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他人軸の親が子供の自分軸を育てられない理由

こんにちは!めぐみです。
今回は、他人軸で生きる親が、自分の生き方を変えずに子供の自分軸を育てることはかなり難しいよ〜という話をしたいと思います。

親の影響は絶大

親の背を見て子は育つ。
あの親にしてこの子あり。

こんな言葉があるように、子供は良くも悪くも親に似ますよね。
顔や見た目だけでなく、一緒に過ごす中で考え方や価値観も似てきます。

だからもし、親が他人軸で生きているなら、それは子供にまで影響する可能性が高いでしょう。
強い意志の持ち主でもない限り、子供も他人軸になってしまう可能性が高いと思います。

親の「良かれと思って」が子供を潰す

ではなぜ他人軸の親が子供の自分軸を育てるのは、そんなに難しいのでしょうか。
それは、他人軸と自分軸では思考や行動の方向性が真逆だからです。

他人軸の親は、人からの評価を得ることや人に後ろ指を指されないことを重視しています。
だから子供に対しても、良い点を取ることや偏差値を伸ばすこと、みんなから認められるような職業に就くことが子供の幸せに繋がると考えます。

でもこういうことは、実は幸せには繋がりません。
むしろ遠ざかると私は思います。
これについては過去に詳しい記事を書いたので、こちらをどうぞ。↓

そして、子供のために良かれと思って、あらかじめ失敗しない道を用意してあげたり、子供が冒険しようとしても「やめときな。」と口を挟んだりします。
失敗は悪いものだと思っているので、もし子供が何か難しいチャレンジをしたいと言ってきても、心から応援してあげられません。

そうやって子供がチャレンジする機会を奪い、意欲を削ぎ、自分軸が伸びるのを邪魔してしまいます。

子どもの気持ちが分からない

人からの評価を気にしたり世の中に自分を合わせていったりすることで、自分の感覚や価値観を大切にできなくなってしまうことってありますよね。
社会人になると、職場でそういうことはよくあると思います。

自分と周りとは、どこかで必ず衝突する瞬間があるんです。
周りの人たちや世の中と100%上手くストレスフリーでやっている人なんて、多分1人もいないですよね。

自分軸で生きるためには、その時に周りの人や世間と対峙しなければいけません。

「あなたはそう思うかもしれないけど、私はこう思うの。」
「世の中の常識はそうかもしれないけど、私はそれは違うと思う。」
と主張しなければいけません。

自分の感覚や考えを大切にして生きていくのが、自分軸で生きるということですから。

でも、もし他人軸の親の子供がそんな主張をしたら、他人軸の親は子供を非難するでしょう。

「周りに合わせて生きなさい。」
「生きていく上で我慢も必要だよ。」
「そんなこと言うのはワガママだよ。」

子供のためを思って、そんな言葉をかけるかもしれません。

少なくとも、子供のチャレンジを応援する気持ちにはなれないし、子供がなぜそんなことをするのか分かってあげられないかもしれません。
自分がしてきた生き方と違いすぎますから。

そうして少しずつ少しずつ、子供の自分軸をへし折ってしまうんです。

まずは親が自分軸で生きる

だから、子供の自分軸を育てたいと思ったら、まずは親が、自分自身の自分軸を育てなきゃいけません。

そうしないと、子供も他人軸のまま、大人になってしまうかもしれません。
親の責任って、重大ですよね。
私も気をつけて行かなきゃな、と思ってます。

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