三島菜央<🇳🇱オランダ在住/元高等学校教諭>

元公立高等学校教諭→2019年5月オランダ移住🇳🇱子育て9年目、Eduble代表。オランダ学校視察ツアー|ロッテルダム日本人学校交流コーディネーター|講演会|執筆活動など SNS: https://lit.link/naomishima

三島菜央<🇳🇱オランダ在住/元高等学校教諭>

元公立高等学校教諭→2019年5月オランダ移住🇳🇱子育て9年目、Eduble代表。オランダ学校視察ツアー|ロッテルダム日本人学校交流コーディネーター|講演会|執筆活動など SNS: https://lit.link/naomishima

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  • #1 \ オランダ移住5年目突入!YouTube…
  • #2 オランダで実際に暮らしてみて感じていること
  • 世界一子どもが幸せな国オランダの教育とは?元高校…
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オランダ人パパが日本旅行で感じた、自己犠牲で成り立つ社会への憂い

こんにちは! 今日は、娘が通う小学校の打ち上げパーティーでした。 娘はgroep1からgroep2になり、その間クラス替えはなく、今のクラスで2年を過ごしてきたのですが、このクラスが子どもたちだけでなく保護者も仲が良く...去年も1年の終わりに学年末のパーティーをしたのでした。 今年もタイミング良くコロナの規制が緩くなった!ということで開催されたパーティー。多くの家族が参加して、子どもたちは恵まれた天候の中、海へ入ったり、砂遊び、泥遊びをしたり...と楽しそうに過ごしてい

    • 「それって本当にそうかな?」と人に言う力、受け入れる力

      こんにちは!先日、オンラインでオランダの学校における保護者と学校との関係、そして子育てをしながら感じる保護者同士の関係について話をしました。その際に、意外と私たちは日本人同士の人間関係の中で、「これってこうなんじゃないか?」という余計な憶測の中で、確かめもせずに「きっとそうだ」と思い込んでいることが多いのではないか?と思いました。 これまで50校以上の学校を視察してきた私ですが、オランダの学校の先生たちに私の個人的な意見を伝えた時に「うーん、それって本当にそうなのかな?」と

      • ボランティア団体の"飲み会"に参加して

        こんにちは!先日、私が所属しているフードバンクのボランティア団体のいわゆる「飲み会」がありました。費用は全て団体が負担してくれるので、中華料理屋さんで思う存分仲間と話をして、飲食を楽しみました。 デン・ハーグにあるいくつかの活動拠点今回の会にはおおよそ50名ほどの仲間が集まりました。私が所属している団体にはデン・ハーグ内にいくつかの建物があり、それぞれの異なる無料もしくは安価なソーシャルサービスを提供しています。例えば、 こんな感じで、そのご近所周辺に住んでいる人たちなら

        • 「(英語)学習の方法」が身についていると感じた高校生の特徴

          こんにちは!今日は少し過去を遡り、かつて私が高校で英語教諭をしていた時に「英語学習が伸びるな〜」と感じたり、実際に伸びていった生徒にあった1つの特徴について、あくまでも主観的な観点から書きたいと思います。Voicyでもお話ししていますので、ご興味がある方はそちらもどうぞ。 「英語嫌い」から始まる高校生活高校で英語を教えていて驚いたのは、高校に入学した時点で「英語は嫌いです」とか「英語は苦手です」という生徒の多さでした。中学の時点でかなり「英語はわからないものだ…」という感覚

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        • オランダ子育て生活あれこれ
          98本
        • オランダでの日常的な暮らしの風景
          50本
        • 🇯🇵高校英語教諭🇳🇱小学校英語教員としての授業実践
          2本
        • 🇳🇱オランダ現地校での先生日記🏫
          52本
        • 海外生活を経験した私が日本への一時帰国で感じること
          9本
        • 現地校に通って見える世界(学校教育、保護者との関わりなど)
          65本

        記事

          近隣コミュニティに貢献しようとする私のご近所さん

          こんにちは!先日、自宅のポストにこんなお手紙が投函されていました。 オランダ語で書かれたこのお手紙ですが裏面には英語バージョンも。一体何が書かれているのか、そして私がこのご近所さんのお手紙にたいそう感動したということについて書きたいと思います。 「うちでご近所パーティーをしませんか?」この手紙を要約するとこうです。 アムステルダムから引っ越してきたこのファミリーは、近隣住民がお互いをより知るためのパーティーを開催するとのこと。その理由は、 ・もっとお互いを頼り、助け合

          近隣コミュニティに貢献しようとする私のご近所さん

          日本の英語教育が進まない理由を考える

          こんにちは!先日、ロッテルダム全日制日本人学校の教員2名がオランダの現地小学校、とりわけ私が関与させてもらっている公立のバイリンガル小学校の授業の視察に来られました。 この先生方2名は英語を理解し、話されることもあって、私としては通訳が必要のない状況でオランダの教室を観察してもらうことが可能であることに価値を感じました。私が授業担当の相方であるMarian(仮名)の授業を見学するのはこれで3回目です。 彼女は小6の担任でもあります。そんな彼女と一緒に授業を進めながら、そし

          日本の英語教育が進まない理由を考える

          海外移住者(海外在住者)、日本の公共福祉フリーライド問題

          こんにちは!今回はちょっとcontroversial(議論を呼ぶ)かもしれないことについて書こうと思います。海外にお住まいの方にとっては、「これって私のこと?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…冬の長期休暇を迎える前に、私が書いたこの記事が「誰か」を特定する可能性が低い時期だからこそ、この記事を書こうと思います。※Voicyでもお話しています(日本時間10月24日(木)6:00配信予定)。 このトピックは、ずっと自分の中で書こうかどうか迷ってきたものです。何故迷っ

