィルム写真と、六年前から始めたデジタル一眼レフ、ミラーレスの作品を展示していきます。

  • 私のポートレートの撮り方

    我流でやってきた私のポートレート、ヌードに対する愛と技術のエッセイに、写真作品を付けています。

  • 小説『衝撃の片想い』シンプル版

    大長編小説『衝撃の片想い』のシンプル版。読みやすく直しました。よろしくお願いします。

記事一覧

『ラストマイル』は残念な映画だった。

◆コメントオフにするために、有料設定していますが、無料で読めます。 私の中に、好きな邦画ベスト10があり、1位は杉咲花主演の『市子』。 松田優作さんの『蘇る金狼』…

4

『ZEROISM』18

【ルッキズム】 カバーイラスト 藤沢奈緒 ◆ 「モンドクラッセのエグゼクティブフロアに入った」 高洲響子がそう呟くと、彼女が耳にはめているイアフォンから、 「よく…

『本を読む女』(2)

インスタ開始から一ヶ月でフォロワー二万人になった企画ポートレート集。その2。 美女が本やスマホを持ち、主に座っているだけの写真集です。コロナ禍にロケ撮影していて…

300

衝撃! 何から何まで好きなタイプの女優さんがいたとは。

(全文、無料で読めます) 私は日本の映画があまり好きではなかった。  ほぼ洋画一辺倒。 だが、コロナ禍から日本の映画は質が上がった、熱量も増えたと感じている。 …

12

川越氷川神社の縁結び風鈴

◆全文、無料で読めます 本社の氷川神社と川越氷川神社の真ん中に住んでいる。 川越氷川神社は、縁結びの神社で有名。 夏にはこのように、風鈴を境内いっぱいに飾る『縁結…

マンツーマンのセミナーについて

私の読者の間では『個人コンサル』と呼ばれていた私の副業のひとつですが、トラブルが非常に多く二年ほどやっていません。 しかし、先日も男性から、「個人コンサルはやっ…

10

強欲は成功を呼び込み、体と心を蝕む

◆作家 写真家 里中李生 50歳の時に、大きな病気をするまでの私は、字面だけ見ると大成功者。 億を稼いでいたわけだから当然だが、その成功の要因はなんだったのか。 実…

300

ケンカを売られる人生のとどめは誹謗中傷だった。ケンカはSNSではしない

私の人生は中学生の時から、ずっと暴力ばかりだった。 それを助けてくれていたのが、女の子たちだった。少年時代は恋で。大人になってからは愛で。 中学の時に、東京から…

10

映画やテレビドラマで男子トイレが普通に映る件

◆noteは変なコメントは付かないと思ってたのに、ケンカコメントが付くから有料にしました。 女子トイレに、『女の心を持った男が入ってOK!』LGBT活動家にやられた判決が…

300

玉ボケの作り方

玉ボケの作り方は、ちょっと検索してきたら出てくるから私が話すまでもないが、noteを更新するために書きます。 写真は田んぼの稲。 朝露が丸いから、◯だらけだが、それ…

13

映画『市子』の市子が脳裏に焼き付いて忘れられないのは杉咲花が天才だからか

◆戸田彬弘監督にXから、いいね!をいただきました。ありがとうございます。 映画館じゃないのに……。 部屋で二回目の鑑賞なのに途中トイレに行けないほど釘付けになる。…

21

柔らかいポートレートの撮り方。ソフトフィルターなし。レタッチなし。

先日、俳優事務所の宣材写真を頼まれた。 屋外を希望されたから、調布にある公園へ。 雨が続きリスケしていてようやく晴れた日だった。 初めて会う人たちで、事務所のマネ…

100
11

石原さとみさんはなぜ吉田恵輔監督を選んだのか

私は洋画、邦画を問わず、映画は監督で観るタイプだ。脚本家も気にする。洋画の場合、脚本家までは分からないが、邦画なら覚えられる。 今、スマッシュヒットしている映画…

31

男の夢は美女を抱くこと。私の恋愛の流儀と愛すべき美女たち

私のことを『女千人斬り』をした男だと思っている人はとても多い。 そんなことはしていなくて、そもそもナンパが出来ない。 アート展『きりあと』のポストカードを行きつけ…

300

なぜ売れる本を書かないのか〜栄華と絶望の間に

◆2024年6月30日、加筆修正 私の所には、「新刊を出して下さい」というメールがよく来る。 「新刊」とは自己啓発や恋愛の本の事だ。 そろそろ、私が自己啓発の本を書かな…

300
14

アート展『きりあと』10月15日開催情報

【10月15日~20日に東京の渋谷駅近く『ギャラリー ルデコ』で開催するアート展『きりあと』の情報をお知らせ、更新していく専用ページです】 【展示作品の概要】 作家・…

20
『ラストマイル』は残念な映画だった。

『ラストマイル』は残念な映画だった。

◆コメントオフにするために、有料設定していますが、無料で読めます。

私の中に、好きな邦画ベスト10があり、1位は杉咲花主演の『市子』。
松田優作さんの『蘇る金狼』など新旧いろいろランクインしているが、『ラストマイル』がベスト10の何位に食い込むか楽しみしていた。

観るまでは死ねない!

