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共に創る【とても役立った投稿】

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思わず手を合わせたくなった有難い投稿を紹介します。
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#作家

作家の好物、うまいもの

作家の好物、うまいもの

作家のエッセイや小説に描かれた食べ物のシーンが好きなのですが、読んでいるときは憧れていた食べ物やお店のこともいつの間にか忘れて思い出せなくなってしまったり、場合によっては旅行や出張のあとに思い出して悔しい思いをしたりといった経験は数えれば切りがありません。
そこで、作家に縁のある食べ物や飲食店のリストを作ってみました。現時点で131人、370の食べ物や飲食店を記載しています。
ここに挙げているもの

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持ち込み原稿を見てもらえるかは「送付状」で決まる

持ち込み原稿を見てもらえるかは「送付状」で決まる

編集者が読みたくなる送付状とは?企画提案書も原稿も大切ですが、原稿を見る前に編集者さんが目にとめるのは「送付状」です。ですから、この送付状がうまく書けていると、編集者さんが原稿を読んでくれる、さらには返事をくれる確率が高くなる、といっても過言ではないでしょう。

出版社名、部署名、名前、敬称の使い方などの基本的なビジネス文章のルールがおさえてあれば、わざわざ使い慣れない挨拶文など使って、長々とした

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出版社に作品を持ち込むときに「してはいけないこと」

出版社に作品を持ち込むときに「してはいけないこと」

自分の作品を出版社に持ち込むときには、緊張や高揚感で、ふだん通りに考えたりふるまったりが難しいかもしれません。でも、当然のことながら、人と接するときの気遣いや基本的なビジネスマナーを守らないと、敬遠されてしまうことがあります。

原稿を持ち込むときに「してはいけないこと」

具体的に言うと、次のような行為は控えましょう。

突然、出版社を訪問する

電話で断られたのに、出版社を訪問する(または電話

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【基本が一番難しい】今すぐ直せる! うまくなった気になる! 文章の基本(2018年6月号特集)

【基本が一番難しい】今すぐ直せる! うまくなった気になる! 文章の基本(2018年6月号特集)


本記事は下記記事の続きを掲載しています。

文の問題15.係り受け距離

「文章を書く」の「文章を」と「書く」の関係を係り受け関係と言い、係る文節と受ける文節の距離を係り受け距離と言う。
 係り受け距離は離さないほうがいい。「文章を」と言われれば、読み手は「文章を直すかな、書くかな」とどんな動詞が来るか探すが、それが出てこないと落ち着かず、そのうち係る文節がなんだったか忘れてしまう。
 「とても

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【短編は書けるけど長編だといまいち…】長編をうまく書けない人が勘違いしていることとは(2018年3月号特集)

【短編は書けるけど長編だといまいち…】長編をうまく書けない人が勘違いしていることとは(2018年3月号特集)


5枚~10枚の短編なら書けるのに、長編となるととたんに挫折する。そこでプロの童話作家3名に長編の書き方のコツを聞いた!

長編は木全体を書く。人間を書く。短編を伸ばしただけでは長編にはならない

 長編となると、小学校低学年や中学年では読み切れない枚数なので、読者対象は必然的に小学校高学年以上となる。小学校高学年、中学生、高校生を対象とした長編は一般的には童話ではなく児童文学と言うことが多い。

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【笑いを制する者は創作を制す?】お笑いと小説、芸人と作家の意外な関係性とは

【笑いを制する者は創作を制す?】お笑いと小説、芸人と作家の意外な関係性とは


お笑いと小説は表現方法は違うが、考え方は似ている 漫才やコントを作るときも、まずアイデアが必要になりますが、アイデアは日常生活の中から探します。
 たとえば、「コンビニのレジに並んだけど、店員が気づいてくれなかった」という出来事があったとして、ぼやき漫才なら自虐ネタにするでしょう。

 また、それが笑い話になるように設定を変えたり、話の順番を変えたり、ツッコミを入れたりして脚色していきます。
 

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【なぜ「小説」という表現を選ぶのか】小説にしかできない表現を考える(2023年10月号特集)

【なぜ「小説」という表現を選ぶのか】小説にしかできない表現を考える(2023年10月号特集)


文字ならではの表現 小説という手法を選んだ以上、小説でしかできない表現、小説ならではの表現をしたいものですが、では、小説ではどんなことができるでしょうか。

読者の想像に委ねられる。

心理が直接書ける。

あとで「ない」と書ける。

 映像の強みは、なんといっても現物を指し示せることで、画面にりんごが出てくれば、それを見る人の脳に寸分違わずりんごの絵が再生されます。
一方、「りんご」という文字

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【作家には「絶対文感」がある?】小説家になれる人はここが違う!(2014年1月号特集)

【作家には「絶対文感」がある?】小説家になれる人はここが違う!(2014年1月号特集)


※本記事は公募ガイド2014年1月号に掲載した阿刀田高先生のインタビューを再掲載したものです。

自分しか書けないものを模索――国会図書館で司書をされていたときに、ライターをされていた?

 友人が出版関係で働いていたこともあり、小遣い稼ぎのために雑文書きをしていたんです。ちょうど様々なPR誌が盛んになった頃で、広告案、翻訳、アンカーなど、字を書いてお金もらえる仕事なら何でもやりましたね。

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【文学賞を狙うなら読んでおいて損はなし!】文学賞の予選選考者が注目する意外なところ(2012年12月号特集)

【文学賞を狙うなら読んでおいて損はなし!】文学賞の予選選考者が注目する意外なところ(2012年12月号特集)


 文学賞に送られてくる作品はいきなり選考委員が読むのはなく、下読みと呼ばれる予選委員の方がまず粗選をします。では、下読みの方はどんなふうに選考しているのか、ベテランの予選委員の方に取材をしてみました。

予選委員匿名インタビュー――選考の流れを教えてください。

 一次選考は外部の下読みの人たちがやり、二次は編集部でやるというのがほとんどだと思いますが、二次選考も下読みにやらせるというケースもあ

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noteを書いている人向けのライター業務8選

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✅noteを書いている人向けのライター業務
 noteプラットフォームは、個人のクリエイターやライターにとって、自分の作品や考えを世界に発信する素晴らしい場所です。noteでライターとして活動することは、自己表現の自由と創造性の喜びを享受することを意味しますが、同時に、独特のスキルセットと戦略が求められます。

 まず、noteで成功するライターになるためには、魅力的なコンテンツを定期的に作成す

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