紫葉梢【Siba-Kozue】

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紫葉梢【Siba-Kozue】

🟪ようこそnote界のわたしの小部屋へ・ 言霊を信じる空の写真屋です。文字と写真で晴耕雨読に身軽に暮らし、鴨川の亀石を死ぬまで元気に渡ります 🟦マガジンはお品書き📚️ 日常、創作、寺社・暦などスピリチュアル、音楽・ドラマ感想 🟩お好きなものを気の向くままに眺めて頂ければ幸いです☕☺

マガジン

  • ∬ 届ける ∬ ~ゆるゆる寺社フォト~

    My寺社ログ。参拝時の出来事、感想、写真を超ゆるく紹介しています。 現地で降りて来た言葉があれば「授かった言葉」として書き残しています。 時には近隣のカフェも。 営業時間、アクセスなど詳細は別途お調べすることをおすすめします。

  • ∝ 感じる・整う ∝ ~日々是空色~

    暦・季節の空写真 たまに気ままに神社系

  • 【連載小説】同じ空の保田(やすだ)さん

    【恋をするのが難しい歳頃の『わたし』が職場で出会ったのは、不思議なご縁を感じる既婚者のひと。隣の席に毎日座る彼への揺れ動く想いは、恋愛と呼べるものなのか、あるいは他に名のある感情なのか】 毎回3000~6000文字程度の一応恋愛連載小説。 1~34話(約15万字)はnote創作大賞2023応募作品。人生で初めて創作の応募をしてみました。 ちょっと覗いてもらえたらうれしいです🥰 ↓ *『regret』とは『心残り』を意味する英語です。 35話以降にサブタイトルとしてつけてあります。 まだ連載中です。 ★ 主人公の名前は作者と同名ですが、この名前が気に入っているのと考える手間を省くためであり、作者自身を表すものではありません ★現実に存在する地名等が登場しますが、ストーリーとは一切関係ありません

  • δ 自由にしゃべる δ

    数字のための文章ではなく、思いついたことをなるべく正直に書く

  • ☆ よふけびと ☆

    魂がささやく詩のようなものです

記事一覧

【ゆるゆる寺社フォト】八大龍王社(滋賀・大津市)

あの紫式部の石山寺の境内にあるお社です。 厳密には、石山寺の境内を織りなす山の中に片隅に鎮座しておられます。 このお社だけを目指して石山寺へ行かれる方は、ほとん…

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【白露の空】 青もみじ 2024.9.16

【小説】同じ空の保田(やすだ)さん~regret~ 56

 自分の思いどおりに生きるために必要なもの。  それは、誰かを傷つけているのに気がつかない才能だ。  そうして自由気ままに過ごすことは何もストレスがない。  当…

ポケットから、蝉

オチから書いてしまうと、父のポケットに入っていた蝉に触ってしまい、半狂乱になった小学生のわたしの話である。 母方の祖父の葬儀と納骨が行われた日のこと。 わたしは…

【小説】同じ空の保田(やすだ)さん~regret~ 55

   写真は、忘れそうな記憶を何度でも塗り直してくれる。  見返せば見返すほど、出来事と感情を保存することができる。  ただただ脳裏にとどめただけの記憶は、どう…

【白露の空】 昭和99年9月9日

こんなことを書く日もあるよ。【9月5日の雑記】

月曜日に髪を切った。今回はスタイリストさんに丁寧に要望を伝えたから、結構気にいった形に仕上がった。 火曜日、僕は何をしたっけ。 そう、お米だ。お米がないから、近…

【ゆるゆる寺社フォト】貴船神社(京都市左京区)

わたしの大好きな神社のひとつ。 本当にざっっ…くり表すと、京都駅からまっすぐ北上した山の中にあります。 寺社仏閣お役立ち情報というより、わたしが体感したことをゆ…

冥王星が山羊座へ逆行する9月の予定

最近、星読みに憧れています。 スピリチュアルが好きで、星占いもまあまあ好き。 自分の星座の3年分の予測本を読んだりします。 星読みさんというのは、天体の動き、位置…

【詩】撫夢(なでゆめ)

碧い蒼い湖の底へと 静かに潜るように 息をするのも忘れて文字を書く そうして、 文字の世界に生きる僕を描く 僕だけの僕が、 ひとり 僕を抱きしめる 文字の世界で、 …

