伊佐 知美

世界一周の旅とことば。旅と写真と文章を愛してる。長い旅と沖縄移住を経て、2023年夏に…

伊佐 知美

世界一周の旅とことば。旅と写真と文章を愛してる。長い旅と沖縄移住を経て、2023年夏に第一子を出産しました。📖 これからの人生を考えるnoteメンバーシップやってます: https://note.com/isanoci

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  • ともみの部屋 #2

    伊佐知美の、世界一周の旅とエッセイ。2016年10月〜

  • #旅と写真と文章と

    • 240本

    オンラインコミュニティ「#旅と写真と文章と」共同運営マガジンです。「世界は広くて、とってもキレイ」。

  • 妊娠日記(200days diary)

    子どもが産まれるまでの特別な日々を忘れないために

  • 大人のデザイン留学、はじめました@自宅リモート【#モンアカ】

    フィリピン・セブに拠点を置くデザインスクール「モンスター・アカデミア」の、リモート留学日記です。まずは1ヶ月間、平日週5日、19:15〜22:45まで(3時間半!)毎日学習予定なので、その記録を綴ります。デザイン、人生ではじめて学ぶ、ドキドキ。

  • #SAGOJOスクール フォトライター講座

    日本の秘境と呼ばれる、積雪量4Mを超える年もあるという「石川県白峰」エリアを舞台に、2泊3日の「写真と文章を学ぶ旅」を開催しました!その際の、参加者の皆さまの noteをまとめたマガジンです。by SAGOJOスクール

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女ふたり、30代の日々を赤裸々に綴る、noteメンバーシップが1周年を迎えました

*** 世界一周の旅を終えたのは、思い返せばもう随分と過去のことになりつつあって、2016年に出発して、2020年頃に一旦の放浪旅を終えた私は、時の流れとともにやっぱりちゃんと歳を重ねていた。 25歳で最初の会社を辞めて、27歳で兼業ライターに挑戦して、29歳で片道切符の無期限の世界旅に出ることにした。 30歳で離婚を選んで、世界一周の旅では飽き足らず世界二周目の旅に出て、3カ国の語学留学をしてこれからどうしようかなと考えて、コロナの間に沖縄移住、36歳でもう一度家族を

    • 【育児 / 写真日記】1歳過ぎたら離乳食は一体どこへ向かうのだろう- 生後355日目

      ママよりパパより何より先に、言葉らしい言葉を発したのは「ばっば」だった。ばぁば……? つい数日前に、初めてア行以外の発語として、「イッチッチ」を言い始めたと思ったのに、もう別の言葉に取り掛かってしまうのか。 古い友人とランチへ。ソファ席もベビーカーも虚しく、とにかく床で全力ハイハイしたい息子を止めるのに必死。 離乳食、やっと軌道に乗ってきた。ここ1週間ほどで、3食すべてである程度食べてくれるようになってきた。ここまでくるのに、長かった……苦節半年!(笑) と思ったら、来

      • 【育児 / 写真日記】 とうもろこしのおいしさ、二度見🌽 - 生後354日目

        昨日よりも、もっと「言葉のような音」を発していた。もしかしたらあと数日で、立つよりも先に言葉を発するかもしれない。 1歳の誕生日まで、あとすこし。もう少しだけ、0歳の日々を堪能させて。

        • 【育児 / 写真日記】 「昨日までの君」には、もう一生会えないから - 生後353日目

          [ 生後11ヶ月17日 ] 明らかに何かを喋っている。「イッチッチ」「イッジッジ」「キュパァ〜」 主張が強くなった。要求が通らないと、通るまで一度泣き通すことを覚えてしまったらしい。 力も強い。握力も腕力も脚力も、私よりあるんじゃないかと思う瞬間があるほどに。 スプーンで初めて自分でバナナを食べた。 離乳食は3回食、おかゆは3〜4分がゆ。 今日の初めてメニューはブリの照り焼き。 数日前から、急に指さしも始まった。 君が見ている世界が急に鮮明にシェアされる。 もう少

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        • 【育児 / 写真日記】1歳過ぎたら離乳食は一体どこへ向かうのだろう- 生後355日目

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          【育児 / 写真日記】人生はじめての、夏祭り、盆踊り - 生後352日目

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          【育児 / 写真日記】1年前、陣痛を待っていたこの家、この部屋で - 生後351日目

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          初めての子連れ海外旅は、友達暮らすタイ・チェンマイへ!🇹🇭【息子・生後10ヶ月】

          なんとか関西国際空港そばのホテルまで辿り着けた。息子とふたり。 今は22時を回ったところ。息子とふたり17時頃にホテルに着いて、しばらくハイハイできなかった息子を全力で遊ばせ、ちょっぴりコンビニに買い出しに行き、18時半に離乳食。 いつもはタンパク質が15g、とか野菜や果物30g〜とか、色々考えてバランスよく食べさせたい、とか思うけど、旅のはじまりの本日は、母の体力温存と荷物を汚さないこと、も大切だ。パウチの離乳食にありがたく手を合わせ、「海鮮チャーハンがゆ」と野菜と果物

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          子育ては、世界一周と同じくらい楽しくて愛しい

          その昔、「世界一周ができない人生なんて、生きてる意味ない」と心底思って、覚悟を決めて、長いながい、片道切符の旅に出た。 旅をすればするほど世界はどんどん綺麗になるし、歩みを進めれば進めるほど、ますます訪れたい場所も増える。「少なくともあと数年は目的地も決めず、家も持たず、このスーツケースとリュックだけ持ち歩き、旅暮らしをしよう」と続けた。 並行して、「トラベルライターという職業って、もしかして人類全員が就きたいんじゃないか……?」とばかみたいに思ってしまう瞬間があるくらい

