伊佐 知美

世界一周の旅とことば。旅と写真と文章を愛してる。長い旅と沖縄移住を経て、2023年夏に…

伊佐 知美

世界一周の旅とことば。旅と写真と文章を愛してる。長い旅と沖縄移住を経て、2023年夏に第一子を出産しました。📖 これからの人生を考えるnoteメンバーシップやってます: https://note.com/isanoci

マガジン

  • 妊娠日記(200days diary)

    子どもが産まれるまでの特別な日々を忘れないために

  • Mother's Journey

    2023年7月生まれの息子との日々を綴った日記マガジンです。

  • ともみの部屋 #2

    伊佐知美の、世界一周の旅とエッセイ。2016年10月〜

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    BOOK『Somewhere & Here』単品【#旅と写真と文章と petit冊子】

    活動4年目を迎えた、 オンラインコミュニティ「#旅と写真と文章と」。 その名の通り、旅と写真と文章との3つの軸の いずれかを愛するクルーたちが、 それぞれの「旅・写真・文章」と、 「日常」を持ち寄り合った、 ちいさな本ができました。 名前は、『Somewhere & Here』。 「ここではないどこか」と、 「今ここ、という日々の刹那」。 これは、一見両極に見える、 端と端にある「キモチ」に焦点を当てた、 トラベラーたちのオムニバス。 相対する、けれどどちらも必要、 という感覚のあいだにいる 「わたし」の、輪郭をなぞる本。 オモテから読むと、旅先の「Somewhere」に。 ウラから読むと、日々の「Here」に。 両A面の70P。 誰しもの心に棲んでいる、 旅と日常のこころの沈殿した部分を、 まるですくい取るような。 限定50部のみ、発売予定です。 *** 以下、『Somewhere & Here』冒頭文より抜粋 「どうして、旅に出るのですか?」。この答えをよどみなく話せるひとに、私たちは、まだ出会ったことがないようです。 反対に言うと、その理由が明確につかめるような存在が「旅」なのであれば、もしかしたら大勢のひとが、「旅」には出なくなってしまうかも。 理由はわからないけれど、どうしてか惹かれてしまう存在。人生の中で、一度は体験してみたいこと。成果はわからないけれど、この五感を浸してみたい空間。 そんなことが、誰しもの人生に在ると思うし、在ってほしいと私たちは願います。 「旅」。そのことばが持つ光、ときには影の部分にまでをも惹かれるように、非日常へと足を踏み出す旅好きたち。 「Somewhere&Here」は、旅人たちの「心の動き」にスポットライトを当てた、ちいさな本です。写真とことば、そのどちらもあって、初めて成立するような。 詩集と写真集の、あいだをふらり。そう、それこそ旅先でたゆたうみたいな不安定さと、余白を持って。人生のどこかのタイミングで、何度かあなたが読んでくれることで、やっとピースが揃いそうな――そんな本。 いつかあなたの「Somewhere&Here」にも、出逢うことができますように。 [ photo by 安永 明日香 (@https://twitter.com/noahbase2016) ]
    3,500円
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    旅するスカート 【b ベースネイビー/ペルー布・ネイビー】

    ※こちらの商品は、 【b ベースネイビー/ペルー布・ネイビー】柄です。 ※旅するスカートは、1着1着手作りです。リネン地のベースカラーが6色、ペルー布カラーもそれぞれ6色あり、組み合わせにより印象がとても異なります。お好みの1着をお選びくださいませ。 ※サイズは、フリーサイズです。ウエストから裾までの長さは約85センチ、画像のモデル身長は158センチです。 ※裏地あり、ポケット付きです。ベースブラック・ホワイトは裾がレース、他ベースカラーの場合は、裾にスリット入りと仕様が異なります。 ※金額には、送料が含まれています(北海道、沖縄及び一部離島は別料金の場合がございます。例外に該当される場合は、注文確定前に個別にご連絡させていただきます) <旅するスカート コンセプト> 世界を旅しながら、ずっと思っていました。 旅をするなら、風にふわっと揺れる、軽くて薄くて乾きやすく、それでいて色合いのきれいな、世界に溶ける洋服がいい。 ラオスで、タイで、トルコで、ペルーで。 旅をしながら自分の足で買い集めたテキスタイルを活用して、旅先でつい写真が撮りたくなる、もっと旅を楽しみたくなる、そんなスカートを作りました。 第一弾は、ペルー・マチュピチュの玄関口・クスコのお母さんが作った、ペルー布のカラフルなスカートです。 <旅するスカート 制作者について> ・プロデュース:伊佐知美 ・パターン、デザイン、縫製:いわいなな(https://twitter.com/nana_made) ・デザインディレクション:アイ(https://twitter.com/_YANAGI_i) ・Spetial Thanks:#旅と写真と文章と クルー
    14,500円
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    BOOK『Somewhere & Here』単品【#旅と写真と文章と petit冊子】

