Y+L Projects

東京に拠点を構え、世界中のクリエイターが在籍するクリエイティブエージェンシー。 Wor…

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東京に拠点を構え、世界中のクリエイターが在籍するクリエイティブエージェンシー。 Working across platforms to deliver an unforgettable brand experience. https://ylprojects.com

記事一覧

デザインエージェンシーの働き方。ストラテジー&アカウント・ディレクターの仕事とは?|インタビュー

私たちYLのチームは、外部とのコラボレーションという軸を基に組んでおり、取り組むプロジェクト毎に多種多様なクリエイターと一緒に仕事をする機会にも繋がっています。 …

Y+L Projects
3週間前
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Aerthshipによるアーティスト・レジデンシー:小松市滝ヶ原で発見した地球とのつながり

私たちY+L Projectsは、これまでに古民家を改修してつくられた石川県小松市のファームハウス「Takigahara Farm」と多くのプロジェクトを実現してきました。 最近では、202…

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2か月前
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イラストレーターにとって東京が憧れの地であるワケ:アートディレクター、デイビッド・ロバート氏インタビュー

クリエイターから見た東京の魅力を探るべく、東京歴の長いアートディレクター、デイビッド・ロバート氏に話を聞きました。デイビッドは、雑誌The New Yorkerの象徴的なレイ…

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10か月前
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【終了】Y+L Invites #4と#5|『ブリーフリー』上映+トーク

先日、4月20日と5月30日の2回にわたり、「Y+L Invites 『ブリーフリー』上映+トーク」を開催しました。中目黒のファブリックオフィスで私たちを迎えてくれたステフ、アイ…

Y+L Projects
10か月前
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コットンからファッション業界の環境改善のためにできることとは?Materra社の共同創設者、エド・ブライアル氏にインタビュー

サステナブルなコットン製造のスタートアップ、Materraの共同設立者でCEOであるエドワード・ブライアル氏に、ファッション業界が人類そして地球と共存するために必要な変化…

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1年前
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【終了】Y+L Invites #3へのご招待|Martyと学ぶサウンドスタディーズ:音に対する認識

「Y+L Invites #3 Martyと学ぶサウンドスタディーズ:音に対する認識 」にご参加いただき、ありがとうございました。Marty Hicksと迎えたY+L Invitesの第3回目は終了いたし…

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1年前
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【終了】Y+L Invites #2 へのご招待|「コーディングで描くアート」 フランスのメディアアーティストのFloz(フロッズ)に学ぶ、奥…

「Y+L Invites #2 コーディングで描くアート」にご参加いただき、ありがとうございました。フランスのメディアアーティストであるFloz(フロッズ)をゲストに迎えたY+L Invit…

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1年前
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デザインスタジオBakken & Bæckのエキスパートと語る、未知のものを探求する価値とは

Bakken & Bæckより、コンテクスト・リサーチ・ヘッドのアメリー(Amelie D)さんと、ライター兼リサーチャー兼パートナーのアイリス(Iris C)さんにエージェンシーとスタ…

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1年前
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【終了】Y+Lからの招待状|ネットワーキングナイト?それとも、チルなパーティー?はたまた、トークイベント?詳しいことは後で…

「Y+L Invites with Vaughan from Mia Mia 」にご参加いただき、ありがとうございました。Mia MiaのオーナーでありキュレーターであるVaughan(ヴォーン)をゲストに迎えたY+…

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1年前
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現代における日本のマネジメント体制: バブル時代の産物?

国はどのように労働力を管理しているのか、そしてその管理体制が未来に意味することとは 時は1990年。ウィルソン・フィリップスの『Hold On(ホールド・オン)』が世界の…

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1年前
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デザインを通して日本とオーストラリアの架け橋となりたい。JAUのソニーにインタビュー | Y+L Projects

はじめに 今回は日本初のオーストラリアデザインのセレクトショップであるJAUの創設者、ソニー・マイさんに日本でビジネスを始めるということから、良いデザインやエシカ…

Y+L Projects
1年前
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ビデオグラファーとして、スタジオを設立。シンガポールを拠点に活動する、ニコラにインタビュー|Y+L Projects

