マガジンのカバー画像

また読みたいnote記事🥰

32
他のnoteクリエイターさんが書いた記事で、また読みたいな!と思ったもの。
運営しているクリエイター

記事一覧

感情を許すということ①~怒ってもいいんだよ~

感情を許すということ①~怒ってもいいんだよ~

自己紹介こんにちは。臨床心理士のかちゆみこです。

4人の子育てをしながら、おかえりセラピーSUNというオンラインセラピールームを運営しています。

今回は、「感情を許す」というテーマで書いた過去のコラムをリライトしてご紹介します。

『感情』について親が理解を深めていくことは、育児にとって、いい潤滑油になっていることを私自身、身をもって実感しています。

親が自分自身の『感情』を感じ、ケアし、理

もっとみる
30のコミュニティに重なる男。武井浩三ものがたり

30のコミュニティに重なる男。武井浩三ものがたり

いま、武井浩三を伝えたい。

武井氏は、ホラクラシーやティール組織のキーワード、エッセンスが、ほとんど日本になかった2007年から、人間性を尊重することができる組織の在りかたを探ってきました。その当時、ベンチャー企業の創業経営者という立場だった武井氏は、資本主義の力学を行使できる存在です。しかし、その力学を武井氏は嫌います。嫌うだけでなく、支配と真正面から向き合い、自らが手にする権力を分散させ、手

もっとみる
「子育ての鉄則」は果たして存在するのか?

「子育ての鉄則」は果たして存在するのか?

私は、病院経営に携わる前の16年間、首都圏最大手の塾で講師をしていた。東京の受験事情に詳しい方ならお分かりだろうが、都会の受験戦争は苛烈を極める。

その激しい競争のど真ん中で、私は、開成、桜蔭、駒場東邦、早稲田などの学校別対策を行う特別コースの担当を歴任した。
開成高の特別クラスでは会場責任者も務め、当時、日本一の合格者数を達成した。

毎年夏に行われる、首都圏にある120校舎の生徒を一堂に集め

もっとみる
「愛してる」と言える日が来るなんて。今夏、子どもを産みました

「愛してる」と言える日が来るなんて。今夏、子どもを産みました

朝起きたら、隣にいつも赤子がいる。ずっとずっと会いたかった、私の子。生後1ヶ月の終わり頃から、少しずつ笑うようになってきて、その笑顔を見るたびに、こんなにも嬉しいものだったのかと驚きが隠せない。

世界に、こんな種類の幸せがまだ残っていたなんて。

子育てをしている人は、みんなこの幸せを知っていたの? 世界を旅していた頃は、気づかなかった。

「もしかしたら、私の人生の未来にも」と微かには思ってい

もっとみる
コミュニティなんて面倒だ!と思っていた私がAtlyaという生命体的なコミュニティ組織で実現しようとしていることvol.1

コミュニティなんて面倒だ!と思っていた私がAtlyaという生命体的なコミュニティ組織で実現しようとしていることvol.1

こんにちは!
Atlyaアトリアコミュニティ/YoubeYou株式会社 代表取締役の井尾佐和子です。
「本来の私を生きる」というAtlyaの理念に共感くださる皆さんと、もう少し深いところで繋がりたいと思い、Atlyaのこれまでを赤裸々に綴ったnoteを始めることにしました。
普段からアトリアの世界では当たり前に考えていることでも一般的ではないことや、まだアイディア段階でこれから実現していきたいこと

もっとみる
もういちど、イチから

もういちど、イチから

Gmailの検索ボックスで、ひさしぶりにある人の名前を検索してみた。

2014年4月24日の深夜2時過ぎに、そのメールは届いていた。
ゆっくりと開封した瞬間、起きぬけのぼんやりした頭でメールを読んだあの日の朝の澄んだ空気がひんやりとよみがえった。

そのメールは、眠いので言葉がおろそかになっていることを詫びた上で、わたしが新聞記者の内定をもらったことへの祝福の言葉で始まっていた。

大学3

もっとみる
子育てはいい加減でいい

子育てはいい加減でいい

いつから「完璧」を目指すようになった?

子どもが愛おしい。立派に成長させたい。
子どもに対する様々な思い、期待、責任。

親はどれだけの「完璧」を求めているだろう?

子育て書を開くたび、
専門家のアドバイスを耳にするたび、
心のどこかで「もっとこうすべき」という小さな声が囁く。

みんなもそう感じたことないかな?