    活動4年目を迎えた、 オンラインコミュニティ「#旅と写真と文章と」。 その名の通り、旅と写真と文章との3つの軸の いずれかを愛するクルーたちが、 それぞれの「旅・写真・文章」と、 「日常」を持ち寄り合った、 ちいさな本ができました。 名前は、『Somewhere & Here』。 「ここではないどこか」と、 「今ここ、という日々の刹那」。 これは、一見両極に見える、 端と端にある「キモチ」に焦点を当てた、 トラベラーたちのオムニバス。 相対する、けれどどちらも必要、 という感覚のあいだにいる 「わたし」の、輪郭をなぞる本。 オモテから読むと、旅先の「Somewhere」に。 ウラから読むと、日々の「Here」に。 両A面の70P。 誰しもの心に棲んでいる、 旅と日常のこころの沈殿した部分を、 まるですくい取るような。 限定50部のみ、発売予定です。 *** 以下、『Somewhere & Here』冒頭文より抜粋 「どうして、旅に出るのですか?」。この答えをよどみなく話せるひとに、私たちは、まだ出会ったことがないようです。 反対に言うと、その理由が明確につかめるような存在が「旅」なのであれば、もしかしたら大勢のひとが、「旅」には出なくなってしまうかも。 理由はわからないけれど、どうしてか惹かれてしまう存在。人生の中で、一度は体験してみたいこと。成果はわからないけれど、この五感を浸してみたい空間。 そんなことが、誰しもの人生に在ると思うし、在ってほしいと私たちは願います。 「旅」。そのことばが持つ光、ときには影の部分にまでをも惹かれるように、非日常へと足を踏み出す旅好きたち。 「Somewhere&Here」は、旅人たちの「心の動き」にスポットライトを当てた、ちいさな本です。写真とことば、そのどちらもあって、初めて成立するような。 詩集と写真集の、あいだをふらり。そう、それこそ旅先でたゆたうみたいな不安定さと、余白を持って。人生のどこかのタイミングで、何度かあなたが読んでくれることで、やっとピースが揃いそうな――そんな本。 いつかあなたの「Somewhere&Here」にも、出逢うことができますように。 [ photo by 安永 明日香 (@https://twitter.com/noahbase2016) ]
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    旅するスカート 【b ベースネイビー/ペルー布・ネイビー】

    ※こちらの商品は、 【b ベースネイビー/ペルー布・ネイビー】柄です。 ※旅するスカートは、1着1着手作りです。リネン地のベースカラーが6色、ペルー布カラーもそれぞれ6色あり、組み合わせにより印象がとても異なります。お好みの1着をお選びくださいませ。 ※サイズは、フリーサイズです。ウエストから裾までの長さは約85センチ、画像のモデル身長は158センチです。 ※裏地あり、ポケット付きです。ベースブラック・ホワイトは裾がレース、他ベースカラーの場合は、裾にスリット入りと仕様が異なります。 ※金額には、送料が含まれています(北海道、沖縄及び一部離島は別料金の場合がございます。例外に該当される場合は、注文確定前に個別にご連絡させていただきます) <旅するスカート コンセプト> 世界を旅しながら、ずっと思っていました。 旅をするなら、風にふわっと揺れる、軽くて薄くて乾きやすく、それでいて色合いのきれいな、世界に溶ける洋服がいい。 ラオスで、タイで、トルコで、ペルーで。 旅をしながら自分の足で買い集めたテキスタイルを活用して、旅先でつい写真が撮りたくなる、もっと旅を楽しみたくなる、そんなスカートを作りました。 第一弾は、ペルー・マチュピチュの玄関口・クスコのお母さんが作った、ペルー布のカラフルなスカートです。 <旅するスカート 制作者について> ・プロデュース:伊佐知美 ・パターン、デザイン、縫製:いわいなな(https://twitter.com/nana_made) ・デザインディレクション:アイ(https://twitter.com/_YANAGI_i) ・Spetial Thanks:#旅と写真と文章と クルー
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女ふたり、30代の日々を赤裸々に綴る、noteメンバーシップが1周年を迎えました