目立たない貴方が好きで

恋する瞳が美しすぎて。

その瞳の主は、松嶋菜々子。視線の先には、リアルにイケメンかつリアルのご主人、反町隆史。 マスコミやドラマ越しでしか、このご夫婦を見ていない。 お二人の実情はわか…

【小説】同じ空の保田(やすだ)さん~regret~ 54

 人はひとりで生まれ、死ぬときもひとり。  そんな言葉に触れたことがある。  赤子は、自らの持てる力を全開にして蠢き、この世へと生まれ出る。  休みなくただただ…

御茶ノ水で願う人・好きなことをしてる人

夏の初めの千代田区・御茶ノ水。駅に直結するビルの中に、七夕の笹が飾られていた。 七夕の願い事の由来は、中国で裁縫の上達を織姫(こと座のベガ)に祈ったこと。 わが…

【処暑の空】 夏尽くころ 2024.8.24

カメラことはじめ⑨ 補正のおはなし

今まで、超適当に写真を編集していた。インスタも、超適当に補正してポストしてきた。 適当適当といっても、それは補正の操作や知識のこと。 ソフトをいじっていれば、こ…

【ゆるゆる寺社フォト】八大龍王社(滋賀・大津市)

【ゆるゆる寺社フォト】八大龍王社(滋賀・大津市)

あの紫式部の石山寺の境内にあるお社です。
厳密には、石山寺の境内を織りなす山の中に片隅に鎮座しておられます。

このお社だけを目指して石山寺へ行かれる方は、ほとんどいらっしゃらないことでしょう。

今年は辰年ということもあり、龍にまつわる神社に可能な限り参拝しています。

それでですね、
実はですね……
この、石山寺参拝の日なんですが……

カメラのバッテリーが不足、
そして、
こんな時のために準

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【小説】同じ空の保田(やすだ)さん~regret~ 56

【小説】同じ空の保田(やすだ)さん~regret~ 56

 自分の思いどおりに生きるために必要なもの。

 それは、誰かを傷つけているのに気がつかない才能だ。

 そうして自由気ままに過ごすことは何もストレスがない。
 当然である。

 一方で、その煽りを受けて、苦しむ人がいる。

 
 それを理不尽と呼ばぬなら、何という言葉で言い換えればよいのだろうか。

 カフェのガラス越しでスーツの男性の横を通りすぎて足を止め、スマホを見るふりをしながら顔をよく確

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ポケットから、蝉

ポケットから、蝉

オチから書いてしまうと、父のポケットに入っていた蝉に触ってしまい、半狂乱になった小学生のわたしの話である。

母方の祖父の葬儀と納骨が行われた日のこと。

わたしは小学1年生だった。
そして、虫には触れない子供だった。

お寺の墓場で、まだ色々な儀式の最中に、父がわたしに言った。

「お父さんの右のポケットにいいものがあるよ」

子供なら、長時間の弔いに飽き飽きしてしまうのは当然である。
そして、

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【小説】同じ空の保田(やすだ)さん~regret~ 55

【小説】同じ空の保田(やすだ)さん~regret~ 55

 
 写真は、忘れそうな記憶を何度でも塗り直してくれる。

 見返せば見返すほど、出来事と感情を保存することができる。

 ただただ脳裏にとどめただけの記憶は、どうしたって色褪せてゆく。

 出来事そのものは覚えているとしても、その時の風景と感情は、やがて薄れてゆく。
 日常という次々に流れ込む水により、薄まり、やがては透明になり、あの笑顔や自分の心の感覚が、見えなってゆく。

 

 瑞季は毎日

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こんなことを書く日もあるよ。【9月5日の雑記】

こんなことを書く日もあるよ。【9月5日の雑記】

月曜日に髪を切った。今回はスタイリストさんに丁寧に要望を伝えたから、結構気にいった形に仕上がった。

火曜日、僕は何をしたっけ。
そう、お米だ。お米がないから、近所のスーパーをあちこち巡った。それでもまったく見つからず、パックご飯を買ったりしてた。

水曜日、ほぼ一日費やして有償奉仕。
細かいことは書かない。
とにかく疲れた。体力もメンタルも削られまくった。

そして、今日。
動けなかった。
昨日

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【ゆるゆる寺社フォト】貴船神社(京都市左京区)