はじめにYLでは様々な分野のクリエイターとコラボレーションする中で、各々のプロジェクトでの魅力的なプロセスやプロフェッショナルな仕事への向き合い方など、インスピレ…

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1年前
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日本のスタートアップ事情:世界での立ち位置と最大のチャレンジ、そして秘密兵器とは

投資を牽引しているのは誰なのか。「伝統主義」対「技術革新」の構図と、リスク回避型の日本におけるリスキーなビジネスとは。 根本的にスタートアップとは、まだ未活用で…

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2年前
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2022年の印刷雑誌の運営とは。雑誌記事のストーリーを語る上で日本が素晴らしい場所である理由とは | STORIED Magazine

京都のインディーズ印刷雑誌『STORIED』の編集者兼共同設立者であるレイチェル・デイビス氏に、2022年も印刷物を存続させるための秘訣についてお話を伺いました。 デジタ…

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2年前
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Osaka Labs(ロンドンのアクティベーションスタジオ)にフィットフルエンサーの台頭について|Y+L Projects

フィットフルエンサーとは?ゴープコアとは?これらが現代メディアのトピックとなったワケとは? はじめに 2022年における『スポーツウェア』が指すスタイルは、重い腰を…

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2年前
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「デジタルプロダクション」とは?サービス内容と企業がデジタルプロダクションを必要とするワケ|Y+L Projects

インタビューのお相手は東京を拠点に活動するデジタルプロダクション、Garden EightでWebディレクターを努める酒井菜津子さん。数々の賞を受賞しているプロダクションスタ…

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2年前
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デザインエージェンシーの働き方。ストラテジー&アカウント・ディレクターの仕事とは?|インタビュー

デザインエージェンシーの働き方。ストラテジー&アカウント・ディレクターの仕事とは?|インタビュー

私たちYLのチームは、外部とのコラボレーションという軸を基に組んでおり、取り組むプロジェクト毎に多種多様なクリエイターと一緒に仕事をする機会にも繋がっています。

特に会社の立ち上げの際は、財政面で外部の支援を受けていない小さな独立系エージェンシーとして、フルタイムのチームを雇用することはほぼ不可能でした。

現在では社内リソースへの投資も可能な成長を遂げていますが、それでもプロジェクト毎にクリエ

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Aerthshipによるアーティスト・レジデンシー:小松市滝ヶ原で発見した地球とのつながり

Aerthshipによるアーティスト・レジデンシー:小松市滝ヶ原で発見した地球とのつながり

私たちY+L Projectsは、これまでに古民家を改修してつくられた石川県小松市のファームハウス「Takigahara Farm」と多くのプロジェクトを実現してきました。

最近では、2023年11月にニューヨークを拠点とするエコ・コレクティブ*「Aerthship」が来日し、地元コミュニティと共同でデザインしたアーティスト・レジデンシーを開催しました。世界中から15人のQTPOC**アーティス

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イラストレーターにとって東京が憧れの地であるワケ:アートディレクター、デイビッド・ロバート氏インタビュー

イラストレーターにとって東京が憧れの地であるワケ:アートディレクター、デイビッド・ロバート氏インタビュー

クリエイターから見た東京の魅力を探るべく、東京歴の長いアートディレクター、デイビッド・ロバート氏に話を聞きました。デイビッドは、雑誌The New Yorkerの象徴的なレイアウトからインスピレーションを得て、東京というフィルターを通して街の様子をアートに落とし込むコラボレーションプロジェクト『The Tokyoiter』の共同設立者でもあります。Y+Lにとっても親友的存在であり、ロゴデザインやブ

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【終了】Y+L Invites #4と#5|『ブリーフリー』上映+トーク

【終了】Y+L Invites #4と#5|『ブリーフリー』上映+トーク

先日、4月20日と5月30日の2回にわたり、「Y+L Invites 『ブリーフリー』上映+トーク」を開催しました。中目黒のファブリックオフィスで私たちを迎えてくれたステフ、アイリーン、エリ、ファブリックチームに感謝します。

「ブリーフリー」はBassett & Partnersによるドキュメンタリー映画であり、クリエイティブ界の巨匠たちが「ブリーフ」という概念について議論しています。1回目はゲ