*** 世界一周の旅を終えたのは、思い返せばもう随分と過去のことになりつつあって、2016年に出発して、2020年頃に一旦の放浪旅を終えた私は、時の流れとともにやっぱりちゃんと歳を重ねていた。 25歳で最初の会社を辞めて、27歳で兼業ライターに挑戦して、29歳で片道切符の無期限の世界旅に出ることにした。 30歳で離婚を選んで、世界一周の旅では飽き足らず世界二周目の旅に出て、3カ国の語学留学をしてこれからどうしようかなと考えて、コロナの間に沖縄移住、36歳でもう一度家族を

    • アンパンマンの絆創膏が服についてた。今、私は母を生きてる【生後5ヶ月7日目】

      子どもの注射あとに貼るアンパンマンの絆創膏が、知らない間に洋服についていた。 午後はしばらくこれで街を歩いてしまった。幸いにもコートは着ていたけど、たまに脱いでいやしなかったか……? 街行く方にふふふ、と笑いを提供してしまったかしら。 「アンパンマンが自分についてた」。その事実は、妊娠や出産、子育てなどの一連の時間の中で最も強く母になった、と感じさせるものだった。 授乳は夜間も含めて3〜4時間ごと、オムツ替えは1日8〜10回、💩は多い日で1日3回。 💩背中漏れにベッド

      • 愛しくて、いとしくて。ずっとその瞳に映っていたい【生後5ヶ月6日目】

        夏の出産から、結局年が明けるまで、noteの下書きに日記をしたため続けたまま、公開できずに今日になってしまったなぁ。 きっとこれからもまたバタバタしてゆくでしょう。であれば、もう今日から始めてしまおうね。 生後5ヶ月、新米母も同じだけ。時折息子は発熱して、生後2ヶ月、3ヶ月と合計数週間の入院生活をしたけれど、軒並み本当に幸せな子育ての時間を過ごせている。 最近は、年明け初めての息子の定期検診で病院へ。年末まで毎週通った病院も、状況が落ち着いたため3週間に一度になった。

        • 「愛してる」と言える日が来るなんて。今夏、子どもを産みました

          朝起きたら、隣にいつも赤子がいる。ずっとずっと会いたかった、私の子。生後1ヶ月の終わり頃から、少しずつ笑うようになってきて、その笑顔を見るたびに、こんなにも嬉しいものだったのかと驚きが隠せない。 世界に、こんな種類の幸せがまだ残っていたなんて。 子育てをしている人は、みんなこの幸せを知っていたの? 世界を旅していた頃は、気づかなかった。 「もしかしたら、私の人生の未来にも」と微かには思っていたかもしれないけれど、「今だ」とは到底決められず、「私は私の人生を生きるの」とず

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        女ふたり、30代の日々を赤裸々に綴る、noteメンバーシップが1周年を迎えました

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        • Mother's Journey
          伊佐 知美
        • 妊娠日記(200days diary)
          伊佐 知美
          ¥1,000
        • ともみの部屋 #2
          伊佐 知美
        • #旅と写真と文章と
          伊佐 知美 他
        • 大人のデザイン留学、はじめました@自宅リモート【#モンアカ】
          伊佐 知美
        • #SAGOJOスクール フォトライター講座
          伊佐 知美

        記事

          【妊婦日記】トツキトオカの私の歩み

          2023年7月下旬、38週で臨月も後半戦。 人生ではじめての妊娠生活。 数日前の13回目の妊婦健診では、「子宮口が開き始めて、もしかしたら来週の妊婦健診より前に産まれるかもしれない」という言葉も聞けた。 先生は、胎児の頭に指先が触れられたらしい。 お腹の中に、たしかに今息づくちいさな命。 産まれる前に、産まれるまでのトツキトオカを、できれば書き残しておきたくて。 妊娠1ヶ月から、臨月までの妊娠10ヶ月までをそれぞれ綴ります。旅好きで自分勝手な36歳が、母になってゆく