【ゆるゆる寺社フォト】貴船神社(京都市左京区)

わたしの大好きな神社のひとつ。
本当にざっっ…くり表すと、京都駅からまっすぐ北上した山の中にあります。

寺社仏閣お役立ち情報というより、わたしが体感したことをゆるゆるお伝えするのが記事のコンセプトです。
が、荘厳で奥深すぎて、簡単にまとめるのはムズイなぁというのが正直な感想。

こちらを初めて訪れたのは、2018年夏。
京都の駅前に一泊した翌日、『朝いちばんで貴船に行くよ!』と意気込んでタクシー

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冥王星が山羊座へ逆行する9月の予定

冥王星が山羊座へ逆行する9月の予定

最近、星読みに憧れています。
スピリチュアルが好きで、星占いもまあまあ好き。
自分の星座の3年分の予測本を読んだりします。

星読みさんというのは、天体の動き、位置、関係性から、運勢や個人の性質を読み解くお人のこと。

Threadsにいると、色々な星読みさんが今日の運勢や今の星の動きを流しています。
星で今後の流れが読めるなんて、かなりうらやましい。
しかし、わたしが今勉強すべきなのは星読みでは

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【詩】撫夢(なでゆめ)

【詩】撫夢(なでゆめ)

碧い蒼い湖の底へと
静かに潜るように
息をするのも忘れて文字を書く

そうして、
文字の世界に生きる僕を描く

僕だけの僕が、
ひとり 僕を抱きしめる

文字の世界で、
孤独だと思ったことはない

むしろ、
湖上の息苦しい世界から救われる、
至福の時

僕を抱きかかえながら
文字の世界を歩いていると、
必ず君が現れる
そして、
僕を抱きしめる僕のことを
抱きしめてくれる

誰もいない
誰にも邪魔さ

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恋する瞳が美しすぎて。

恋する瞳が美しすぎて。

その瞳の主は、松嶋菜々子。視線の先には、リアルにイケメンかつリアルのご主人、反町隆史。

マスコミやドラマ越しでしか、このご夫婦を見ていない。
お二人の実情はわからない。それでも、彼を見る彼女の眼に強く確信した。

彼女はこの素敵な夫に、今でも絶対恋をしている。

そんなものを見せられて、「軽く死にたい」とナチュラルに思った。

…………本当に命を落としていいはずがない。

けれど、そう思ってしま

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【小説】同じ空の保田(やすだ)さん~regret~ 54

【小説】同じ空の保田(やすだ)さん~regret~ 54

 人はひとりで生まれ、死ぬときもひとり。

 そんな言葉に触れたことがある。

 赤子は、自らの持てる力を全開にして蠢き、この世へと生まれ出る。
 休みなくただただ動き続ける心臓が止まることで、人の生が終わる。

 しかし、自力のみでは命を育むことができないのが、人である。

 そして、人は進化のうちに、ひとりでは生きてゆけない社会性を築き上げた。

 

 
 
 とぴ君の朗読会の日がやってきた

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御茶ノ水で願う人・好きなことをしてる人

御茶ノ水で願う人・好きなことをしてる人

夏の初めの千代田区・御茶ノ水。駅に直結するビルの中に、七夕の笹が飾られていた。

七夕の願い事の由来は、中国で裁縫の上達を織姫(こと座のベガ)に祈ったこと。

わが国の幼子の多くが、保育園や幼稚園で、たどたどしい線を一生懸命つなげてお願いごとを文字にする。

それが根付くのか、大人になっても、それまでの人生でどれくらい七夕の短冊が効果的かを振り返ることなく、「笹だ!短冊も置いてある!何か書いておこ

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カメラことはじめ⑨ 補正のおはなし

カメラことはじめ⑨ 補正のおはなし

今まで、超適当に写真を編集していた。インスタも、超適当に補正してポストしてきた。

適当適当といっても、それは補正の操作や知識のこと。

ソフトをいじっていれば、ここを変えると明るくなるとか暗くなるとか色合いが変わるとか輪郭がはっきりするとか、ある程度はわかってくる。
インスタやnoteに貼りつけるには充分かなと思い、それ以上のことを覚えようとしなかった。

ただ、仕上がりに関しては、自分好みにな

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