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2022年6月から世界を放浪します。
いつか、どこか、もっと遠くへ行ってみたい。
幼い頃からずっとそんなことを思いながら生きてきた。
僕は歳を重ね、少しずつ遠くへ行くようになった。
でも遠くへ行けば行くほど、僕の中に生まれる感情は、
もっと遠くへ行きたいという気持ちだった。
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そんな僕は今年、世界一周に行くことを決めた。
経路はまだ完璧には決まっていないが、
日本→タイ→トルコ→イタリア→ポルトガル→モロッコ→スペイン→ドイツ→オランダ→フランス→イギリス→アメリカ→カナダ→アメリカ→日本
こんな感じで、2ヶ月ほどかけて地球を放浪してこようと思う。
僕はどこかへ旅に出るとき、その場所で必ず見るものがある。
それは、サンセットだ。
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サンセット、夕陽の時間。
僕はこの時間が本当に好きなんです。
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太陽の光が建物や人を照らし、オレンジ色に染まった風景を見ているとき、
僕の心は、それ以上ないくらい穏やかになり、「生きていて良かったな。」と、心の底から思うことができる。
僕はそんな夕陽を、いつしか色んな場所から見たいなと思った。
夕陽が沈む西に向かって、僕は地球を一周する。
その間に、いくつの美しい夕陽が見れるだろうか。
旅にはいつも、人それぞれ違った目的があるけれど、
今回の僕の旅は、「世界の美しい夕陽をできるだけ見ること。」
これが一つ大きな目的になるだろう。
そしてその夕陽にシャッターを切り、世界を旅して集めた夕陽の写真集なんかを作っても面白いななんてこと考えてたりしている。
多くの人が出来ることが出来ない人間、それが僕だ。
そんな自分を社会と上手く付き合わせることが、いつも本当に大変だなって思う。そんな自分を責め、世界と自分を完全に切り離そうとした時期もあった。でもそんなことは出来なかった。
人間は一人では生きていけないと気づき、同時に自分は人との繋がりを心の奥では求めていることに気がついた。
それから社会と関わる為に、僕は就職をしてみた。
その結果、一日で辞めてしまった。
自分ではない誰かが作った会社という世界の中で、
僕は仕事というものに心から打ち込むことができなかった。
そんな僕は、旅をしているとき、生きているなと実感できる。
だから僕は旅を愛しているし、そんな旅を通じて、社会と関わりを持つことができたら幸せだろうなって思う。
いつか、僕の旅が誰かの為になる。そんな旅をしたい。
それは今の僕の夢であり、目標だ。
旅から何か得られることがあるのか?とか聞かれたら、
正直それは分からない。
確実に何かを得られている感覚はあるけれど、結局何も得ていないような気もする。忘れてしまうこともたくさんある。
でも僕は、もし旅が人生にとってなんの意味を持たないものだとしても、
それで良いんじゃないかなって思う。
だって、新しい経験も、感動したことも、泣いたことも、笑ったことも、
それらの経験を僕たちは生きていくうちにほとんど忘れてしまうから。
それって旅と全く同じこと。
だから人生は長い旅であって、旅は、そんな人生の儚さや尊さを、
いつも僕に教えてくれる。
そんな大好きな旅がまたこれから始まる。
この旅がどんなものになったとしても、それは、これからの僕の人生に、
希望の光を与えてくれるものになるだろう。
2022年6月23日世界一周スタート
このnoteで、旅をしているときに感じたことや思ったことをたくさん文章にしていきたいと思っています。
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