          【妊婦日記】トツキトオカの私の歩み

          旅を愛していた私、30代半ばでやっと心から「子どもが欲しい」と思えるようになった

          最初に子どもを持つ、持たないの人生に真剣に向き合わざるを得なくなったのは、32歳の時、新宿駅で。 再来週に控えた、初めてプロデュースする海外旅行のパッケージツアーに、自分も参加するし、お客さまも10名連れてゆく、というモロッコ渡航の仕事の準備のために東京を歩いていた、日暮れの時間帯。 珍しい母からの着信。電車に乗ろうと西口から新南口に向かう坂を登っていた私、何気なく通話ボタンを押す。 「子宮頸がんの再検査が必要だって」。今思えば、ただつい最近受けた婦人科系のがん検診に、

          旅を愛していた私、30代半ばでやっと心から「子どもが欲しい」と思えるようになった

          【妊娠日記】出産予定日は「来週」に。泣いても笑ってもベビーはやってくる | あと11days

          臨月の変化はものすごいものがあり、とにかくお腹が重くて笑ってしまう。 予定日まで2週間を切った最近は、突然体のむくみ、とくに下半身・脚のむくみがすごくて、それでも数日前までは笑えていたのだけれど、この2〜3日はちょっと不安になるレベルの象に🐘 でもやっぱりすべては子宮が下がって、胃と肺の圧迫が数ヶ月ぶりに解消されたことでチャラにできそう。息切れのレベルもだいぶ下がった。 変わったことは、お腹が重すぎて寝返りを打つのが一大事。総計5キロくらいお腹を抱えて、左から右向きに寝

          【妊娠日記】出産予定日は「来週」に。泣いても笑ってもベビーはやってくる | あと11days

          【妊娠日記】36歳の365日を振り返って|予定日まであと12days

          7月24日は、私にとって36歳最後の日だ。明日になったらひとつ歳を重ねて、37歳になるらしい。 昨年までは、年齢に抗いたい気持ちが拭えなくって、どうにか認めない方向性で生きたかった気がしていたけど、今年は誕生日自体がもはや自分にとっての一大イベントではない気持ち。 もう今年は十分に幸せすぎるほど、すでにギフトをもらっているから。だからなんだか、誕生日、という存在が、まるで他人事みたいな心持ち。 たとえば、妊娠の継続、事実婚だった夫との話し合いの末の納得できる結論での法律

          【妊娠日記】36歳の365日を振り返って|予定日まであと12days

          あの海を越えた先に、出会いたい未来があると思えるから #わたしと海

          *** 長い旅をしている間、ずっと海のそばに居たいと思っていた。 たとえば、モロッコの砂漠に向かう道すがら、どうしても海が見たくなって、衝動的にスペインの海岸線に進路を変えたことがあった。 クロアチア国内を北上する時は、地元の人にどんなに「陸路の方が早いわよ」と言われても、船でドゥブロブニクからプリトヴィツェ湖群国立公園まで辿り着くために、海路を選んだこともある。 島が丸ごと世界遺産のマルタ共和国に1ヶ月滞在した時は、とにかく時間があれば四方八方に広がる海に出かけて、

          あの海を越えた先に、出会いたい未来があると思えるから #わたしと海

          【妊娠日記】さて、私たちはどう生きようか?|予定日まであと20days

          里帰りした直後の一週間は、体調を整えることと、環境に慣れること、転院後最初の検診を無事に終えること(検査項目が多くて3時間くらいかかった……!)、両親と久しぶりに話すこと。 あとは何も、本当になあんにも用意していなかった新生児用品を、リストアップしていたものを参考に、とにかく片っ端から決断して買いに行ったり、ポチったりすることに時間を費やした。 二週間目は、それを引き続きやりつつも、おもに新潟にいる間に会いたい人、挨拶しておきたい人たちに会う期間。遠方から訪ねてくれる友人

          【妊娠日記】さて、私たちはどう生きようか?|予定日まであと20days

          【妊娠日記】ついに臨月にinします|予定日まであと29days

          できたら朝日の眩しさで目を覚ましたい、と願う私にとって、この部屋は理想的なそれだった。青々とした田んぼの稲が新潟の風にそよぐ。東から南、西の日差しが入る大きな窓たち、日々育つ畑の枝豆、すこし足を伸ばせばたどり着く海の気配、神が棲んでいそうな地元の神社。 人生の凪だ、とこの数年感じてきた。けど、2023年7月はそのかたまりみたいな始まりの1週間。予定はあるし、まだ有難いことに多少なり仕事もある。里帰り先で会いたい友人や、新潟をわざわざ訪ねてくれる人との時間、まだ買い足したいも