くらい期待していた。

ところが、

シェアードユニバースムービーには遠く及ばず、ミステリーとしても駄作。

もっとみる
『ZEROISM』18

『ZEROISM』18

【ルッキズム】

カバーイラスト 藤沢奈緒



「モンドクラッセのエグゼクティブフロアに入った」
高洲響子がそう呟くと、彼女が耳にはめているイアフォンから、
「よく入れたな」
と、外川の声がした。
「秒で部屋を予約した。一緒に寝てくれるの?」
「俺と? 嫌いな男で濡れるのか」
「消去法であんたしかいない。わたしを狙っているZEROISMの懐に潜り込ませて、夜、一人にさせる気?」
「藤原を行かせ

もっとみる
『本を読む女』(2)

『本を読む女』(2)

インスタ開始から一ヶ月でフォロワー二万人になった企画ポートレート集。その2。

美女が本やスマホを持ち、主に座っているだけの写真集です。コロナ禍にロケ撮影していて凍結、削除された幻のインスタヒット作品集です。

新しいRAW現像ソフトで再現像しました。

一枚目から順番に並べていきます。

◆本作品は一度インスタグラムに投稿した写真です。

◆一部、『ちらあと』に出した作品が混ざります。

◆無断

もっとみる
衝撃! 何から何まで好きなタイプの女優さんがいたとは。

衝撃! 何から何まで好きなタイプの女優さんがいたとは。

(全文、無料で読めます)

私は日本の映画があまり好きではなかった。 
ほぼ洋画一辺倒。

だが、コロナ禍から日本の映画は質が上がった、熱量も増えたと感じている。

あの適当な裁決。「映画館はダメ。禁止」の暴挙。
スポーツは良くて、映画館、舞台、美術館などは強制、閉鎖。
政府からの『エンタメ、芸術差別(日本らしい)』に映画関係者も俳優たちも奮起したのだと思う。

「映画館で飛沫が飛ぶのか!」

もっとみる
川越氷川神社の縁結び風鈴

川越氷川神社の縁結び風鈴

◆全文、無料で読めます

本社の氷川神社と川越氷川神社の真ん中に住んでいる。
川越氷川神社は、縁結びの神社で有名。
夏にはこのように、風鈴を境内いっぱいに飾る『縁結び風鈴』が行われるが、私がこの催しに出かけたのは初めて。
埼玉に住んで20年以上になるが、本社の氷川神社の方によく行っていた。

昔、家猫が脱走して、それが正月の極寒の時。
三日間、当時中学生の息子と北風の中を捜しても見つからず、私は彼

もっとみる
マンツーマンのセミナーについて

マンツーマンのセミナーについて

私の読者の間では『個人コンサル』と呼ばれていた私の副業のひとつですが、トラブルが非常に多く二年ほどやっていません。
しかし、先日も男性から、「個人コンサルはやってませんか」と問い合わせがあったので、トラブルを未然に防ぎながら再開をしたいと思います。
【概要】
私が著作の中で語っている事やプライベートの話を直接、対面で聞ける。
他の自己啓発の人たちよりも超格安な上に時間もフリーです。事務所などではな

もっとみる
強欲は成功を呼び込み、体と心を蝕む

強欲は成功を呼び込み、体と心を蝕む

◆作家 写真家 里中李生

50歳の時に、大きな病気をするまでの私は、字面だけ見ると大成功者。
億を稼いでいたわけだから当然だが、その成功の要因はなんだったのか。
実は、私は、「お金持ちになりたい」「有名人になりたい」という欲はなかった。

私の熱心な読者なら知っている。
「街を歩いていて声をかけられるような有名人ではなく、かといって無名のサラリーマンでもない人間になりたい」
そんな少年だったと、

もっとみる
ケンカを売られる人生のとどめは誹謗中傷だった。ケンカはSNSではしない

ケンカを売られる人生のとどめは誹謗中傷だった。ケンカはSNSではしない

私の人生は中学生の時から、ずっと暴力ばかりだった。
それを助けてくれていたのが、女の子たちだった。少年時代は恋で。大人になってからは愛で。

中学の時に、東京から大阪に転校してきた私は大阪弁が喋れず、毎日、殴る蹴るの暴力や嫌がらせを生徒たちから受けていた。
しかし気が強い私が反抗して、大ケンカになると、教師が「東京の奴を虐めるな。かわいそうやろ」と笑いながら言い奴らの肩を持つ。止める気配はまったく