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コットンからファッション業界の環境改善のためにできることとは?Materra社の共同創設者、エド・ブライアル氏にインタビュー

コットンからファッション業界の環境改善のためにできることとは?Materra社の共同創設者、エド・ブライアル氏にインタビュー

サステナブルなコットン製造のスタートアップ、Materraの共同設立者でCEOであるエドワード・ブライアル氏に、ファッション業界が人類そして地球と共存するために必要な変化について話を伺いました。

ファッションおよびアパレル業界は、地球上で最も収益性が高く破壊的な業界のひとつです。世界的には、年間1兆5,300億米ドルの経済効果を生み出していますが、生地の廃棄は毎年9,200 万トンに上ります。フ

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【終了】Y+L Invites #3へのご招待|Martyと学ぶサウンドスタディーズ:音に対する認識

【終了】Y+L Invites #3へのご招待|Martyと学ぶサウンドスタディーズ:音に対する認識

「Y+L Invites #3 Martyと学ぶサウンドスタディーズ:音に対する認識 」にご参加いただき、ありがとうございました。Marty Hicksと迎えたY+L Invitesの第3回目は終了いたしました。お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

Fabricとチームの皆さんには、このイベントをFabricで開催させていいただけたことに大変感謝いたします。また、サウンドスタデ

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【終了】Y+L Invites #2 へのご招待|「コーディングで描くアート」 フランスのメディアアーティストのFloz(フロッズ)に学ぶ、奥深きデジタールアートの世界

【終了】Y+L Invites #2 へのご招待|「コーディングで描くアート」 フランスのメディアアーティストのFloz(フロッズ)に学ぶ、奥深きデジタールアートの世界

「Y+L Invites #2 コーディングで描くアート」にご参加いただき、ありがとうございました。フランスのメディアアーティストであるFloz(フロッズ)をゲストに迎えたY+L Invitesの第2回目は終了いたしました。お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

ソニーとJAUのチームの皆さんには、JAUショップでこのイベントを開催させていいただけたことに大変感謝いたします。また

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デザインスタジオBakken & Bæckのエキスパートと語る、未知のものを探求する価値とは

デザインスタジオBakken & Bæckのエキスパートと語る、未知のものを探求する価値とは

Bakken & Bæckより、コンテクスト・リサーチ・ヘッドのアメリー(Amelie D)さんと、ライター兼リサーチャー兼パートナーのアイリス(Iris C)さんにエージェンシーとスタジオが、新興のハイテク産業の中でどのように大きな問題に対応できるかについて話を聞きました。

我々YLは様々な業界の多種多様なクライアントとお仕事をする機会がある中で、これまでの数年で、クライアントが求めるニーズに

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【終了】Y+Lからの招待状|ネットワーキングナイト?それとも、チルなパーティー?はたまた、トークイベント?詳しいことは後で決めるとして、みんなで集まろう

【終了】Y+Lからの招待状|ネットワーキングナイト?それとも、チルなパーティー?はたまた、トークイベント?詳しいことは後で決めるとして、みんなで集まろう

「Y+L Invites with Vaughan from Mia Mia 」にご参加いただき、ありがとうございました。Mia MiaのオーナーでありキュレーターであるVaughan(ヴォーン)をゲストに迎えたY+L Invitesの第1回目は終了いたしました。お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。

また、ソニーとJAUのチームの皆さんには、素晴らしいショップでこのイベントを開

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現代における日本のマネジメント体制: バブル時代の産物?

現代における日本のマネジメント体制: バブル時代の産物?