          海外移住者(海外在住者)、日本の公共福祉フリーライド問題

          オランダの小学生を見ながら考える「厳しい学校ルール」の意義

          こんにちは!今日は子どもたちにとっての「校則」について書きたいと思います。…というのも先日、高学年の教室に入った時のことでした。生徒2人がおそろいのピンク色に髪の毛を染めていたのです。いわゆる「ブロンド」に近い彼女たちの髪の毛は、染髪すると結構しっかり染まります。その髪を見た相方のMarian(仮名)が2人に、 "You guys have a matching hair color, cute!(あんたたち、お揃いのヘアカラーやん、かわいいね!)" と声をかけたのでした

          オランダの小学生を見ながら考える「厳しい学校ルール」の意義

          小学校の懇談で印象的だった質問

          こんにちは!先日、娘の小学校で担任との懇談がありました。オランダの小学校ではほとんどの場合、家庭訪問はありません。これまで1校だけ「家庭訪問をしたことがある」という学校に出会ったことがありましたが、「学校にとってかなりの負担になるのでやめた」という話をしていました。 「家庭の状況を把握することは、よりよい教育活動を行いたいという私たちにとって"無関係"だとは言わないが、かなりの負担になる。家庭の状況を知ってしまった以上、そこに"介入しないという選択肢はない"ということになる

          "anti-bullying week"(いじめ防止週間)で子どもたちが学んでいること

          こんにちは!私が勤務する小学校では"anti-bullying week"が始まりました。この「いじめ防止週間」にフォーカスするかどうかは学校によります。日本でもオランダでも、それぞれの学校で抱えている問題や課題は異なります。 大切なのは「私たちの学校の子どもたちに今何が必要なのか」ということ。同じチームの教職員に共通理解があれば、同じ方向に向かって一緒に歩いていけるものです。 私の勤務する学校は、毎年この「いじめ防止週間」のアクティビティに取り組むようにしているようです

          "anti-bullying week"(いじめ防止週間)で子どもたちが学んでいること

          \ イベント登壇のお知らせ /

          こんにちは!イベントのお知らせです。 私がいつもお世話になっている、学校教職員や教育に携わる人たちの伴走者を目指す「先生の学校」で「オランダのユニークな学校」についてお話させていただく機会をいただきました。 これまで50校以上の学校を視察し、たくさんの教職員と対話を重ねてきた中で、私が実際に視察したことのある学校についての紹介です。 日本の教育現場(高等学校)で8年ほど生徒やその保護者と関わった経験からオランダの教育を見つめ、今はオランダの学校現場(小学校)で教育に携わ

          情報発信する側のモラルと誠実性

          こんにちは!皆さんはご自身の発言が「他者に利用された」と感じたことはありますか?いわゆる「人の褌で相撲をとる」というか、「自分の褌で相撲を取られた」?笑 という経験です。 先日、自分がVoicyとnoteで発信したことが(ほぼ)同じ内容として(発信から数時間後に)「その方の言葉として」発信されているのを見て、ちょっと複雑な気分になりました…というか「それが私の発言の要約ではないとしたら、どんな経験や体験に裏打ちされてその言葉が出てくるんですか?」と不思議に思った感じでした。

          英語で久しぶりにプレゼンをやってみて

          こんにちは!8月に自分が企画するオランダの学校視察ツアーが終了しました。その際に、視察先の学校から「日本の教育制度や実態について軽くプレゼンをして欲しい」という要望があり、私が代表としてプレゼンをしたのでした。 いつもは教室のデジタルボードを使って児童生徒に話をしていますが…英語で大人向けにプレゼンをするのは結構久しぶりでした。結局、発表前日まで完成しかけのスライドが完成せず、前日の午前2時に完成するという…ちびまる子ちゃんバリの追い込みで完成させたのでした。笑 「どうせ

          英語で久しぶりにプレゼンをやってみて

          オランダ移住に向いているかもしれないマインド?

          こんにちは!最近また「海外移住」やら「教育移住」やらのご相談や連絡をいただくようになってきました。私の海外経験は、学生時代にアメリカで10ヶ月、そしてオランダでの生活も5年目に突入しました。今回は、オランダ移住だけに限らず、海外での暮らしに向いているかも?というマインドについて個人的な視点から書こうと思います! Voicyでもお話ししていますので、ご興味がある方はこちらからどうぞ! https://voicy.jp/channel/3079/6061764 教育の根本は

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          「不安」や「恐れ」を根源としない生き方や子育てを選ぶ

          前回、"shadow education(影の教育)"についての記事を書きました。 今回は、子どもの教育に全力を注ぎ、「我が子に最高の教育と環境を」と励む人たちが「実は人を、社会を信じていないのではないか?」ということについて書きたいと思います。このマインドが実は「我が子だけは何とか…」という気持ちにつながっていなくもないのでは?という考察です。そして、このマインドは"shadow education(影の教育)"へと近づいていく気がしています。 「我が子には先が見えない

          「不安」や「恐れ」を根源としない生き方や子育てを選ぶ

          🇳🇱2025年3月 オランダ学校視察ツアー説明会のお知らせ

          日本の年度末、学校の教職員の方々によっては翌年度の人事が決定事項の方もいらっしゃるかと思います。そんな方々や、これから教職を志そうと思っている学生の方々に向けたツアーを開催予定です。 このツアーではオランダで多種多様な学校を視察するだけではなく、実際に児童生徒が訪問するような博物館、そして一般の人々によって愛される美術館等も訪れます。オランダという国を教育という観点だけでなく、文化、芸術という多方面から楽しむツアー構成です。 実際にオランダの教育現場を視察させてもらう中で

          🇳🇱2025年3月 オランダ学校視察ツアー説明会のお知らせ