もっとみる
映画やテレビドラマで男子トイレが普通に映る件

映画やテレビドラマで男子トイレが普通に映る件

◆noteは変なコメントは付かないと思ってたのに、ケンカコメントが付くから有料にしました。

女子トイレに、『女の心を持った男が入ってOK!』LGBT活動家にやられた判決が出たが、

男子トイレ、女子トイレ
学校の男女の区別を無くす
蓮舫は批判したらダメ。女性だから

とか、世の中、完全に錯乱してるか狂ってるか、なんだが、
これほど、男女の性にうるさくて、トイレにこだわるくせに、

もっとみる
玉ボケの作り方

玉ボケの作り方

玉ボケの作り方は、ちょっと検索してきたら出てくるから私が話すまでもないが、noteを更新するために書きます。

写真は田んぼの稲。
朝露が丸いから、◯だらけだが、それでも「お、ここは玉ボケをいっぱいに出来る」と見つけた場所。
まず、
◆逆光になっている事が絶対条件。
◆その光が、何かの隙間を通ってカメラに向かっている。
◆絞りは開放に近くする。f2.8以下ならなおよし。
◆レンズは50mm以上。

もっとみる
映画『市子』の市子が脳裏に焼き付いて忘れられないのは杉咲花が天才だからか

映画『市子』の市子が脳裏に焼き付いて忘れられないのは杉咲花が天才だからか

◆戸田彬弘監督にXから、いいね!をいただきました。ありがとうございます。

映画館じゃないのに……。
部屋で二回目の鑑賞なのに途中トイレに行けないほど釘付けになる。
市子に。
川辺市子。28歳。
演じるのは杉咲花さん。
『市子』を観て、その後、テレビドラマ『アンメット』を観て、その表情、単純に顔の違いに驚愕している。言葉を失った。

『市子の』舞台挨拶に出てきた女優杉咲花は、今どきの可愛らしい女子

もっとみる
柔らかいポートレートの撮り方。ソフトフィルターなし。レタッチなし。

柔らかいポートレートの撮り方。ソフトフィルターなし。レタッチなし。

先日、俳優事務所の宣材写真を頼まれた。
屋外を希望されたから、調布にある公園へ。
雨が続きリスケしていてようやく晴れた日だった。
初めて会う人たちで、事務所のマネージャー兼女優のような人と挨拶。
宣材は、中年の男性と女性。若い女の子が一人の三人。
途中、「里中さんの写真は柔らかいですね」と言われた。
「昔からです。カチっとした写真はわざとじゃないと撮れません」
友人やアシスタントが、同じカメラで同

もっとみる
石原さとみさんはなぜ吉田恵輔監督を選んだのか

石原さとみさんはなぜ吉田恵輔監督を選んだのか

私は洋画、邦画を問わず、映画は監督で観るタイプだ。脚本家も気にする。洋画の場合、脚本家までは分からないが、邦画なら覚えられる。
今、スマッシュヒットしている映画『ミッシング』(主演石原さとみ)は、吉田恵輔監督作品。
結果的に、『ミッシング』は私が好きな映画第一位になっている。僅差で杉咲花さんの『市子』が続ていて、『市子』は一度しか観ていないから、気分によっては時々、逆転するかも知れない。
コロナ禍

もっとみる
男の夢は美女を抱くこと。私の恋愛の流儀と愛すべき美女たち

男の夢は美女を抱くこと。私の恋愛の流儀と愛すべき美女たち

私のことを『女千人斬り』をした男だと思っている人はとても多い。
そんなことはしていなくて、そもそもナンパが出来ない。
アート展『きりあと』のポストカードを行きつけのカフェの女性店員に渡す勇気もない。

セックスがある風俗にも行けない。
だから高校時代から途切れなく彼女がいたが、総人数は普通、やや多いくらい。
しかも、私は産まれた瞬間からの唯美主義者で美しいものにしか目を向けない。(部屋の掃除は苦手

もっとみる
なぜ売れる本を書かないのか〜栄華と絶望の間に

なぜ売れる本を書かないのか〜栄華と絶望の間に

◆2024年6月30日、加筆修正

私の所には、「新刊を出して下さい」というメールがよく来る。
「新刊」とは自己啓発や恋愛の本の事だ。
そろそろ、私が自己啓発の本を書かないことを教えないといけないと思っている。
30代から49歳までの間に、累計260万部を売った私は大袈裟に言うと『栄華を極めた』とも言える。
しかし、目立つ行動をしたせいで誹謗中傷が半端なくやってきて、ストレスにも苦しんでいた。

もっとみる
アート展『きりあと』10月15日開催情報

アート展『きりあと』10月15日開催情報

【10月15日~20日に東京の渋谷駅近く『ギャラリー ルデコ』で開催するアート展『きりあと』の情報をお知らせ、更新していく専用ページです】

【展示作品の概要】
作家・写真家の里中李生が撮影したヌード、セミヌード、ポートレート作品を切り絵アーティスト、八田員成(Hachi)が切り絵にし、その切り絵作品と元になった写真作品を並べて展示する画期的なアート展示会です。

【モデル】
『きりあと』専属モデ

もっとみる