国はどのように労働力を管理しているのか、そしてその管理体制が未来に意味することとは

時は1990年。ウィルソン・フィリップスの『Hold On(ホールド・オン)』が世界のチャートを賑わせていた年、ドイツの東西再統一がついに実現した年、日本の経済が常に最高水準をキープしていた年、それが1990年である。当時の日本は何をしても経済的に失敗することが無い時代だった。島国日本の急成長は世界の舞台でも目覚

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デザインを通して日本とオーストラリアの架け橋となりたい。JAUのソニーにインタビュー | Y+L Projects

デザインを通して日本とオーストラリアの架け橋となりたい。JAUのソニーにインタビュー | Y+L Projects

はじめに

今回は日本初のオーストラリアデザインのセレクトショップであるJAUの創設者、ソニー・マイさんに日本でビジネスを始めるということから、良いデザインやエシカルなビジネス哲学についてまで話を伺いました。

ソニー・マイ氏は何かをするにあたって、あたかも手慣れたことをこなすかのようにサラッと成し遂げてしまうようなタイプです。自分を鼓舞するパワーがあり情熱的でありながら、一方で私、ルーシーがこれ

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ビデオグラファーとして、スタジオを設立。シンガポールを拠点に活動する、ニコラにインタビュー|Y+L Projects

ビデオグラファーとして、スタジオを設立。シンガポールを拠点に活動する、ニコラにインタビュー|Y+L Projects

はじめにYLでは様々な分野のクリエイターとコラボレーションする中で、各々のプロジェクトでの魅力的なプロセスやプロフェッショナルな仕事への向き合い方など、インスピレーションを受ける機会が数多くあります。そんな素晴らしいクリエイターたちとの出会いもこの仕事の大きな魅力の一つです。

私 (ルーシー) とニコラが出会ったのは、2019年の冬。彼女がタトラー・マガジンシンガポール社 のメディアツアーで、シ

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日本のスタートアップ事情:世界での立ち位置と最大のチャレンジ、そして秘密兵器とは

日本のスタートアップ事情:世界での立ち位置と最大のチャレンジ、そして秘密兵器とは

投資を牽引しているのは誰なのか。「伝統主義」対「技術革新」の構図と、リスク回避型の日本におけるリスキーなビジネスとは。

根本的にスタートアップとは、まだ未活用で未開発のマーケットを革新したり創り上げるか、または停滞している業界に風穴を開けるサービスを提供することを目的として生まれている。

日本でもそれは同じである。スタートアップ業界では、日本以外の経済大国であるアメリカ、イギリス、ドイツ、フラ

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2022年の印刷雑誌の運営とは。雑誌記事のストーリーを語る上で日本が素晴らしい場所である理由とは | STORIED Magazine

2022年の印刷雑誌の運営とは。雑誌記事のストーリーを語る上で日本が素晴らしい場所である理由とは | STORIED Magazine

京都のインディーズ印刷雑誌『STORIED』の編集者兼共同設立者であるレイチェル・デイビス氏に、2022年も印刷物を存続させるための秘訣についてお話を伺いました。

デジタルネイティブが運営し、主にデジタル領域で仕事をするエージェンシーにとって、デジタルメディアが一般的になる前の時代を勝手に語ることは、ほとんど皮肉なことのように思われます。

私たちはインターネットが大好きで、それなしでは生活する

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Osaka Labs(ロンドンのアクティベーションスタジオ)にフィットフルエンサーの台頭について|Y+L Projects

Osaka Labs(ロンドンのアクティベーションスタジオ)にフィットフルエンサーの台頭について|Y+L Projects

フィットフルエンサーとは?ゴープコアとは?これらが現代メディアのトピックとなったワケとは?

はじめに

2022年における『スポーツウェア』が指すスタイルは、重い腰を上げてジムに行く際に洗濯物の山から引っ張り出していた着古したTシャツの様な、かつてのものでないことは明らかだ。アウトドアウェアという括りも、カトマンズのフリースにカーゴパンツを合わせたファッションとは程遠いものだけを指すわけではない

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「デジタルプロダクション」とは?サービス内容と企業がデジタルプロダクションを必要とするワケ|Y+L Projects

「デジタルプロダクション」とは?サービス内容と企業がデジタルプロダクションを必要とするワケ|Y+L Projects

インタビューのお相手は東京を拠点に活動するデジタルプロダクション、Garden EightでWebディレクターを努める酒井菜津子さん。数々の賞を受賞しているプロダクションスタジオの日々の業務やクリエイティビティへのアプローチ、そして今日本の企業がオンライン上で国際的な存在感を示すことの重要性についての考えを探ってみました。

はじめに

小さな独立系エージェンシーで働くことの醍醐味として、何にも縛

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