          【妊娠日記】ついに臨月にinします|予定日まであと29days

          【妊娠日記】7月がやってくる。正期産まであと2週間|予定日まであと36days

          この二週間くらい、伏せっていた。と言ってもずっとベッドにいたというわけではないのだけれど、喉から来た風邪?みたいなやつが鼻にきて、全身のだるさや時折の頭痛、かる〜い眩暈など(後半は妊婦のやつかもしれないけれど)と妊娠後期のそもそもの眠れなさ、息苦しさなどが相まって、 半日は調子が良い、あとの半日は調子が悪い、翌日は終日絶不調、その翌日はまた半日か数時間調子が良い、あとの半日は調子が悪い……という交代制のリズムの中で、ゆっくりと薬が飲めない妊娠期間の体調不良の回復を眺めていた

          【妊娠日記】7月がやってくる。正期産まであと2週間|予定日まであと36days

          【妊娠日記】里帰り出産の準備へ。あたらしい旅が始まる|予定日まであと51days

          新生児を迎えるにあたって必要なものは、まだ何一つ手元にないのに、つい探してしまうのは「撮ってかわいい」ものばかり。 ミニベッドのクーファン、ベビーフォトを撮る用のイブルマット、「10days」「1month」など日付がわかるレターバナー、退院着、足形と手形が取れる命名書、すぐには着られないサイズなのに絶対ほしいクマ耳がついたナイトウェアetc……。 里帰りをする日まであと一週間ほど。実家に着いたら、今まで調べたものをすべて買い揃える日々を始めよう。 まずは東京ですべきこ

          【妊娠日記】里帰り出産の準備へ。あたらしい旅が始まる|予定日まであと51days

          【妊娠日記】言葉にできない不安とたたかう|予定日まであと55days

          なんて、日々そんな風に仰々しく思っているわけではないはずなのだけど。 今日の夜、彼と話していたとき、些細なきっかけで涙がこぼれて、その理由が自分でもわからなくって。時間をかけて心当たりを探ってみたら、シンプルに未知数なことが多すぎて、不安や心配があるんだな、と思い当たった。 そしてそれを自覚しきることなく、過ごしていることにもどこかで気がついていて、解消しなければな、と思っていたから、体が涙をこぼしたのだな、ということにも。 この数年、ずうっと望んでいた子どもを身籠るこ

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          【妊娠日記】別に誰にいうものでもないけれど、妊娠と爆バストの話|予定日まであと58days

          妊娠すると、胸が大きくなる、という噂を聞いたことがある。「え、これまじやん」と思い始めたのは、妊娠初期の早めの頃だった。 が。「あんなん序の口すぎましたわ」と思っているのが妊娠後期、あと2日くらいで妊娠9ヶ月に入る私の感想。いや、これは、なんていうか…… 漫画家の峰なゆかさんが、育児エッセイ漫画の「わが子ちゃん」で己のバストを描写していたのは、「童貞が想像で描いた爆乳のよう」だったけれど、ついぞ賛成したい気持ちになる。 なんだか、妊娠中期くらいまでは「え〜っこれめっちゃ

          【妊娠日記】別に誰にいうものでもないけれど、妊娠と爆バストの話|予定日まであと58days

          【妊娠日記】世界は深く、広くなる。狭くなんて、決してしない、ならない|予定日まであと 59days

          あいも変わらず私たちは、家を一歩出れば越境できる、という事実をつい忘れてしまいそうになっていた。 バスに乗れば街は変わるし、電車に乗れば県も変わる。つい1ヶ月前までは飛行機に乗って徒歩では辿り着けない島にも行っていたのだし、今日友人は日本を出て海外で暮らすために飛び立った。 家からたった3つ分のバス停を越えただけ。それなのに、随分と遠くへ、違う街へと来たような気がした今日。 人並みの速さで歩くのがなかなかに難しくなったこの数週間は、私の距離感を知らない間に少しずつ塗り替

          【妊娠日記】世界は深く、広くなる。狭くなんて、決してしない、ならない|予定日まであと 59days