朝の忙しい支度から夜遅くまで続く家事、仕事。
そんな日々の中で、私たちはときど

もっとみる
他人軸の親が子供の自分軸を育てられない理由

他人軸の親が子供の自分軸を育てられない理由

こんにちは!めぐみです。
今回は、他人軸で生きる親が、自分の生き方を変えずに子供の自分軸を育てることはかなり難しいよ〜という話をしたいと思います。

親の影響は絶大

親の背を見て子は育つ。
あの親にしてこの子あり。

こんな言葉があるように、子供は良くも悪くも親に似ますよね。
顔や見た目だけでなく、一緒に過ごす中で考え方や価値観も似てきます。

だからもし、親が他人軸で生きているなら、それは子供

もっとみる
死にたい若者の気持ち、わかりますか?

死にたい若者の気持ち、わかりますか?

ゆうです。
みなさん。「希死念慮」という言葉を聞いたことがありますか?
簡単に言えば、「死にたい」とか「消えてしまいたい」と感じる気持ちのことなんだけど、最近の調査によると 18~29歳でこの希死念慮をもっている人の割合は 40% とも 60% とも言われているらしいのです。

あたしはこの年齢層にギリ入らないけど、大学で関わってる人たちはこの年頃が多いわけで、彼ら彼女らのかったるい気分をモロに感

もっとみる
【子育て】4人の子どもを平等に愛せるのか。

【子育て】4人の子どもを平等に愛せるのか。

2回目の出産の時、私には不安があった。
「子どもが2人になるけれど、平等に愛を注げるのだろうか」と。

長女が生まれた時、長男は2歳2ヶ月だった。
言葉で意思疎通はできたけれど、「やりたいけど、できない」もどかしさや悔しさを体で表現する「魔の二歳児」の時期だった。
私はまだまだ、家事や育児の手の抜きどころがわからず、かといって夫や周りに「助けて」と言うこともできず、勝手に一人孤独を背負って毎日イヤ

もっとみる
オランダ人パパが日本旅行で感じた、自己犠牲で成り立つ社会への憂い

オランダ人パパが日本旅行で感じた、自己犠牲で成り立つ社会への憂い

こんにちは!

今日は、娘が通う小学校の打ち上げパーティーでした。
娘はgroep1からgroep2になり、その間クラス替えはなく、今のクラスで2年を過ごしてきたのですが、このクラスが子どもたちだけでなく保護者も仲が良く...去年も1年の終わりに学年末のパーティーをしたのでした。

今年もタイミング良くコロナの規制が緩くなった!ということで開催されたパーティー。多くの家族が参加して、子どもたちは恵

もっとみる
子供の精神的幸福度が低い国、ニッポン

子供の精神的幸福度が低い国、ニッポン

こんにちは。小学校教員のめぐみです。

2020年9月に、ユニセフから発表された報告書があります。
『レポートカード16ー子どもたちに影響する世界:先進国の子どもの幸福度を形作るものは何か』というタイトルのものです。
日本も参加したのですが、今回はその結果について考えてみたいと思います。

精神的幸福度が38カ国中37位

全ての結果を書くわけにはいかないので、私が気になったところをピックアップし

もっとみる
脱成長社会下の教育の浅瀬

脱成長社会下の教育の浅瀬

前回、僕たちの社会が脱成長化において不可逆の段階に入り、かえって教育への好機が芽生えたことをお伝えしました。今回は、その好機がどんなものか、表面的な部分を見て行きたいと思います。

現在、横行している「教育」は、資本主義の上に成り立った教育であるため一直線思考で「教育」が行われ、合理的で無駄なものがありません(そのために間違えは許されない)。しかし、僕たちの社会が資本主義から見捨てられ・・まではな

もっとみる
2023年のMIMIGURIを象徴する6つのキーワード

2023年のMIMIGURIを象徴する6つのキーワード

今年もMIMIGURIではAdvent Calendarに挑戦します!

MIMIGURIは合併後3期目を迎え、メンバーは約70名となり、"人と組織に対する深い洞察と専門知を有する経営コンサルティングファーム"をアイデンティティに掲げながら、毎日楽しくやっております。

ずっと仮設だったコーポレートサイトも、ようやくリニューアルしました。

さて、MIMIGURI Advent Calendar

もっとみる