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          「愛してる」と言える日が来るなんて。今夏、子どもを産みました

          朝起きたら、隣にいつも赤子がいる。ずっとずっと会いたかった、私の子。生後1ヶ月の終わり頃から、少しずつ笑うようになってきて、その笑顔を見るたびに、こんなにも嬉しいものだったのかと驚きが隠せない。 世界に、こんな種類の幸せがまだ残っていたなんて。 子育てをしている人は、みんなこの幸せを知っていたの? 世界を旅していた頃は、気づかなかった。 「もしかしたら、私の人生の未来にも」と微かには思っていたかもしれないけれど、「今だ」とは到底決められず、「私は私の人生を生きるの」とず

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          【妊婦日記】トツキトオカの私の歩み

          2023年7月下旬、38週で臨月も後半戦。 人生ではじめての妊娠生活。 数日前の13回目の妊婦健診では、「子宮口が開き始めて、もしかしたら来週の妊婦健診より前に産まれるかもしれない」という言葉も聞けた。 先生は、胎児の頭に指先が触れられたらしい。 お腹の中に、たしかに今息づくちいさな命。 産まれる前に、産まれるまでのトツキトオカを、できれば書き残しておきたくて。 妊娠1ヶ月から、臨月までの妊娠10ヶ月までをそれぞれ綴ります。旅好きで自分勝手な36歳が、母になってゆく

          【妊婦日記】トツキトオカの私の歩み

          旅を愛していた私、30代半ばでやっと心から「子どもが欲しい」と思えるようになった

          最初に子どもを持つ、持たないの人生に真剣に向き合わざるを得なくなったのは、32歳の時、新宿駅で。 再来週に控えた、初めてプロデュースする海外旅行のパッケージツアーに、自分も参加するし、お客さまも10名連れてゆく、というモロッコ渡航の仕事の準備のために東京を歩いていた、日暮れの時間帯。 珍しい母からの着信。電車に乗ろうと西口から新南口に向かう坂を登っていた私、何気なく通話ボタンを押す。 「子宮頸がんの再検査が必要だって」。今思えば、ただつい最近受けた婦人科系のがん検診に、

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          【妊娠日記】出産予定日は「来週」に。泣いても笑ってもベビーはやってくる | あと11days

          臨月の変化はものすごいものがあり、とにかくお腹が重くて笑ってしまう。 予定日まで2週間を切った最近は、突然体のむくみ、とくに下半身・脚のむくみがすごくて、それでも数日前までは笑えていたのだけれど、この2〜3日はちょっと不安になるレベルの象に🐘 でもやっぱりすべては子宮が下がって、胃と肺の圧迫が数ヶ月ぶりに解消されたことでチャラにできそう。息切れのレベルもだいぶ下がった。 変わったことは、お腹が重すぎて寝返りを打つのが一大事。総計5キロくらいお腹を抱えて、左から右向きに寝

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          【妊娠日記】36歳の365日を振り返って|予定日まであと12days

          7月24日は、私にとって36歳最後の日だ。明日になったらひとつ歳を重ねて、37歳になるらしい。 昨年までは、年齢に抗いたい気持ちが拭えなくって、どうにか認めない方向性で生きたかった気がしていたけど、今年は誕生日自体がもはや自分にとっての一大イベントではない気持ち。 もう今年は十分に幸せすぎるほど、すでにギフトをもらっているから。だからなんだか、誕生日、という存在が、まるで他人事みたいな心持ち。 たとえば、妊娠の継続、事実婚だった夫との話し合いの末の納得できる結論での法律

          【妊娠日記】36歳の365日を振り返って|予定日まであと12days

          あの海を越えた先に、出会いたい未来があると思えるから #わたしと海

          *** 長い旅をしている間、ずっと海のそばに居たいと思っていた。 たとえば、モロッコの砂漠に向かう道すがら、どうしても海が見たくなって、衝動的にスペインの海岸線に進路を変えたことがあった。 クロアチア国内を北上する時は、地元の人にどんなに「陸路の方が早いわよ」と言われても、船でドゥブロブニクからプリトヴィツェ湖群国立公園まで辿り着くために、海路を選んだこともある。 島が丸ごと世界遺産のマルタ共和国に1ヶ月滞在した時は、とにかく時間があれば四方八方に広がる海に出かけて、

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          【妊娠日記】さて、私たちはどう生きようか?|予定日まであと20days

          里帰りした直後の一週間は、体調を整えることと、環境に慣れること、転院後最初の検診を無事に終えること(検査項目が多くて3時間くらいかかった……!)、両親と久しぶりに話すこと。 あとは何も、本当になあんにも用意していなかった新生児用品を、リストアップしていたものを参考に、とにかく片っ端から決断して買いに行ったり、ポチったりすることに時間を費やした。 二週間目は、それを引き続きやりつつも、おもに新潟にいる間に会いたい人、挨拶しておきたい人たちに会う期間。遠方から訪ねてくれる友人

          【妊娠日記】さて、私たちはどう生きようか?|予定日まであと20days

          【妊娠日記】ついに臨月にinします|予定日まであと29days

          できたら朝日の眩しさで目を覚ましたい、と願う私にとって、この部屋は理想的なそれだった。青々とした田んぼの稲が新潟の風にそよぐ。東から南、西の日差しが入る大きな窓たち、日々育つ畑の枝豆、すこし足を伸ばせばたどり着く海の気配、神が棲んでいそうな地元の神社。 人生の凪だ、とこの数年感じてきた。けど、2023年7月はそのかたまりみたいな始まりの1週間。予定はあるし、まだ有難いことに多少なり仕事もある。里帰り先で会いたい友人や、新潟をわざわざ訪ねてくれる人との時間、まだ買い足したいも

          【妊娠日記】ついに臨月にinします|予定日まであと29days