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もう二度と戻ってくることのない風景

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僕の日々の生活で学んだこと、気づいたこと、悩み、何でも書きます。
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#人生

人生の中で、「最悪だ」と思う出来事って、案外「最高」だったりする。

人生の中で、「最悪だ」と思う出来事って、案外「最高」だったりする。

どんなに嫌なことがあっても、苦しい日々が続いても、物事が上手くいかなくても、それは、いつか必ず良い出来事が起こる為に必要なことなんだ。
そんなふうに、僕は思うようにしています。
僕は思うようにしていますと言っても、昔からそんなふうに思っていたわけでもなく、いつもそんなふうに思えているわけでもなく、今でも頑張ってそう思うように意識しているのだけど。

「あぁ、あの出来事がなかったらこの人に出会ってい

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誰かの人生を追い求める人生。自分の人生を追い求める人生。

誰かの人生を追い求める人生。自分の人生を追い求める人生。

僕たちは、自分がこの世界で唯一無二の存在であることをすぐに忘れてしまう。でも自分がそんな当たり前のことを忘れているだなんて、ほとんど
みんな思っていない。

高校を卒業したら大学に進学したほうがいい。
新卒で入った会社をすぐに辞めるのは良くない。
仕事を辞めたらすぐに転職活動をしないといけない。
この歳にもなってアルバイトなんてできない。
夢を追いかけても良かったのは学生の頃だけ。
夢を叶えられな

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バンコクからチェンマイ、そしてパーイへ。〜人生を変えてしまうパーイという町〜

バンコクからチェンマイ、そしてパーイへ。〜人生を変えてしまうパーイという町〜

チェンマイにある人気のパン屋さんへ行ったときだった。このお店は8時が開店時間で、僕は8時50分くらいに行った。すでに店は満席状態だったので、僕はパンとコーヒーを注文し、席が空くのを待つことにした。5分くらい経った頃、3人がけのテーブル席が空いた。
僕の前にいた2人組がその席に座り、二人は僕に、良かったら一緒に座ってくださいと言ってくれた。僕はその席に座った。

僕は二人にWhere you guy

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自由な人生を生きるために、僕はこの旅を続けることにする。

自由な人生を生きるために、僕はこの旅を続けることにする。

なぜ僕は旅なんかしているんだろう。こんなにも慣れないものばかりに囲まれて、全てが使いにくく、全てが思うようにいかないことばかりなのに。
蒸し暑く騒がしいバンコクの夜道を歩きながら、僕はそんなことを思った。

旅に出る前にあった高揚感は、いざ旅に出てしまうとなくなってしまう。それは旅が、自分の思い描く幻想から現実へと変わり、一気に孤独という状態に自分の身を置くことになるからだ。孤独はなかなか辛い。で

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だから僕は新しいものを求め、旅に出る。

だから僕は新しいものを求め、旅に出る。

京都で生まれ育った僕はいつしか、
東京という街に漠然とした憧れを持つようになった。

いつからだったか、たしか小学生5年生くらいだった気がする。
僕はテレビに映る東京という街を見て、いったいどんなところなのだろう、一度行ってみたいなと思った。
それ以来、僕は時間があると小学校の校舎の屋上へ行き、
東京がある東側を眺め、
「この山の向こうに東京があるんだなぁ」
なんてことをぼーっと考えながら過ごして

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2022年6月から世界を放浪します。

2022年6月から世界を放浪します。

いつか、どこか、もっと遠くへ行ってみたい。
幼い頃からずっとそんなことを思いながら生きてきた。

僕は歳を重ね、少しずつ遠くへ行くようになった。
でも遠くへ行けば行くほど、僕の中に生まれる感情は、
もっと遠くへ行きたいという気持ちだった。

そんな僕は今年、世界一周に行くことを決めた。
経路はまだ完璧には決まっていないが、
日本→タイ→トルコ→イタリア→ポルトガル→モロッコ→スペイン→ドイツ→オラ

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70万円もするライカというカメラを買ったことで感じたこと。

70万円もするライカというカメラを買ったことで感じたこと。

アイデアというのは、お風呂であったりトイレであったり、
そういった気持ちが良いと感じる場所でふと浮かぶと言われている。
僕の場合、トイレで座っているときにふと「ライカを買おう」と思った。

なぜライカという70万円もするカメラをそのとき買いたいと思ったのか、自分でも本当に分からない。その後、数日考えてみたのだが、やっぱり「ライカを買おう」という気持ちが僕の中から消えることはなかった。
僕は銀座のラ

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僕はそんな世の中に生きる自分の人生に、大きな希望を持っていたいと思う。

僕はそんな世の中に生きる自分の人生に、大きな希望を持っていたいと思う。

さっきまで降っていた雨が、地球にある様々な汚れを洗い流してくれた。
今夜の星空は、そんな風に思わせてくれる綺麗な星空だ。
年が明けてからの東京には、雪が降ったり、雨が降ったりしている。
雲ひとつない晴天の日の次の日には大雪が降り、雪が終わるとまた晴天になり、そしてすぐに雨が降った。そして今夜また晴れた。

天候というものは本当に気まぐれだ。
現代には天気予報という便利な情報があって、
僕は毎朝その

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自分だけのかけがえのない人生を生きること。

自分だけのかけがえのない人生を生きること。

八坂神社へ初詣に訪れる人達で溢れかえる、元旦の祇園。
そんな祇園から南に10分程歩くと、突然大きなお寺がある。
門をくぐると、まるで何百年も昔にタイムスリップしたかのような、
異世界が広がっていた。
さっきまで聞こえていた都会の騒音が消え、
そこにあるのは、鳥の鳴き声と風で揺れる葉っぱの音だけ。
僕の2022年は、この場所での座禅から始まった。

以前から「禅」というものに興味があり、その入り口と

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ハリウッドへ挑戦をしたその日から。

ハリウッドへ挑戦をしたその日から。

今から約4年ほど前、僕はロサンゼルスのレドンドビーチから夕日を眺めていた。

その日、僕は人生で初めて、日本以外の場所で一人になった。
隣には誰もいない。当然、頼れる人も近くにいない。何か問題が起こったとしても、ここは言語も文化も違う外国であり、その問題を自分一人で対処できるかもどうかも分からない。そんな状況に今自分がいるということを、この場所で感じていた。
僕はなぜか涙が出てきた。
「太陽を見な

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怒る人間へ思うこと。

怒る人間へ思うこと。

僕は現在、あるお店の経営に関わっているのだが、
その現場や、そこで出会う人間達を見て思うことがたくさんある。
今回お話ししたいことは、「経営について」と呼ぶのか、
「マネージメントについて」と呼ぶのかが、少し分からないような内容だ。
この記事の題名が「怒る人間へ思うこと。」なので、
もっと何の話しをしているのか分からないのだが、僕の記事にたまたま出会い、まぁ少しでも時間がある方がいたら、ぜひ読んで

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孤独について。〜孤独からの逃走〜

孤独について。〜孤独からの逃走〜

僕は、人間は皆「孤独」だと思っている。
思っているというよりも、感覚的に知っていると言ったほうが正しい表現になるかもしれない。
これを読んでくれた方も人間は孤独だと知っていると、僕は思っている。

皆、「人間は孤独だ」と思いながら、その孤独から解放される為に
あれこれ考えながら生きている。
勉強、遊び、スポーツ、仕事、趣味、創作活動、
これらのような活動をすることによって、その瞬間だけは孤独を感じ

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移動を控えない。人との接触を避けない。

移動を控えない。人との接触を避けない。

全ての人間はどんな状況であっても、誰にも奪うことのできない自由を持っている。

「心」だ。

「心」というと少し抽象的な表現になってしまうから、もう少し簡単な表現をするならば、選択の自由というのかもしれない。

愛する人とのデートの日に朝から雨が降っていた。
この自分の目の前で起きていることに対して、
雨が降ってラッキーだったのか、アンラッキーだったのかを選ぶのは自分の心だ。
だから、人生で起こる

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死ぬまでにやりたいこと。~bucket list~

これからの生き方を考えようとしたとき、面白いことを思いついた。
それは、死ぬまでにやりたいことは何か。  

最近見た海外ドラマの老人が言うセリフの中に、こんな言葉があった。
「人間は生まれてきた瞬間から、死に向かっている。人生はあっという間だぞ。」
その老人は70年間ほどの人生が、あっという間に過ぎた感覚があるのだろう。頭で分かっていても、心で人生はあっという間だと感じることは、
今の僕ではなか

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